コインチェックが一部仮想通貨の取扱廃止を発表。要注意!確定申告必要になるかも・・・

コインチェックがマネックス証券に買収されてからしばらく立ちましたね。

どうやってコインチェックを改革していくのか注目していましたがその第一段がでました。

それは一部仮想通貨の取扱廃止の発表です。

個人的にかなり面倒だな・・・ってのが正直なところ・・・

それは今回の廃止対象となる仮想通貨は自動で取扱廃止日以降に売却されるってことです。

私も持っている仮想通貨があったのです・・・。

売却されれば確定申告が必要になってきてしまいます。

ああ。。。面倒ってまず思ってしまいました。

今回はそんなコインチェックの一部仮想通貨の取扱廃止について影響を考えてみましょう。

コインチェック一部仮想通貨の取り扱い廃止


今回コインチェックが発表したのは下記の内容です。

見直しの一環として、今後さらなるAML/CFTの管理態勢の整備・強化が必要となること等を踏まえ、少しでも懸念のある通貨を取扱うことについては、当社として適切ではないと判断し、仮想通貨の特性を踏まえた各種リスクの再検証を実施いたしました。その結果、下記の通貨の取扱いを廃止といたします。

廃止日:2018年6月18日
詳細内容:Coincheck上における一部対象仮想通貨の売買、入出金、保有、当社への貸し出しの廃止
対象通貨:XMR、REP、DASH、ZEC

1:取り扱い廃止に伴い、廃止日に保有している対象通貨は、市場価格で売却し、日本円に転換されます
2:売却で取得する日本円は、Coincheckアカウントの残高に反映されます。
3:本案内により多数の送金申請をいただいた場合、目視等での確認も含め送金完了までに数日程度お時間を頂戴する場合がございます。
4:出金の際は取引時確認の完了が必要です。また、別途追加での取引時確認を行う場合がございますことをご了承ください。

出所:コインチェック 一部仮想通貨の取扱廃止のお知らせ

分かりにくい書き方をしていますのでちょっと噛み砕いて詳しく見ていきましょう。


コインチェックで取扱廃止となる仮想通貨

廃止となるのは4つの仮想通貨です。

XMR(Monero/モネロ)
REP(Augur/オーガー)
DASH(ダッシュ)
ZEC(Zcach/ジーキャッシュ)

どちらかと言えばマイナーなアルトコインが今回の廃止対象となりました。

取扱廃止となった仮想通貨を持っている場合

これら該当仮想通貨をもっていない方にはそれほど関係ありません。

持っている方については廃止日の2018年6月18日以降に市場価格で売却し、日本円に転換されます。

売却されますので該当している方は確定申告が必要となってきます。

仮想通貨の確定申告については下記記事をご覧ください。

売却されて確定申告するのが嫌ならば送金するのも手です。

しかし期限までにはできそうですがちょっと時間が掛かりそうなのが難点なのと、今回該当する仮想通貨が結構マイナーなので受け入れ先があるかどうかが問題となりそうです。

廃止となる4つの仮想通貨を取扱している取引所

今回廃止となる4つの仮想通貨が取り扱われている取引所を見ていきましょう。

国内有名所は皆無です(笑)

XMR(Monero/モネロ)

BINANCE(中国発の世界最大の仮想通貨取引所)
クラーケン(アメリカ発の取引所。ヨーロッパに強い)

REP(Augur/オーガー)

BINANCE(中国発の世界最大の仮想通貨取引所)
クラーケン(アメリカ発の取引所。ヨーロッパに強い)

DASH(ダッシュ)

BINANCE(中国発の世界最大の仮想通貨取引所)
クラーケン(アメリカ発の取引所。ヨーロッパに強い)

ZEC(Zcach/ジーキャッシュ)

BINANCE(中国発の世界最大の仮想通貨取引所)
クラーケン(アメリカ発の取引所。ヨーロッパに強い)

他にも小さい海外取引所も合わせれば何件かありましたが、大手ではこの2取引所くらいでした。

国内にはありませんでしたね。

取扱廃止となった仮想通貨の相場

またもう一つ気になる点があります。

今回、コインチェックが2018年6月18日以降に市場価格で売却するとアナウンスしました。

ってことは廃止日以降に大量の売り注文が入るのが確定したようなものです。

コインチェックで該当4仮想通貨を取引している人がどれだけいてどれだけの残高があるかにもよるでしょうが、もしそのまま市場で一気に売り注文を出せば4つの仮想通貨とも暴落する可能性が高いでしょう。

コインチェックも適当と判断する時期、方法で日本円に換金するということですのである程度そのあたりを加味してくれるとは思いますが・・・

逆に言えば必要以上に下がれば買い時なのかもしれないってことでしょうね。

また、既に当該4仮想通貨持っている人はコインチェックが売却する前に売ったほうが高く売れる可能性も高いです。

そのあたりも考えておく必要があるでしょう。

まとめ

今回はコインチェックが一部仮想通貨の取扱廃止を発表しましたよってことでした。

個人的には廃止になる仮想通貨をコインチェックがどのように売却して、それにより相場がどのように動くのかちょっと見ものかな・・・って思っています。

読んでいただきありがとうございました。

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