10月第3号のIPOの新情報(上場承認)がでました。
10月12日東証マザーズ(情報通信業業)のイーソルです。
10月は例年新規上場企業が多めですから期待したいところですね。
イーソルが10月12日に上場決定
主幹事は野村證券です。最近のIPOは野村証券とみずほ証券主幹事が多くなっていますね
事業内容は組込み機器向けのOS開発、組込みソフトウェアの受託開発等です。
【事業内容】組込み機器向けのOS開発、組込みソフトウェアの受託開発等
【主幹事】野村証券
【幹事】 SBI証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、岩井コスモ証券、むさし証券
【仮条件】9月21日
【申込み期間(BB)】9月25日~10月1日
【上場日】 10月12日
【公募株式数】 公募850,000株 売り出し185,100株
【OA】155,200株
【想定価格】1,470円
【吸収価格】17.4億円
【時価総額】76.5億円
【資金用途】運転資金(研究開発費、人材採用費等)及び設備資金(敷金等の設備投資を含む)に充当する予定
9月25日BBが開始されます。
イーソルのビジネスについて
イーソルは1975年に創業されたかなり古い会社です。(当初の社名はエルグ株式会社)社員は2017年12月現在で388名となっています。
ビジネス内容
ビジネス内容は大きく分けて2つのビジネスを行っています。
組込みソフトウェアソリューション
イーソルは、ユビキタス社会を内側から支える技術者集団として、お客様の満足を第一に、組込みシステム向けのOS、開発ツール、 ミドルウェア、受託開発サービス、そしてコンサルテーションにいたるまで、一貫したサービスとトータルソリューションをご提供
センシングソリューション
現場に密着した視点でお客様が望んでいるものを掘り起こし、その実現のために独創的なハードウェア・ソフトウェアを創造。 ハードウェアは、常温の環境だけでなく、暴風雨や雨天での屋外作業や、マイナス30度の冷凍倉庫内でも使用できる、 耐環境性能に特化したドットプリンタやハンディターミナルの開発・販売、開発受託。他社の製品を組み合わせてご提供することで、幅広い業務支援に対応します。 ソフトウェアでは、営業・販売支援システムや、倉庫支援システムのほか、他社製を含む複数のハンディターミナルの利用を容易にする、ソフトウェア開発支援ツールもご提供。
イーソルの業績
イーソルの売上は安定して伸びていますね
単独決算で見ると2015/12期は5,441,840千円、2016/12期は6,402,355千円、2017/12期は7,362,309千円と10%以上の増加を続けています。あまり急激の増加だと内部の人材が追いつかないケースがおおくありますがちょうどよいレベルといってもよいかもしれません。
経常利益も同様で2015/12期は228,734千円、2016/12期は455,278千円、2017/12期は496,089千円と増加で推移しています。
キャッシュフロー計算書的にも営業キャッシュフローもそれなりにあり問題無いレベルですね。
イーソルの株主、ロックアップ
次にイーソルの株主をみていきましょう。株主には株式会社KAM、株式会社ビーオービー、株式会社アバールデータと法人株主がいくつかあります。あとは個人株主が多くなっていますね。ロックアップは90日ついている人が多くなっています。
ストックオプションの発行はありません。
イーソル当選のための攻略法
イーソルは規模がそれほど大きくないため人気状況によっては当選確率は低めになりそうです。そのため当選のためにはまずは当選枚数の多い主幹事の野村証券で申し込むのは必須でしょう。
また、IPOにそれなりに力を入れている証券会社が幹事に並んでいます。当選確率を上げたいならばその辺りからも応募しておくとよいでしょう。
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