8月のIPOの新情報(上場承認)がでました。
8月2日JASDAQスタンダード上場のイキボンです。
今回はイキボンついて見ていきましょう。
イキボンが8月2日に上場決定
主幹事は東海東京証券です。
事業内容は解体事業、環境事業及び金属事業による総合リサイクル事業となっています。
【事業内容】解体事業、環境事業及び金属事業による総合リサイクル事業
【主幹事】東海東京証券
【幹事】 SBI証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、エース証券
【仮条件】7月12日
【申込み期間(BB)】7月17日~7月23日
【上場日】 8月2日
【公募株式数】 公募484,000株 売り出し140,000株
【OA】93,600株
【想定価格】1,760円
【吸収価格】12.6億円
【時価総額】28.5億円
【資金用途】設備投資等に充当する予定
7月17日BBが開始されます。
イキボンのビジネスについて
イキボンは解体、環境、金属、自動車。イボキンの4つのリサイクル事業
会社憲法
会社の経営理念にあたる会社憲法は下記を制定していますね。
社会の平和と発展を願い、お客様の喜びと社員の物心両面の幸福を追求する。
そして明るく積極的に活動し、堅実な経営を行う。
1.常に明るく感謝の気持ちを持って誠実に徹する。
2.仕事を通じ人間性を高め、すべての行動に品格を伴う。
3.きのうより今日、今日より明日へと常に改善し創意工夫を重ねる。
4.思いやりのある気さくなサービスで、すべての人をお客様として大切にもてなす。
5.技術力、ノウハウ、安全性を高め日本を代表する総合リサイクル企業を目指す
イキボン5つのポイント
イキボンの特徴は下記の5つです。
ワンストップサービス
再生資源製造業者である
コンプライアンスの徹底
ISO14001認証所得
笑顔とチームワーク
イキボンの事業内容
解体事業
解体・撤去・収集運搬から、中間処理・最終処分までを施工計画から
トータルにサポート。
金属リサイクル事業部・環境事業部との連携で徹底したリサイクルを可能にしています。
解体事業としては下記を手がけています。
- 建築物解体(RC造・SRC・木造・鉄骨造・補強コンクリート造・ALC造)
- 工場・プラント・ビル解体
- 機械設備撤去
- 解体材収集運搬及び処分
- アスベスト除去工事
- 内装解体(改修・リフォーム時)
環境事業
環境事業としては下記を手がけています。
- 産業廃棄物処分業
- 中間処理
廃プラスチック類、紙くず・木くず、繊維くず、ゴムくず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、
がれき類 以上9種類 - 最終処分(安定型埋立)
廃プラスチック類、ゴムくず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類 以上5種類 - 廃プラスチック/燃料化リサイクル/マテリアルリサイクル
- 木くず/リサイクル(燃料チップ)
- OA機器、自動販売機、大型医療用機器、大型家電のリサイクル
- FRP船リサイクルシステム指定場所
- 中間処理
- 一般廃棄物処理施設設置許可
- 収集運搬業
兵庫県、姫路市、神戸市、尼崎市、西宮市、大阪府、大阪市、堺市、東大阪市、高槻市、岡山県、岡山市、倉敷市、広島県、広島市、福山市、山口県、鳥取県、島根県、滋賀県、奈良県、奈良市、和歌山市、京都府、京都市 - 医療廃棄物処理・溶融リサイクル処理
金属事業
金属事業では鉄・非鉄のリサイクル原料化での50年の実績があります。
この豊富な経験と知識、技術をもって金属資源の有効活用を実践する
リサイクルシステムは、関西屈指の処理能力があります。
また、金属事業では「原料化」する際にニーズに合わせた形状・大きさに加工し、納入していきます。
自動車リサイクル事業
自動車リサイクルは、近畿一円を始めとするカーディーラーから一般のお客様まで、
自動車廃棄のお手伝いを致します。リサイクル法対応の最新設備の自動車リサイクルです
運輸部
約30数台保有するトレーラーやトラックから目的に応じて車両を選定し、収集運搬業務を行います。
また、飛散流出などがないよう地域社会へ配慮した業務遂行を第一としています。
また、一般・産業廃棄物だけでなく、廃油・廃酸・廃アルカリ・廃石綿などの特別管理産業廃棄物や、
感染症産業廃棄物も安全・確実に収集運搬します。
最終処分場
最大限有効活用された廃棄物と相対するリサイクル不可能な廃棄物を
自社所有の最終処分場で処理しています。
廃棄物の発生から分別、リサイクルや再資源化、さらには市場への投入など、
廃棄物にまつわる様々な事業を展開し、そして、最終処分場による責任ある
廃棄物の処理を行います。
イキボンの業績について
イキボンの売上は結構波がある感じですね。
直近は28.7%と大きく伸びていますが、それまでの2年間はマイナス成長でした。
経常利益も同様に直近は135%の伸びとなっていますが、昨年は44.5%のマイナス成長です。
一時的なものなのかどういった要因があるのか等を含めて後で財務分析をしてみたいと思います。
イキボンの株主、ロックアップ
次にイキボンの株主をみていきましょう。
HS興産株式会社がかなりの部分を占めていますね。
ロックアップは180日となっています。
あとは創業者一族かな?高橋家がたくさんもっています。
すべて180日ロックアップです。
その他はリバーホールディングス株式会社、株式会社エンビプロ・ホールディングスというところも株主ですがロックアップは掛かっていません。
ストックオプションの発行等はありません。
上場時の既存株主からの売りはそれほど気にしなくても良いと思われます。
イキボンの当選のための攻略法
メルカリなどと比較するとかなり株数が違いますのでなかなか当選確率は低そうです。
そのためまずは主幹事の東海東京証券で申し込むのは必須でしょう。
また、他の証券会社もIPOの力を入れているところが多いですから複数申し込んでおきたいところ。
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