小銭、ピン札(新札)に手数料無料で両替する方法まとめ

先日、小銭がなく苦労するという事件がありました。

それは田舎の駅にある有料駐車場に車を停めたところから始まります。

用が済んで駐車場から車を出そうと精算しようとしたところ小銭がないことに気づきました。

お札を入れるところもありましたが、1,000円札しか入りません。

しかし、、財布の中には1万円札しかありません・・・

仕方なく駅の窓口で両替を頼むものの無理と断れます。

さらに田舎の駅のため売店もなく、切符売り場も1,000円札までしか入りません。

周りを見回してもコンビニなど小売店はなく・・・途方にくれるというある意味、事件が起こりました。

結局、1キロ先にコンビニがあるのを発見し、そこまで歩き買物をして小銭を作りまた1キロ歩いてなんとか車を出すことができました。

ほんと無駄な2キロの往復と時間でしたね(笑)。

はやく駐車場もクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済をできるようにしてほしいところです・・・

そんなことで今回は小銭やピン札(新札)が必要となった時に手数料無料で小銭を用意する方法を紹介していきます。

※料金改定に伴い加筆修正しました。

手数料無料で小銭に両替する方法

最近は小売店などは防犯上の理由から両替してくれないところが増えてます。(駅も同じ理由)

また、こちらも防犯上の理由から1万円札などの高額紙幣を入れれなくしてある自動販売機がほとんどになっていますし、銀行も今年から両替を無料でできる条件をかなり厳しくなってきていますね。

そんな両替が厳しい環境で手数料無料でできる方法を考えてみていきましょう。


銀行で両替する(窓口、両替機)

まずは銀行で両替する方法から見ていきましょう。

多くの銀行の本店や支店では「両替機」が設置されています。

これは両替専用の機械で条件内なら無料で両替可能となっています。

また、窓口でも同様に両替をすることができます。

手数料無料の条件は銀行により異なっています。

例えば三菱UFJ銀行とみずほ銀行の条件はこんな感じです

三菱UFJ銀行の両替機での両替

お取引内容枚数円貨両替手数料(消費税込/件)
キャッシュカード専用カード
円貨両替1~10枚無料(1回目)無料
(2回目)20円
11~500枚お取り扱いできません300円
501~1,000枚600円

出所:三菱UFJ銀行「窓口・両替機の円貨両替手数料改定のお知らせ」より

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両替機の場合にはまずキャッシュカードもしくは両替専用カードを持っていないと両替ができません。なお、無料でできるのは10枚までとなっています。

三菱UFJ銀行の窓口での両替

お取引内容枚数円貨両替手数料(消費税込/件)
円貨両替/金種指定の現金払い戻し1~10枚当行に口座をお持ちのお客さま 無料
上記以外のお客さま 540円
11~50枚540円
51~500枚
501枚以上(500枚毎) 540円を加算
同一金種の新券への両替/新券指定の現金払い戻し1~10枚当行に口座をお持ちのお客さま 無料
上記以外のお客さま 540円

出所:三菱UFJ銀行「窓口・両替機の円貨両替手数料改定のお知らせ」より

スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

窓口の場合、無料で両替できるのは三菱UFJ銀行で口座をお持ちのお客さまのみです。それ以外の人は手数料が取られます。なお、無料で両替できるのは両替機と同じく10枚までとなっています。

みずほ銀行の両替機での両替

お取引内容枚数円貨両替手数料(消費税込/件)
キャッシュカード両替利用カード
円貨両替1~10枚無料(1回目)無料
(2回目以降)300円
11〜500枚以上ご利用いただけません400円
501〜1,000枚ご利用いただけません800円

出所:みずほ銀行「窓口両替および両替機に係る手数料改定のお知らせ」より

スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

両替機の場合にはみずほ銀行もキャッシュカードもしくは両替専用カードを持っていないと両替ができません。

なお、無料でできるのは10枚までとなっています。

※2019年10月1日から値上げされました。

みずほ銀行の窓口での両替

紙幣・硬貨の枚数窓口両替手数料、金種指定払戻手数料
1枚~30枚みずほ銀行に口座をお持ちのお客さま
無料
上記以外のお客さま
550円
31枚~
100枚
550円
101枚~
500枚
550円
501枚
以上
1,320円
(以降、500枚ごとに660円

出所:みずほ銀行「窓口両替および両替機に係る手数料改定のお知らせ」より

スマートフォンの方はスクロールしてお読みください。

窓口の場合、無料で両替できるのはみずほ銀行で口座をお持ちのお客さまのみです。

それ以外の人は手数料が取られます。なお、無料で両替できるのは両替機と違い30枚までとなっています。

このように銀行間で両替を無料でできる枚数がぜんぜん違いますので、まずばお使いの銀行の両替手数料の条件を確認してみましょう。

だいたいどの銀行も無料で両替するための条件として口座の有無、キャッシュカード、両替カードなどが必要となります。

※2019年10月1日から値上げされました。

窓口で金種を指定して出金

もう一つやり方があります。それは窓口などで金種を指定して出金することです。

窓口に行かなければなりませんので少々面倒ですが、出金用紙に必要な100円欄、50円欄、10円欄などがありますのでそこに出金金額になるように枚数を記入して出勤するだけです。

自分のお金を出すだけですからもちろん手数料は取られません。

ただし、銀行によっては枚数制限や枚数によって手数料を取られるケースもありますので詳しくは銀行の窓口でご確認ください。

ATMで金種を指定して出金

これはすべてのATMでできるわけではありませんが、硬貨の出金が可能となっているATMなら窓口と同様に金種を指定できます。ATMで金額と枚数を指定するだけですからかなりお手軽ですね。

ただし、この対応ができるATMはあまり多くはないようです。

1,000円札をATMから出したい場合には、こんな裏技もあります。

例えば1万円を下ろす際に10千円と指定するのです。こうすることで1,000円札が10枚でてきます。

ただしこれも機種によって反応が違うケースもありますのでお気をつけください。

ピン札(新札)に手数料無料で交換する方法

結婚式のご祝儀や出産祝いなど慶事の際にはシワや折り目のない新しいお札である「ピン札」を渡すのがマナーですよね。

こちらも無料で変えるためにはちょっとしたコツがいりまうのでご紹介しておきましょう。


銀行で交換する

まずは前述の小銭への交換と同様に銀行で交換する方法です。

両替機でピン札に変える

両替機で1万円を入れ1万円出せば基本的にピン札がでてきます。

条件は前述の両替のルールと同じです。三菱UFJ銀行なら10枚まで無料、みずほ銀行なら500枚まで無料ってことですね。

窓口でピン札に変える

窓口でもピン札に変えることが可能です。こちらも無料で変えられるのは前述の両替と同じルールになります。

なお、あまりに枚数が多い場合対応できない場合もありますので事前に連絡しておくとよいでしょう。

郵便局で交換する

郵便局は両替事業をそもそも行っていません。そのため手数料の規定などもありません。

ただし、良識の範囲内であればピン札に変えることも行ってくれるそうです。

ルールがありませんのでその郵便局や郵便局員の判断となりますので断られても怒らないようにしましょう・・・

小売店で交換する

前述の両替は基本的にお断りされるケースが多いですが交換なら受けてくれる小売店もあります。

ただし、小売店がピン札をもっているかどうかはその時のルールです。

またこちらもルールがありませんのでそのお店や店員さんの判断となりますので断られても怒らないようにしましょう・・・

基本的にFC(フランチャイズ)契約となっている大手小売店では両替不可としているケースが多いです。

担当者次第では対応してくれることもあるようではありますが・・・

両替したいならば個人経営の中小小売店がよいでしょう。

まとめ


今回は「小銭、ピン札(新札)に手数料無料で両替する方法まとめ」と題して小銭やピン札に手数料無料で両替する方法を見てきました。

こんなことを考えなくてもよいように早くキャッシュレスでいろいろなところで決済できるようになること期待したいところですね。

さすがにご祝儀がキャッシュレスにはならないでしょうが(笑)

土日、祝日に両替できる方法や場所についてはこちらの記事を御覧ください。

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土日、祝日に両替

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