7月16日〜17日は年に二回開催されるAmazonのセールのプライムデーです。
かなりいろいろな商品が安くなりますし、ポイント還元も大きくなります。
すでに宅配が遅れるほど人気となっているようですね。
私が注文したものもいつもなら翌日に来るのですが、在庫はあるのに来週到着予定となってしまっていました・・・
ただし、注意点があります。
それはプライムデーで割引対象になっていても実はそれほど安くない商品も散見されているからです。
取捨選択が必要なんですよ。
今回はプライムデーだが、衝動的に買うのはやめようという話を見ていきます。
プライムデーで実はそれほど安くないケースが散見されている
プライムデーに限りませんが、安く見えて実はそうでもないというケースは実は多いです。
私が実際にプライム限定セール対象になってた商品で買おうとしたら、実は他の通常価格のほうが安かったなんて商品がいくつかあったんですよ。
二重価格も・・・
これは楽天スーパーセールや超PayPay祭でもたまに見かけますが、二重価格も多いですね。
二重価格とは景品表示を表示法違反の有利誤認に当たる行為で、本当は普段そんな価格で売ってないのにセール前に価格を上げて割引を大きく見せる手法です。
セールで◯◯%引きとやりたいがために少し前に値上げしちゃうんですよ。
そしてセールが始まったら通常価格で売ると◯◯%引きとなるという悪どいやり方です。
しかし、店舗単位ではこのような認識のないお店もあり実際によくある話なのです。
二重価格表示は特に店が独自に価格などを決められるAmazonのマーケットプレイスで多いです、
楽天市場は過去に二重価格表示でお詫び
ちなみに2014年とかなり前ですが、楽天市場が二重価格表示を社員主導でやっていたとして謝罪をしていますね。
楽天は2014年4月25日、運営するオンラインショッピングモール「楽天市場」で、商品の価格を水増ししたうえで大幅に割り引いたようにみせかけて販売していた「二重価格表示」問題について、18人の社員が価格の水増しを店舗側に提案していたことを明らかにした。 山田善久副社長は記者会見で、「楽天市場を利用している人や出店者の皆さまに多大なる迷惑をおかけしたことをおわび致します。今後はこのような事態を招かないよう、信頼の回復に努めてまいります」と、謝罪した。
出典:JCASTニュース 楽天、「二重価格表示」で謝罪会見 社員18人が店舗に提案 より
現在はおそらく楽天やYahoo!などが主導していることはないでしょうが、店舗単位ではまだまだ行われていたりします。
プライムデーで騙されないためにチェックしたいこと
それではAmazonのセールで損をしないためのテクニックをご紹介しましょう。
これらを覚えておくだけで大きな損をすることはなくなるでしょう
まずひとつ目のポイントは「Amazon自身が販売している商品」かそれとも「業者が出品している商品」かを見極めることです。
知らない方もたまにいますが、Amazonにはこの2つの商品が混在しているのですよ。
Amazonで「業者が出品している商品」は「マーケットプレイス」と呼ばれます。
楽天市場やヤフーショッピングに出品している商店と同じようなイメージですね。
販売元を確認しよう
Amazon自身の販売とマーケットプレイスの見極め方は難しくありません。
販売元を見ればわかります。
Amazon自身がが販売しているものは販売元がAmazonとなります。
販売元がAmazon以外の場合はマーケットプレイスです。
つまり、「業者が出品している商品」ということです。
マーケットプレイスが全て悪いわけではありませんが、ちょっと注意が必要なケースもあるのです。
価格だけで飛びついてしまうとちょっとした罠もありえるのがマーケットプレイスなんですよ。
ちなみに上記はスマホバッテリーなどで有名なAnkerの通販サイト(AnkerDirect)が出品しているものであることがわかりますね
販売元がAmazon以外の場合は出品者をチェックしよう
Amazon以外の業者の場合は本当にピンきりですから販売元は必ずチェックしておきたいところです。
販売元のリンクを辿ると過去の評価や紹介文などを見ることができます。
前述のAnkerDirectは下記の評価となっています。
評判のいいストアであることがわかりますね。
中には否定的ばかりのストアもありますので避けるのが無難でしょう。
異様に安かったりするケースはまがい物だったりすることもありえますので、出品者のチェックは必須ですね。
偽物だけではありません、壊れていたり、個人情報を抜き取るのが目的の業者までいたりします。
マーケットプレイスを利用するときはしっかり業者の選別することが大事です。
ちょっとそれが面倒だな・・・って方はAmazon自身が販売しているもの以外は買わないのが無難かもしれません。
出荷元もチェック
また、出荷元もチェックしておきたいです。
販売先がAmazon以外なのに出荷元がAmazonとなっているものはAmazonの物流に業者が依頼をしているものとなります。
ですから配送はAmazonが行ってくれるので早いですし安心です。
しかし、出荷元が販売先と同じケースは販売も出荷もその企業が行いますならかなりピンきりなんですよ。
中には中国の業者で中国から送っているため届くのが数週間先なんてことも実際あります。
在庫を持たずに売れてから他で仕入れて売っているなんてひどい業者も・・・
また、送料が別途取られる場合もありますので出荷元もチェックしておきたいですね。
商品が安くてついつい飛びついたら異様に送料が高いなんて罠みたいな出品もあります。
出荷元がAmazonになっていればそのような罠はたいてい回避できますので、私の場合はよほど他で見つけられない場合を除いて出荷元がAmazon以外は買いませんね。
Keepa(キーパ)」を使おう
もう一つぜひやっておきたいのがkeepa(キーパ)といいうAmazonの販売履歴を確認することができるツールを使うことです。
これを使えば前述した直前に値段を上げてセールで実は安くないぞってことも簡単に判別することができますのでおすすめです。
keepa(キーパ)とは簡単に言えばAmazonの販売履歴を確認するためのツールです。
Amazon内で販売されている商品の価格を記録してグラフ化してくれるのです。
下記のような感じで商品ごとに過去に販売された金額を見ることができます。
12月1日にかなり安くなっていることがわかりますね。
PC版ならAmazonの商品ページを開いたごとに下記のようなグラフが表示されますのでわざわざ他のサイトを検索しなくてもAmazon内の価格推移が確認できるのです。
ちょっと見にくいですが、赤い点となっているのがタイムセール時の価格です。
タイムセールが定期的に実施されそのときにより価格が違うこともわかりますね。
他にも在庫復活時のアラートを受け取ったりも可能です。
Keep(キーパ)の利用方法
KeepaはパソコンならGoogle Chromeの拡張機能で利用が可能です。
Google Chromeの方はこちらから追加できます。
>>Keepa – Amazon Price Tracker
ちなみにChrome以外でもFirefox、エッジなどでも拡張機能が提供されています。それぞれの拡張機能サイトで検索してみてください。
また、スマホでも下記サイトに直接アクセスすることで確認ができます。
ただし、PC版のようにAmazonページを開いたら直接価格が表示されるわけではありませんので検索からJANコードやASINを入れる必要はあります。
他のネットショップとも比較しよう
また、他のネットショップとの比較も重要です。
ものによってはヤフーショッピングや楽天市場の方がポイントを加味すると安いケースもあります。
例えば私が狙っていたこの除湿機。
Amazonだとプライムデーのセール対象でこの価格です。
たしかに通常より17,000円安いです。
しかし、ヤフーショッピングや楽天市場だとその後継機が安くなっているんですよ。(ポイント条件がよい方がポイントを加味して考えると)
私の場合はヤフーショッピングが最も安くなりましたね。
よく調べることが大事ですね。
まとめ
今回は「年に二回のAmazonプライムデーだが、衝動的に買うのはやめよう。実は安くないケースも多発」と題してAmazonプライムデーの注意点について見てきました。
上手く使えば本当にお得なAmazonプライムデーですが、ちゃんと調べないと実はお得じゃないってケースも多いんですよ。
お買い物は慎重に・・・
なお、Amazonプライムデーはエントリーを忘れるともらえないポイントがありますのでお気をつけください。
お知らせ:You Tubeはじめました。
You Tube「お金に生きるチャンネル」をはじめました。
You Tubeでも少しでも皆様のお役に立てる動画を定期的に発信していきますのでチャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。