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警察官を名乗る詐欺電話(+295、末尾0110)が掛かってきた件。最新手口と対策を徹底解説

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警察官を名乗る詐欺電話が掛かってきた件。最新手口と対策を徹底解説

先日、私の携帯電話に「警察官」を名乗る人物から電話がかかってきました。​

結論から言えば詐欺電話なのですが、全国的に同様の電話がかなり多くなっており、被害者も増えてきています。

今回は私の体験をもとに、警察を装った詐欺電話の手口や注意点、対策方法について詳しく解説します。

目次

私の体験談:警察を名乗る詐欺電話

まずは私の体験談から見ていきましょう。

+295の謎の電話が着信

まず、+295から始まる謎の電話が着信しました。

末尾は

0110

でした。

普段は知らない電話は出ないのですが、電話がかかってくる用事があったのでついつい出てしまいます。

こちらの名前は把握している警察を名乗る男

相手は「○○県警捜査第二課の○○です」と名乗ります。

「◯◯◯さんの携帯電話で間違いないですか?」と私のフルネームを聞いてきます。

さらに「住所は◯◯◯で間違いないですか?」

と住所まで・・・

​突然のことで一瞬戸惑いましたが、住所は引越し前の住所でした。

この手の詐欺が流行っているのをXで見ていたのでこの時点で詐欺と確信。引っ越しの件は伝えずそのまま話を聞いていました。

すると

「あなたの銀行口座が犯罪に利用されており、容疑がかかっております」

「今から◯◯県警に来てください」

などなどXで見た話と同じ話展開が続いていきます。

最後まで聞いていたかったのですが、電話がかかってくる用事があったので、「例の詐欺ですね?」と切り上げるべく聞くと即ガチャギリ・・・

どうやら例の詐欺で間違いなかったようです。

+295の電話で末尾が110は特殊詐欺

後で調べると+295という国番号は未割り当てで存在せず、よく特殊詐欺の偽装で使われているそう。

末尾が同じ0110でそれ以外の部分は多少違いますが、流れもこちらの方とほぼ同じでしたね。

その後、2回+295で末尾が0110の着信がありました。(出ていないですが、おそらく同じ詐欺)

合計3回掛かってきましたがすべて+295で末尾は0110。

間の番号は多少違う感じでした。

相手はこちらの電話番号、名前、旧住所を知っているので電話番号を晒すのはやめておきますが・・・

警察を名乗る詐欺電話のよくある手口

今回は知っていたので未然に防げましたが、警察官を名乗りこちらの名前、住所を知っていればテンパって詐欺に引っかかる方がいても仕方ないな・・・ってレベルで手がこんでいますね。

詐欺電話の相手も辿々しさがなかったので慣れている感じでした。

まずは引っかからないためにも手口を知っておきましょう。

1. 警察の番号0110番を偽装し電話

犯人は、警察署の代表番号(末尾が0110の番号)を偽装して着信させ、信頼させようとします。 ​

うちに掛かってきたのは+295だったのでちょっと怪しかったですけどね。

また、非通知でかけてくるケースや中には実在する警察の番号からかかってくるケースもあるそう。

国内では規制されていますが、海外からだと電話番号の偽装が可能だそうなんですよ。

2. SNSやビデオ通話への誘導

私もその流れの話でしたが、「今から◯◯県警に来てください」と遠方の警察署を指定。

来れないとの回答をもらうことでLINEなどのSNSやビデオ通話に誘導する流れのようです。

その際には偽の警察手帳や逮捕状の画像を見せて信用させることもあるとのこと。

3.口座情報を聞かれる

その後はいろいろな手口があるようです。

・「資産を保護する」「口座を調査する」などと言って、すべての口座情報を引き出しお金を振り込むように要求したり、パスワード等まで教えさせ不正アクセスする手口

・「あなたのキャッシュカードが偽造されている可能性がある」と告げ、警察官や銀行職員を名乗る者が自宅を訪問。​キャッシュカードと暗証番号を書いたメモを封筒に入れさせ、偽物とすり替える手口

この手口だけ聞くとこんなのに騙されないぞって思う方が多いと思います。

しかし、テンパっていると冷静な判断ができなくなってしまうそうなんですよ。

警察詐欺の被害を防ぐための対策

それでは被害を防ぐにはどうすればよいのでしょう。

1. 冷静に対応する

まず重要なことは警察官を名乗る電話がかかってきた場合、落ち着いて対応しましょう。

警察と名乗られるとテンパってしまうのは仕方ないかもしれませんが、冷静さが大事です。

相手の所属、担当部署、氏名、内線番号を確認し、一旦電話を切ってから、最寄りの警察署に連絡して事実を確認するのがよいでしょう。

また、SNSやビデオ通話で連絡を取ることはありませんとのこと。

警察庁のWEBページにも注意喚起がありますね。

警察官がSNSやビデオ通話で連絡を取ることはありません。
警視庁や他府県の警察を名乗る者からの電話があった場合は、相手に「所属、担当部署、氏名、内線番号」を確認し、最寄りの警察署に連絡してください。

出典:警察庁 警察官をかたる詐欺

2. 防犯機能付き電話の導入

自動通話録音機能や、着信前に警告メッセージを流す機能を備えた防犯機能付き電話の導入を検討しましょう。​

これにより、詐欺の犯人を撃退する効果が期待できます。 ​

また、携帯電話でも迷惑電話が判別できるアプリなんかもあります。

私も営業電話対策でいれていますが、その手のも効果はありそうです。

※ただし、今回の警察を名乗る詐欺は迷惑電話判別アプリでは判定できませんした。

また、最近は固定電話のナンバー・ディスプレイが無料なケースもあります。

相手の電話番号がわかるだけで出る出ないの判別がある程度できるでしょうからやっておくに越したことはないですね。

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3. 非通知・知らない番号には出ない

非通知や見覚えのない番号からの着信には注意が必要です。

​特に、+から始まる国際電話番号や不明な番号からの着信は、詐欺の可能性があります。

​電話に出ず、折り返しもしないようにしましょう。

まとめ

今回は「警察官を名乗る詐欺電話が掛かってきた件。最新手口と対策を徹底解説」と題して詐欺について見てきました。

警察を名乗る詐欺電話は、手口が巧妙化し、誰もが被害に遭う可能性があります。​

「警察官が電話で個人情報を聞き出したり、お金の振込を指示したりすることはない」と認識し、不審な電話には冷静に対応することが大切です。​

少しでも不安を感じたら、家族や知人に相談し、最寄りの警察署や「#9110」(警察相談専用電話)へ連絡しましょう。​

被害を未然に防ぐためには、日頃からの注意と対策が重要です。​この記事が、皆さまの安全な生活の一助となれば幸いです。

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