【銀行振込】お金を安全に安く送金する方法5選〜やり方、必要なもの、手数料などを詳しく解説〜【現金書留】

お金を支払うため、実家に仕送りするためなどお金を送りたい(送金)したいそんなときにはいろいろな方法があります。

しかし、その方法によって安全性も違いますし、かかる時間、手数料も異なってきます。

今回はそんなお金を安全に送金できる方法を5選をご紹介します。

※加筆修正を加えました

お金を安全に安く送金する方法


お金を送金する方法はたくさんあります。

順番にみていきましょう。


銀行振り込み

一番オーソドックスな方法からご紹介しましょう。

皆さんご存じの銀行振り込みです。

お手軽ですし、安全ですね。

ただし、銀行振込の場合には相手の銀行名、銀行支店名、口座番号、口座の名前を教えてもらっておく必要がありますので注意しておきましょう。

請求書等をもらっていれば記載されていると思います。

銀行振込をする方法は大きく3つあります。

1.窓口で振込をする方法
2.ATMで振込をする方法
3.オンラインバンキングで振込をする方法

それぞれやり方、必要なもの、手数料が変わってきます。

窓口

窓口で振込をする場合には当然ながら銀行に出向く必要があります。

基本的には近郊の受付時間9時〜15時までの受付となっています。(銀行による)

手数料

他の方法と比べると手数料は高めです。

振込手数料は銀行により多少違いますが、例えば日本で最大の三菱UFJ銀行の場合には以下のとおりです。

3万円未満 当行宛324円、他行宛648円
3万円以上 当行宛540円、他行宛864円

手数料が高いですから最近は窓口で振り込もうとしてもATMを案内されるケースもありますね。

やり方

窓口での銀行振込のやり方は銀行に振込専用の用紙がありますので、それに記入して印鑑を押して窓口に提出するだけです。

必要なもの

銀行口座から引き落としの場合には通帳と銀行印が必要になります。

銀行のキャッシュカードもしくは通帳(またはその両方)と銀行の届出印が必要となります。

また、高額を振り込む場合や海外に送金する場合には本人確認の身分証明書を要求されるケースもありますので一応持っていくのが安心です。

また、口座の暗証番号の入力が必要なケースもありますので忘れないようにしておきましょう。

ATM

次はATM(現金自動預け払い機)を使って振込する方法です。

はじめはちょっとハードルが高いかもしれませんが、慣れてしまえば簡単な方法です。

ただし、ATMの場合には振込ができる限度額が設定されていることがほとんどですのであまり多額な振込はATMではできません。

昨今のオレオレ詐欺の影響でこうなったそうです・・・

手数料

手数料も窓口と比べると割安となっています。(手数料の金額は銀行による)

例えば日本で最大の三菱UFJ銀行の場合には以下のとおりです。

窓口と比べるとだいぶ安くなっていますね。

(ATM現金の場合)
3万円未満 当行宛216円、他行宛432円
3万円以上 当行宛432円、他行宛648円

(ATM当行カードの場合)
3万円未満 当行同一支店無料、当行他行宛108円、他行宛270円
3万円以上 当行同一支店無料、当行他行宛108円、他行宛432円

やり方

ATMの銀行振込のやり方はATMで振込というボタンがありますので、そこに指示どうり相手の口座番号や振込金額などをにゅうりょくするだけです。

指示どうりやるだけですから難しくはありません。

必要なもの

ATMから振込む場合に必要なものはキャッシュカードもしくは通帳(またはその両方)と暗証番号です。

窓口のように印鑑は必要ありません。

オンラインバンキング

もう一つの方法はパソコンやスマートフォンを使ってネットから振込をする方法です。

3つの中で一番手数料が安くなっています。

そのため銀行振込をするなら一番おすすめの方法です。

手数料

例えば日本で最大の三菱UFJ銀行の場合には以下のとおりです。

窓口、ATMと比べるとだいぶ安くなっていますね。

3万円未満 当行宛無料円、他行宛216円
3万円以上 当行宛無料円、他行宛324円

さらにネット銀行ならさらに安い銀行が多いですね。

そのため振込用に一つ作っておくのもおすすめです。

例えば楽天銀行ならば振込手数料が利用状況に合わせて月に最大3回まで無料となります。

また金利もマネーブリッジをおこなって置くだけで0.1%とかなり高くなります。

またジャパンネット銀行もかなり安いです。

ジャパンネット銀行あてなら54円、その他の銀行宛ででも3万円未満172円、3万円以上270円とかなり安くなっています。

やり方

オンラインバンキングから基本的にATMと同様に銀行のWEBサイトや専用アプリで相手の口座番号や振込金額などをしていするだけです。

指示どうりやるだけですから難しくはありません。

必要なもの

オンラインバンキングをするために必要なものはログインID、ログインパスワード、暗証番号です。

銀行によってはその他のカードなどが必要になるケースもあります。

前述のジャパンネット銀行などは専用カードが配布され振込の際にカードに表示される番号を入力する必要があります。

(不正防止のため)

なお、オンラインバンキングを利用するためには別途申し込みが必要なケースが多いですからご注意ください。

現金書留

次は現金書留です。

使ったことない人にはいまいちピンとこないかもしれませんね。

現金書留とはお金を専用の封筒に入れて郵便局から送れる方法のことです。

昔からある方法ですが相手の口座番号がわからないときなどにおすすめです。

やり方

やり方はそこまで難しくはありませんがちょっと面倒です。

まず、郵便局に行きます。

郵便局で専用封筒を買い(20円)そこに相手の住所と名前、送る金額を記入します。

あとは封筒に封をします。

封をしたら、封筒の蓋の部分と裏面の部分の境目3箇所に押印します。

わからない場合は郵便局員に聞けば教えてくれるはずです。

すべて終わったら窓口に提出して代金を支払えば手続完了です。

手数料(料金)

手数料は以下の3つの合計です。

専用封筒代20円
郵便代金 82円 25グラム以内(重さにより増)
現金書留料金 +430円(基本料金に加算) (損害要償額1万円まで) さらに5,000円ごとに+10円(上限50万円)

振込と比較すると少し高くなってしまいますね。

必要なもの

送付するのに必要なものは以下のとおりです。

相手の住所、名前
印鑑(サインでも可)
手数料(料金)

普通為替

もう一つが普通為替を使う方法です。

普通為替とは普通為替証書と呼ばれる証書に変えて送付する送金方法のことです。

最近ではあまり使われなくなった方法です。

私が使ったのことあるのは大学に少額のお金を払う時だけです。

なぜかこの方法が指定でしたね。

ただし、これかなり大きなデメリットがあります。

普通為替を受け取った人は換金するために郵便局まで出向かなければならないのです。

結構面倒ですからあまりおすすめしない方法かな。

やり方

やり方は難しくありません。

郵便局で普通為替でお金を贈りたいと申し出れば、普通為替振出請求書という書類がもらえますので、それを記入するだけです。

すると証書がもらえますのでそれを普通郵便や書留で送付することができます。

手数料(料金)

手数料は送金金額の上限は500万円で、料金は5万円以上ならば650円、それ未満の場合は430円です。(1枚の場合)

また少額の場合には定額のタイプもあります。

こちらは現在、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類のが発行されています。

一枚100円かかります。

さらに郵送するならばそれの郵送料が掛かる感じですね。

こちらも振込と比べると少し割高かな。

必要なもの

送付するのに必要なものは以下のとおりです。

相手の住所、名前
手数料(料金)

高額(10万円を超える)場合には本人確認書類を要求されます。

仮想通貨

仮想通貨もお金を送付する方法としてはありです。

ただし、仮想通貨ですから仮想通貨を購入しないと遅れませんのでちょっと面倒ではあります。

また、仮想通貨は相場の上下が激しいので送ったときと受け取るときの日本円換算したときの金額が違うなんてこともありえます。

あとは結構時間がかかるケースがあるのがまだまだ改善の余地があるところでしょうか。

やり方

やり方は仮想通貨の口座を持っていて仮想通貨があればそれほど難しくありません。

相手の仮想通貨のアドレスを教えてもらい仮想通貨の口座で送金処理するだけです。

手数料(料金)

手数料は仮想通貨や取引所により異なりますが日本円換算で数円から高くても数百円ですから振込と比較しても安いです。

今後普及が勧めば振込決済手段として使われる可能性があるのはこういう点もあるからです。

また、面白いルールですが手数料を多く払った人から優先して処理されますので早く相手側に着金したければたくさん手数料を払うという方法もとることができます。

必要なもの

振込に必要なものは相手の仮想通貨アドレスだけです。

もちろん自分が仮想通貨の口座と仮想通貨を持っている必要はありますが。

メルマネ

楽天銀行が力を入れている送金手段にメルマネというのがあります。

これは相手の銀行や口座番号がわからなくても支払いができるため個人間の取引の際に多く使われているサービスです。

振込金額は30万円以内とあまり大きくありませんので少額決済用の手段として考えておきましょう。

やり方

メルマネを使うためには楽天銀行 口座開設をしておく必要があります。

その上で「かんたん振込(メルマネ)」を選択して、振込先の「メールアドレス」「振込金額」「振込内容(タイトル)」「メッセージ内容」を入力するだけです。

手数料(料金)

手数料は受取人が受取口座に楽天銀行口座を指定した場合には無料です。

他行口座を指定した場合でも165円とかなり安いです。

他行口座に支払いをする場合に関しては今回ご紹介したなかでも最安値ですね。

郵便、宅配便で現金を送るのは駄目

やってはいけない方法も紹介しておきましょう。

郵便や宅配便で現金を送る方法です。

最近はあまり聞かなくなりましたが一時期はレターパックなどを使って現金をおくれという指示をするオレオレ詐欺が流行りましたね。

いくらお互い同意の元でも現金を郵便、宅配便で送るのは駄目です。

どうしても郵便で送りたい場合には現金書留や普通為替を使いましょう。

まとめ

今回は「【銀行振込】お金を安全に安く送金する方法5選〜やり方、必要なもの、手数料などを詳しく解説〜【現金書留】」と題してお金を安全に安く送金する方法を5つご紹介しました。

基本的に銀行振込特にネットバンキングを使うネット銀行がおすすめかな。

また、楽天銀行のやっているメルマネも手数料が安いので少額決済の場合にはおすすめです。

今後は仮想通貨がもっとメジャーになって相場が安定してこれば決済手段として面白そうですね。

読んでいただきありがとうございました。

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