昨年、家を新築しました。
そのため、契約までの間も含めて、住宅についてかなり学んできました。
第二種電気工事士とは
まずは前提となる第二種電気工事士について見ていおきましょう。
簡単に言えば電気工事を行うための資格です。
工事の内容によって、資格のある人でなければ電気工事を行ってはならないことが、法令で決められているんですよ。
持っていると車を運転してよいっていう自動車の運転免許の電気工事版みたいなもんですね。
第一種電気工事士との違い
今回取り上げているのは第二種となっていますが、電気工事士には第一種もあります。
違いはできる電気工事の範囲です。
第二種:一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事
第一種:第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事
第二種電気工事士の試験
第二種電気工事士の試験は、四肢択一方式でマークシートに記入又はパソコンで解答する学科試験と実技の技能試験の二段階です。
実技試験があるのが珍しいですね。
持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を支給される材料で、以下のような工事を一定時間内に完成させる方法で行われるとのこと。
2)配線工事
3)電気機器及び配線器具の設置
4)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
5)コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
6)接地工事
7)電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
8)一般用電気工作物の検査
9)一般用電気工作物の故障箇所の修理
第二種電気工事士の難易度
ちなみに第二種電気工事士の合格率は学科試験が例年60%前後、技能試験が70%前後と比較的高くなっています。
ユーキャンによると
・半数以上は合格しているため、国家資格の中では難易度は低い部類だといえます。
・しっかり勉強すれば、未経験者でも合格は難しくありません。
出典:ユーキャン 電気工事士とは?試験内容や合格率など詳しく紹介
とのこと。
必要な勉強時間の目安は学科試験と技能試験それぞれ約100時間。
つまり200時間くらいの勉強で合格レベルに到達できるようです。
第二種電気工事士の資格取得に掛かる費用
前述のように第二種電気工事士はそこまで難易度が高い資格ではないようです。
ただし、資格取得にはそれなりにお金が掛かる資格となっています。
まず、学科試験対策のテキスト・問題集が必要でしょう。(過去問は無料公開されていますのでそれだけで出来ないこともないでしょうが)
また、技能試験に必要な工具を持っていなければ買う必要があります。
技能試験の練習キットなども必要となりそうです。
さらに受験料9,600円(インターネット申込みは9,300円)も掛かります。
トータルで考えるとそこそこ資格取得にお金がかかる資格ではありますね。
第二種電気工事士に資格の更新等はない
なお、他の資格のように第二種電気工事士は有効期限はなく、更新や定期的な講習の受講義務はないとのこと。
その点はありがたいですね。
なんの資格かは書きませんが、私が持っている某資格とかはそこで儲けようとしているのがバレバレなんですよ。。。。
なぜ第二種電気工事士の勉強をしようと思ったのか
次に第二種電気工事士の勉強をしようと思ったのかをご紹介しましょう。
目指すきっかけ
この資格を目指すきっかけは前述したように家を新築したことです。
いくつかすでに変えたいところがあるんですよ。
例えば玄関の照明。
現在は普通のダウンライトがついています。
住んでみてわかったのが、スイッチの位置が悪く使い勝手がいまいちということ。
ですから人感センターで点くタイプに変えたい。
しかし、ケチったので第二種電気工事士がないと自分ではLEDも変えられないタイプなんですよ。
他にもいくつかこういう箇所があり、その都度ハウスメーカーや電気屋さんに頼むのも面倒だしもったいない。
また、電気工事屋の中には、バレない箇所だと下記記事で書いたような手抜きをしている方も多いよう・・・
それなら自分でやれるようにしたほうが確実じゃんってことで目指そうと考え始めたのです。
なお、この資格をとっても仕事にするつもりは全くありません。。。
まとめ
今回は「家のメンテのために第二種電気工事士の資格を取得しようと思います。」と題して第二種電気工事士についてみてきました。
まだこれから始める段階なので偉そうなことは書けませんが、合格できたらまた報告したいと思います。
追記:学科試験は合格したようです。
なお、技能試験の話はこちらからどうぞ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。