マネーフォワードが9月29日に上場決定
IPOの新情報(上場承認)が3つ出ました。順番に紹介していきましょう。
まずは「マネーフォワード」です。
マネーフォワードについては少し前にも書きましたが私はかなり注目しています。
マネーフォワードが9月にも株式上場フィンテック企業のマネーフォワードが9月にも上場するという記事が日経新聞にでていました。金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックを主力とするベンチャー企業、マネーフォワード(東京・港)が東京証券[…]
事業内容としては自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』の提供を行うPFM事業、法人・個人事業主向けのクラウド型サービス『MFクラウド会計・確定申告・請求書・給与・消込・マイナンバー』といった6つのバックオフィス向けMFクラウド事業等となっています。
クラウドを使った会計ソフトと家計簿ソフトの会社ですね。
主幹事はSMBC日興証券で東証マザーズ上場です。
【事業内容】 自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』の提供を行うPFM事業、法人・個人事業主向けのクラウド型サービス『MFクラウド会計・確定申告・請求書・給与・消込・マイナンバー』といった6つのバックオフィス向けMFクラウド事業等
【上場市場】 東証マザーズ
【主幹事】 SMBC日興証券
【幹事】 SBI証券、マネックス証券、みずほ証券。東海東京証券、岡三証券、いちよし証券、静銀ティーエム証券
【申込み期間(BB)】 9月13日~9月20日
【上場日】 9月29日
【公募株式数】 公募1,617,700株 売り出し:931,000株
【OA】 382,300株
【想定価格】1,330円
【吸収金額】38.9億円
【時価総額】243億円
【IPO資金用途】認知度向上及び顧客基盤拡大のための広告費、当社の子会社であるMF KESSAI株式会社及び株式会社MF Alpha Labにおける運転資金充当のための投融資資金として、財務体質の改善及び経営基盤安定化のため金融機関からの借入金の返済として、今後の成長に必要な優秀な人材の確保を目的とした人件費及び採用教育費として
9月13日BBが開始されます。
マネーフォワードのビジネスモデル、財務状況について
ビジネスモデルについて
マネーフォワードはクラウドをつかった管理部門向けのソフト(会計ソフト、給料、請求書、マイナンバーなど)と家計簿ソフトの会社です。
クラウドですから毎月課金(年払いもあり)となります。
そのためいかにお客さんを捕まえられるかにかかってくるビジネスとなっています。
私も会計ソフトと家計簿ソフトは課金していますのでここのよさはよく理解できているつもりです。
かなりたくさんの種類の会計ソフト、家計簿ソフトを使ったことがありますが飛ぶ抜けて使いやすいです。
そのためここのビジネスについてはかなり高く評価しています。
財務状況について
一方、財務状況はまだまだこれからといったところでしょう。
ひふみ投信の藤野さんがマネーフォワードとウォンテッドリーは早産と言われていましたがおそらく財務面の事が大きい気がします。
売上げはすごい勢いで伸びているものの経常利益ベースでマイナスです。。
こういうビジネスは経費(特に変動費)があまりかからないビジネスでしょうから売上げがあがっていって減価償却をこなしていけば利益も資金も溜まってきます。
その点はビジネスモデルや商品力を個人的には感じていますので長期投資と考えればありだろうと思っています。
また詳しく後日分析してみたいと思います。
マネーフォワードの価格について
東証マザーズ、クラウド系と上がる要素も多いです。
一方、業績がまだ赤字であること、規模はそれなりであることという点もあり、大きく上げるとは言い切れない点もありますね。
マネーフォワードの当選のための攻略法
IPOを当選したいなら主幹事から申し込むのは定石ですね。
今回の場合には、主幹事のSMBC日興証券で申し込むのは必須でしょう。
また、今回は幹事も大手から中堅までたくさんあります。
たくさんから申し込むことで当選確率は当然あがります。
特に今回はマネックス証券穴場かな?って思います。
ちなみにいちよし証券はまだ口座開設できていません。(笑)
また、IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。
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読んで頂きありがとうございます