全国旅行割（全国旅行支援）が10月11日から開始するとの岸田総理の表明がありました。
今まで新型コロナウィルスの蔓延で売上の落ち込む、旅行業者支援で様々な政策が取られてきました。
Gotoトラベル、県民割、ブロック割。。。
それらと比較してどう違うのかも含めて全国旅行割のついて解説していきます。
全国旅行割（全国旅行支援）とは
それではまずは全国旅行割（全国旅行支援）について詳しく見ていきましょう。
正式名称は全国を対象とした観光需要喚起策です。
もともとは夏前くらいに行われる予定だったのですが、新型コロナが再び猛威を奮ったことから延期されて来たんですよ。
全国旅行割の概要
まだ詳細は発表されていませんが、7月に実施予定だった際の情報では以下のとおりでした。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
| 実施期間 | 感染状況を見極めたうえで決定（10月11日からと発表） | |
| 割引額 | 旅行代金の40% | |
| 割引上限(一泊あたり） | 交通付き旅行商品（ツアー） | 8,000円 |
| 上記以外 | 5,000円 | |
| クーポン券 | 平日 | 3,000円 |
| 休日 | 1,000円 | |
| 対象 | 全国（都道府県から申し出がある場合にはその都道府県は除外） | |
| 利用条件 | ワクチン接種歴3回orPCR検査等の陰性結果 他 | |
例：2人で40,000円のツアーの場合
例えば交通付き旅行商品（ツアー）で2人で40,000円の旅行に行ったとしましょう。
通常なら総額40,000円ですが、全国旅行割を使えば1人あたり40％の8,000円割引が受けられます。
割引額は二人で16,000円。
支払金額は合計24,000円ですね。
さらに平日ならクーポン券で一人あたり3,000円がもらえます。
2人で合計6,000円分のクーポンが利用可能です。
つまり、割引とクーポンの合計で22,000円通常の旅行よりお得になるってことです。
一人あたりで考えれば11,000円ずつお得。
9,000円で旅行できたことに。
かなりお得ですね。
クーポンはどこでなにに使えるの？
なお、クーポンは登録された飲食店やお土産店で使用できます。
私もブロック割でクーポンをもらったことがありますが、使えるお店も多く使い勝手はよかったですね。
お釣りや払い戻しがでないのだけが残念でしたが。
ケチなことを言うと数十円使えず余らせてしまいましたね笑
※私がつかった県では紙形式ではなく、専用アプリの電子マネーで支給されました。
お釣りがでないようにうまく利用するのがおすすめです。
県民割、ブロック割、Gotoトラベルとの違い
それでは今まで実施されてきた県民割、ブロック割
過去に実施されていたGotoトラベルとどう違うのかを見てみましょう。
多少条件やルールが違いますね。
県民割、ブロック割
県民割とブロック割は下記のようなルールとなっていました。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
| 実施期間 | ～9月30日宿泊まで |
| 割引額 | 最大50％(都道府県により違いあり） |
| 割引上限(一泊あたり） | 最大5,000円(都道府県により違いあり） |
| クーポン券 | 最大2,000円(都道府県により違いあり） |
| 対象 | 県内、もしくは近隣エリア（ブロック）在住の方 |
| 利用条件 | ワクチン接種歴3回orPCR検査等の陰性結果 他 |
全国旅行割と少しずつ違います。
まず割引率は県民割及びブロック割では最大50％(都道府県により違いあり）でした。
それが全国旅行割では40％と少しダウン。
しかし。割引条件は最大5,000円(都道府県により違いあり）だったのがツアー最大8,000円、それ以外最大5,000円とツアー旅行の場合には優遇されるようになっています。
県民割、ブロック割では近隣の方という前提ですから交通費部分が対象じゃなかったのが大きいですね。
また、クーポン券も最大2,000円(都道府県により違いあり）だったのが、平日3,000円、休日1,000円とメリハリをつけた形にルール変更されています。
なにより対象が県内、もしくは近隣エリア（ブロック）在住の方だったのが、全国に広がったのが大きいですね。
Gotoトラベル
参考までに以前実施されたGotoトラベルとも比較してみましょう。
※スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。
| 実施期間 | 終了 |
| 割引額 | 35% |
| 割引上限 | 宿泊あり（一泊あたり）最大14,000円 |
| 日帰り7,000円 | |
| クーポン券 | 旅行代金の15% |
| 対象 | 全国 |
| 条件 | なし |
Gotoトラベルは宿泊ありなら一泊あたり最大14,000円と上限が高かったのが特徴ですね。
さらにクーポン金額も旅行代金に応じたものとなっています。
ですからうまくやれば実質最大50％還元でした。
さらに各旅行会社などが割引も加えていたのでとんでもない安く利用できたんですよ。
ただし、この仕組だと高額な旅館、ホテルばかり利用されることになるため大きくルール変更されたって形です。
全国旅行割（全国旅行支援）をさらにお得に利用する方法
ここからは全国旅行割をさらにお得に利用する方法をご紹介しましょう。
ふるさと納税を併用する
まず考えられるのがふるさと納税を併用するという方法です。
「JTBふるさと納税クーポン」を使うことです。
「JTBふるさと納税クーポン」は簡単に言えば宿泊を伴う旅行に利用可能なクーポン券で寄付額の30%分がクーポン券として配布されます。
これだけだとお得さが伝わらないと思いますので具体的にふるなびで「JTBふるさと納税クーポン」に申し込んだ場合で見てみましょう。
例えばこちらの【京都市】JTBふるさと納税旅行クーポン（15,000円分）です。
50,000円分の寄付で15,000円分のJTBのクーポンが貰えます。実質30%の還元ですね。
さらにふるなびはキャンペーンで最大20％還元なんてやっていますので、それらをうまくやればさらに還元率が高くなるんですよ。
それにプラスして全国旅行割がもらえるという・・・（利用可能の有無は予め旅行先に確認するのをおすすめします）
旅行サイトのキャンペーンを利用する
また、各旅行会社のキャンペーンを利用するのも手です。
各社が全国旅行割を取り込もうとかなりキャンペーンを頑張っています。
例えば楽天トラベルだけでも下記のようなキャンペーンがありましたね。
＞＞ご当地クーポン
＞＞旅で日本を元気に
行きたい旅行先のクーポンなどがないかだけでも一度確認すると良いでしょう。
まとめ
今回は「全国旅行割（全国旅行支援）をわかりやすく解説。県民割、ブロック割、Gotoトラベルとの違いは？」と題して全国旅行割についてみてきました。
かなりお得な制度ですから旅行をしたい方はうまく利用してみてくださいね。
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