日本最大のポイントサービスである「Tポイント」。
ネット証券NO1のSBI証券が「Tポイント」を運営するCCCマーケティング(カルチャア・コンビニエンス・クラブ)と合弁して興した会社「SBIネオモバイル証券」が日本初のTポイントで株が買えるサービスを始めたのは記憶に新しいところです。
今度はなんとSBI証券本体でもTポイントで投資ができるようになるのです。
今回はSBI証券が始めるTポイント投資とSBIネオモバイル証券のTポイント投資を比較してみます。
他のポイント投資はこちらの記事を参照ください。
最近、各社が立て続けに「ポイント投資」なるサービスを展開し始めました。ポイント投資とは簡単に言えば貯まったポイントを使うのではなく運用して増やそうよってサービスです。(もちろん減る場合もあります)投資の敷居を下げることにつながる面白[…]
SBI証券のTポイント投資始まる
出典:SBI証券「SBI証券で「Tポイント」を使って投信が買える?!」より
楽天証券と比較してSBI証券の少し劣っている点としてポイントがありました。
楽天証券は自社の楽天スーパーポイントを利用して投資信託が購入できたり、ポイントが貯まったりして利便性が高いのです。
それに対抗する意味が大きいのでしょう。SBI証券では今後ポイントを自社ポイントから日本最大のポイントサービスである「Tポイント」へ移行して行くことになりました。
これによりSBI証券の取引で「Tポイント」が貯められるようになります。
また、「Tポイント」で投資信託を買えるようになります。
Tポイントでいつから投資信託が買えるのか
SBI証券でTポイントが貯まったり、使えたりする本サービスの開始は
を予定しています。
Tポイントはどれだけ貯まるのか?
SBI証券では、今後は自社ポイントではなく、取引に応じてTポイントが貯まるようになります。(同意が必要)
具体的には、個別株の取引については、月間合計手数料の1.1%相当のポイント
投資信託については、投資信託の月間平均保有額が、1000万円未満の人は年率0.1%相当のポイント
1000万円以上の人は年率0.2%相当のポイントが付与されます。
金やプラチナなどの取引については、スポット取引及び積立買付の月間合計手数料の1%相当のポイントが付与とされています。
なお、IPOチャレンジポイントは現在と変わらずTポイントに移行はされません。
Tポイントで買えるのは投資信託
今回のSBI証券が始めるTポイントポイントが利用できるサービスで買えるものは投資信託のみとなります
SBI証券の投資信託は業界最多水準のラインナップを誇っていますし、買い付け手数料無料のノーロードファンドや信託報酬の安いインデックスファンドもかなり充実していますので投資先に困ることはないでしょう。Tポイントは1ポイント=1円相当として利用ができます。
また、もちろんすべてTポイントで買うこともできますし、代金の一部のみをTポイントとして使うこともできます。このあたりは普通の買い物とおなじですね。
どうしても投資初心者の方が株をやるとなると始めの一歩を踏み出すのに勇気がいります。しかし、Tポイント投資ならばお手持ちのTポイントを使って株が購入できるので、気軽に投資が始められますね。
ただし、積立買い付けなどには利用できないようですから今後の改善に期待したいところですね。
ライバルの楽天証券は積立購入でも楽天スーパーポイントを利用可能です。
おすすめはこちらです
先日からSBI証券でTポイントを利用して投資信託が買えるようになりました。(今ならキャンペーンも実施中です)また、楽天証券では少し前から楽天スーパーポイントを使って投資信託が買えます。2社ともかなり多くの投資信託を扱っていま[…]
SBI証券とSBIネオモバイル証券のTポイント投資の違い
それでは同じグループ企業のSBIネオモバイル証券のTポイント投資とどのような違いがあるのでしょうか?
なお、SBIネオモバイルのTポイント投資について詳しくはこちらの記事を御覧ください。
日本初のTポイントで株が買えるサービスが先日始まりました。ネット証券NO1のSBI証券が「Tポイント」を運営するCCCマーケティング(カルチャア・コンビニエンス・クラブ)と合弁して興した会社「SBIネオモバイル証券」によるものです。[…]
投資できる商品が違う
まず、一番大きな違いが投資できる商品の違いでしょう。
おそらくこの辺りで差別化しているのかもしれません。
SBI証券のTポイント投資は前述のように投資信託に投資が可能となっています。
対してSBIネオモバイル証券のTポイント投資は個別企業の株式に投資をすることができます。
通常株は100株単位でしか購入することができません。そのため株を始めるにはそれなりの元手が必要となります。しかし、SBIネオモバイル証券では1株単位(S株(単元未満株))で株が購入できます。
例えばこんな株が500円以下で買うことができます。日本を代表する会社ですね。
出典:SBIネオモバイルWEBページ
SBI証券では個別の株にTポイントで投資できません。またSBIネオモバイル証券では投資信託に投資できません。
このあたりどちらがよいのかは好みですね。
投資初心者の方の場合には個別株だと株主優待がもらえるのは魅力的かもしれませんね。
株主優待を目的とした投資法が根強い人気となっています。月曜から夜ふかしで話題となった桐谷さんの登場でさらに火がついた感じですね。株主優待とは株主に配当とは別に支給されるプレゼントです。もらえるプレゼントは各企業が思考を凝らし[…]
手数料が違う
SBIネオモバイル証券はちょっと変わった手数料体系をしています。
手数料が月額制となっているのです。
SBI証券を始め他の証券会社の場合には株を買うと取引のたびに手数料が発生します。
しかし、SBIネオモバイル証券では以下の月額制なのです。
また、面白いのが毎月200ポイントもらえることです。
つまり、最低の月額料金200円までの範囲に押さえれば(月間の国内株式約定代金合計額50万円まで)実質手数料がほぼ無料で取引ができるってことになります。(消費税16円分は負担あり)
出典:SBIネオモバイルWEBページ
まとめ
今回は「SBI証券がTポイントで投資可能に。SBIネオモバイル証券と比較してみた」と題してSBI証券が始めるTポイント投資とSBIネオモバイル証券のTポイント投資を比較してみました。
Tポイントって使いみちにこまることが多いですから利用範囲が広がるのはかなりありがたい話ですね。
Tポイントで株を買いたいならSBIネオモバイル証券、投資信託ならSBI証券という使い分けでよいでしょうね。
また、両方ともTポイントで投資が始められますのでハードルが高いと感じている方にも投資の取っ掛かりとして大変おすすめです。
私も余ったTをポイントが結構ありますので今後は両社で投資に利用していきたいと思います。
詳しくは下記公式ページを御覧ください。
CHECK! SBI証券
CHECK! SBIネオモバイル証券
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