【IPO新規上場株】ツナグ・ソリューションズ(6551)の財務分析

ツナグ・ソリューションズ

ツナグ・ソリューションズ6月30日上場


6月30日に東証マザーズに新規上場します。ツナグ・ソリューションズの財務分析を行ってみたいと思います。

ツナグ・ソリューションズが上場する6月30日は他にSYSホールディングスGameWithも上場します。

資金が分散する可能性も少なからずありますが注目を浴びるきっかけになるかもしれません。

一方で北朝鮮問題やトランプ関連、ブラジルの問題などで一気に地合が悪くなる可能性もはらんでいます。

なお、財務分析は目論見書で掲載されている直近2年によります。

ツナグ・ソリューションズのビジネスモデル


ツナグ・ソリューションズの事業内容として目論見書には下記のように書かれています。

アルバイト・パート のRPO(Recruitment Process Outsourcing 採用活動代行)サービスを中心とした人材サービス事業を当社、株式会社テガラミル及び株式会社 スタッフサポーターが展開しているほか、「シフ トワークス」、「ショットワークス」等のアルバイ ト求人サイトの企画、運営を中心としたメディア サービス事業を株式会社インディバルが展開し ております。さらには、株式会社セブン-イレブ ン・ジャパンのコンビニエンスストアを運営するリテールサービス事業を株式会社チャンスク リエイターが展開しております。

どうやら採用関連として採用代行や求人メディア、店舗運営、研修などが主な商売のようです。

集客から採用、入社研修、定着と一連の流れ全般を手がけていることが強みなんでしょうね。

ツナグ・ソリューションズ

出所:ツナグ・ソリューションズ目論見書

 

ツナグ・ソリューションズビジネスの流れ

出所:ツナグ・ソリューションズ目論見書

ツナグ・ソリューションズの収益性


売上構成比

売上構成比(受注状況)

28年度で

人材サービス事業 63.15%

メディアサービス事業 25.74%

リテールサービス事業 11.09%

となっています。人材サービスが中心になっていますね。

売上高総利益率

次に粗利の部分にあたる売上高総利益率からみていきましょう。

売上高総利益率をみることでその企業の商品力をみることができます。

27年度38.01%

28年度43.75%

と少し良化していますね。

人材系は比較的この数字は高めの傾向があります。

売上高営業利益率

次に本業の儲けを表す売上高営業利益率です。

27年度 2.35%

28年度 4.52%

とこちらも少し改善しています。

売上高総利益部分の差が5%くらいありますので

売上高総利益の伸びと比較すると販売比および一般管理費がかかるようになったといえます。

売上高経常利益率

次に利息や営業外収益を含めた売上高経常利益率をみていきます。

27年度 2.02%

28年度 4.41%

こちらも売上高営業利益率と同様に改善しています。

ちょっと変わったところだと営業外収益に保険の解約返戻金と助成金があります。

また営業外費用に解約違約金があります。

売上伸び率

次に売上の伸びをみてみます。

28年度62.68%

となっています。

大きく伸びていますね。

自己資本利益率(ROE)

27年度 18.25%

28年度 29.08%

利益が改善したことによりROEは大きく良くなっています。

収益性まとめ

売上の伸びがよく利益も良化傾向です。




ツナグ・ソリューションズの安全性


自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率はどうでしょう?

27年 18.25%

28年 20.38%

となっています。普通といえば普通のレベルです。

このあたりは上場で大きく変わりますので参考程度ですけどね。

流動比率

次に短期的な支払能力をみる流動比率です。

27年 112.44%

28年 110.82%

となっています。100%が安全性の目安ですから悪くはないレベルですね。

流動資産に占める現金比率はそれほど高くはありません。

受取手形・売掛金が多くなっています。

キャッシュフロー

キャッシュフローは営業活動がプラスとなっています。

投資活動がマイナス財務活動がプラスとなっています。

すごくいい訳ではありませんが問題ないレベルでしょう。

安全性まとめ

安全性は特に問題ないようです

また、このあたりは上場することで更に改善しますので当面の資金繰り等で問題は起きにくいと想定されます。

 

ツナグソリューションズの株価


PER、PBR

双方とも同業と比べて割安感はそれほどありません。

ただ、規模もそれほどおおきくないため株価は期待できるかもしれませんね。

また、近年の人不足の問題は時流にあったビジネスなのでそのあたりもプラスに働く可能性もあります。

 

まとめ


今回はツナグ・ソリューションズの財務を中心に分析してみました。

次回は初値予想をしてみたいと思います。
IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。


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