NISAを使えばIPO株の利益をまるまるゲットできる【節税対策】

IPO株(新規上場株)はかなり高い確率で利益を得ることができます。

例えば2018年に新規上場した26銘柄の株価は、26銘柄中22銘柄が公募価格を初値が上回りました。

中には1単位当選すれば100万円以上となる銘柄も4つもあったのです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

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なかなか当選はしませんが、当選さえすればかなりすごいことです。

しかし、その反面利益がたくさん出ますので税金もたくさん取られてしまうっていう弱点もあります。

しかし、NISAを使うとその税金を節税できるのはご存知でしょうか?
今回はこのNISA枠を使ってIPO株の利益をまるまる享受できる裏技?のご紹介です。

NISA口座を使えば売買益が非課税に


株の利益に対する税金は20.315%かかります。

例えば2018年で1番利益が出たIPO株(新規上場株)はHEROZです。

プロ棋士に勝ったAIを開発したり、レオスのひふみ投信の藤野さんが上場前から株主であったことで注目されました。

公募価格4,500円だったのに対して初値は49,000円となりました。

つまり、抽選に当選した方は1単位で4,450,000円の利益がでたことになります。

公募価格で買って初値で売っていた場合、税金は904,017円となります。

かなり大きいですよね(笑)

しかし、NISAを使えば税金は0になるのです。


NISAとは

最近は今年から始まったつみたてNISAが話題になっていますのでそちらばかり注目されていますが、NISAもまだまだ健在です。

NISAとは少額投資非課税制度のことで2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。

NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

今回のHEROZを買えたとすれば公募価格4,500円で100株単位ですから200株まではNISAの枠内(毎年120万円)で購入できたことになります。

つまり、NISAを使って買えていれば1単位につき税金は904,017円の節税ができたのです。

まず、買えた方は少ないと思いますが200株買えていれば1,808,034円もの差となります。

IPOでNISAを使うのには弱点も・・・

かなり良さそうに思えると思いますが、IPOでNISAを使うには大きな弱点もあります。

それはNISAが一人1口座しか持てないことです。

また、IPOはなかなか当選しません。そのためIPO株を狙っている方はほとんど複数の証券会社で口座を開き応募します。

つまり、当選した証券会社とNISA口座を開設している証券会社が同じでなければNISA枠でIPO株を買えないのです。

ですからIPOに当選するのもラッキー、NISA枠を持っている証券口座でIPOが当たればさらにラッキーって感じで考えておくのがよいかもしれませんね。

戦略的にNISA口座を開設する方法も

しかし、運だけに頼る必要はありません。

数年がかりの勝負となりますが、このようなことも考えられます。

SBI証券でIPOに応募するとはずれる都度、IPOポイントを配布してくれます。

それを使って応募すればいつかは当選します。

現在の相場だと銘柄にもよりますが150ポイント〜400ポイントくらいあれば当選することが出来ます。

つまり、SBI証券の当選しそうポイントが貯まった年はNISA口座もSBI証券にしておくことで税金面も節税できる可能性があるのです。

今から1からやっても2年から3年はかかるペースでしか貯まりませんので結構根気がいりますけどね。

IPOの相性のよい証券会社でNISAを開く

それ以外の年は自分と相性のよい証券会社でNISA口座を開いておけばよいでしょう。

私も全然当選しない証券会社とかあります。

でも同じ証券会社でバシバシ当選している方もいます。

運以外のものが働いている気もしますが、相性もあると思いますので自分と相性のよい証券会社でNISA口座も開くと良いでしょう。

NISA口座開くとつみたてNISA口座を開けない

あとはNISA口座を開いているとつみたてNISA口座は開けません。

どちらがいいのかは使い方や考え方しだいです。

IPOに当選してそこでNISA口座もっているなら断然NISAの方が優位だと思いますが、これも運ですからね(笑)

まとめ

今回はNISA枠を使えばIPO株の税金取られず利益をまるまるゲットできるってお話でした。

IPOの当選も運、NISA枠を持っている証券会社で当たるのはもっと運だと思いますが、株の利益に対する税金20.315%はかなり大きいです。

ぜひうまく享受したいところですね。

SBI証券のIPOポイント使っていきたいところですね
CHECK!       SBI証券

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