クレジットカードは複数に分散すべきなのか1枚に集約すべきなのかについて考える

クレジットカードの新規加入には各社力を入れています。中にはカード発行するだけで1万円程度のポイントをくれるなんてケースも。そのため複数のクレジットカードを発行する方も多いと思います。人によっては数十枚のクレジットカードを保有している方なんかもいますね。

しかし、これメリットももちろんありますが、デメリットもあるのです。

今回はクレジットカードの上手い使い方について考えていきましょう。

ちなみに私は楽天カードメインで、Amazonで買い物をするときはAmazonカード。YAHOOで買い物するときはYAHOOカードとしています。他にも一切使わず割引券をもらうためだけに発行しているクレジットカードやチケットを取るためだけに発行しているクレジットカードがありますので全部で6枚あります(ETCカード含む)

複数のクレジットカードを持つメリット・デメリット


まずは複数のクレジットカードを持つことによるメリット・デメリットを見ていきましょう。

複数のクレジットカードを持つメリット

まずは複数のクレジットカードを持つメリットからです。こちらは複数あります。

ポイントが貯まりやすい

まずはポイントが貯まりやすいことが挙げられます。例えば楽天カードであれば楽天市場以外の利用は1%ですが、楽天市場であれば+2倍となります。つまり3%貯まるのです。さらに楽天ゴールドカードや楽天プラチナカードであればさらに+2倍となり5%ポイントが付くことになります。

また、AmazonカードであればAmazon以外の利用は1%ですが、Amazonでの買い物であればAmazonMasterCardクラシックでプライム会員なら2%、プライム会員以外なら1.5%のポイントが付きます。さらにゴールドカードなら2.5%のポイントとなるのです。

YAHOOカードも同様です。YAHOOP以外の利用は1%ですが、YAHOOでの買い物であればTポイントが3倍つくことになります。

つまり、楽天カード一枚ならばAmazonで買い物時に1%しかポイントが使いないものが、AmazonならAmazonカード、YAHOOならYAHOOカードとクレジットカードを使い分けることでよりポイントが貯まることになります。

複数の国際ブランドを使い分けられる

クレジットカードにはいろいろなブランドがあります。VISAやJCBなどです。今はかなり全部使えるお店が増えていますが、海外などではこのブランドはいけるがこのブランドはだめなんてこともあったりします。

そんな時も複数のブランドをもっておけば問題ありませんね。

私の場合は楽天カードはVISA、YAHOOカードはJCB、AmazonカードはMasterCardと分けています。

とくに海外旅行に多く行く方は複数のブランドを用意しておいた方がよいでしょうね。

クレジットカードが急に使えないときの予備として

また、クレジットカードは突然使えなくなることがあります。私の場合は磁気の問題なのかまったく楽天カードが反応しなくなったときがありました。あいにくそんな時に限って現金の持ち合わせも少なかったので困ったのですが、他のクレジットカードをもっていましたので問題なく対処することが挙げられます。

これはクレジットカードの問題だけでなくブランドの決済システムのダウンなんってこともたまにありますので複数持っておくとよいのです。

北海道の地震の時のような停電ではどうしようもないですけどね・・・

特典を複数うけられる

私が複数のクレジットカードを持っているのにはこの部分が大きいのですが特典を複数受けられるというのがあります。ショップが発行しているクレジットカードをもっていると定期的に割引券を送ってくれるなんてのもありますし、ぴあカードのようにコンサートチケットの抽選をクレジットカード保有者限定で抽選回数を増やすなんてサービスもあったりします。あたったことありませんが(笑)

そういった特典もクレジットカードを複数持つメリットですね。

複数のクレジットカードを持つデメリット

もちろん複数のクレジットカードを持つデメリットも考えられます。

ポイントが分散してしまう

いろいろなクレジットカードを使っていればポイントがどうしても分散してしまうことになります。そうなれば使い勝手が悪くなりますよね。そうなればかなり非効率です。

特に最近はどこのクレジットカードも期間限定ポイントが多くなっていますので分散していると使いづらいですよね。

住宅ローン審査などに影響も・・・

あまり知られていませんが、実はクレジットカードを複数持っている住宅ローンの審査などにも影響を及ぼします。

クレジットカードはいくらまで使えるという信用枠があります。これが実は借り入れしている状況とみなされるのです。例えば100万円が信用枠のカードを5枚もっていればそれだけで500万を借りていると同じ状況として審査されるのです。

別にブラックリストに載っているわけではありませんが、信用情報としては付いてきてしまうのです。

ですから全くいらないクレジットカードがあればたとえ年会費無料であっても辞めてしまうのがおすすめです。

利用限度額が増額しにくい

高額商品を購入する際などに一時的に利用限度額を増額したいときもあると思います。

しかし、複数のクレジットカードをもっていると住宅ローンと同じように審査が厳しくなり、枠が上げられないということになる可能性があります。

管理が大変

また、複数のクレジットカードを持っていると利用状況などを確認したりの管理が大変となります。不正利用なども見落としがちになりますよね。

あとは暗証番号をそれぞれ設定しますのでどれがどれだかの管理も大変ですね。

私の場合はマネーフォワードという家計簿ソフトで管理しています。こういうのを使えば問題ないとは思います。また、パスワードもスマートフォンにパスワード管理ソフトをいれていますね。

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一枚のクレジットカードに集約すると・・・


一枚のクレジットカードに集約すると複数枚持ちの前述のデメリットが解消できますね。まず、なにより管理が楽になりますし、ポイントも利用しやすくなります。また、住宅ローン審査などへの影響もそれほど大きくなくなります。

ただし、複数枚持ちのメリットにあるポイントをよりゲットしにくくなったり、トラブル時の問題などがでてきます。

ですから複数枚持ちも一枚クレジットカード集約も一長一短あるのです。

おすすめは折衷案。メインのクレジットカードを決めサブを持つ

おすすめはメインのクレジットカードを決めて基本はそれを使う、そしてサブを用途に応じて持つことです。

私の場合はメインは楽天カードです。そしてそれ以外のクレジットカードはサブとして用途に応じて使っています。

YAHOOショッピングとPayPayの買い物のとき用のYahoo! JAPANカード

Amazonの買い物のときだけAmazon Mastercardクラシック

給油のときはシェルPontaクレジットカード

その他のクレジットカードは特典狙いで使うことはありませんので家で保管しています。

つまり基本はポイントが分散しないようにしつつ、ポイントを貯まりやすいようにしているのです。

まとめ


今回は「クレジットカードは複数に分散すべきなのか1枚に集約すべきなのかについて考える」と題してクレジットカードの複数持ちのメリット・デメリットについて見てきました。

基本的には私のように折衷案がおすすめかな。メインのクレジットカードを決めてそれを中心に使う。あとは用途に応じてサブのクレジットカードを使うって利用方法です。これが一番メリットを享受できてデメリットがないやり方な気がします。

ただし、住宅ローンを組む方などはお気をつけくださいね。

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