先日、投資信託業界に衝撃を与えた楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドの発表。
それが第一弾であって今後もどんどんでてきそうなニュースがでましたのでご紹介します。
【楽天・バンガード・ファンド】の創設を発表
楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドについては下記を御覧ください。
楽天投信信託顧問が2017年9月29日付けでタイトルの2本のインデックスファンドを設定しました。楽天よりおもしろいインデックスファンドが発表されましたこちらが非常にユニークな商品なのでちょっと検証してみたいと思います。概要ま[…]
【楽天・バンガード・ファンド】とは
それが楽天投信投資顧問株式会社とバンガードジャパンの親会社であるバンガードグループがインデックスが投資信託を日本で展開するためにマーケティングや商品開発で協働ことに合意したことを発表しました。
詳しくは下記を御覧ください。
バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社は、楽天投信投資顧問株式会社(本社:東京都世田谷区、以下「楽天投信」)と、バンガード・ジャパンの親会社であるバンガード・グループ(本社:米国ペンシルバニア州)が運用するETFを主たる投資対象とするインデックス型投資信託を、『楽天・バンガード・ファンド』という愛称で展開し、本邦投資家への普及・浸透に向けたマーケティングや商品開発等で協働することに合意しました。 バンガードWEBページより
SBI証券やマネックス証券でも発売
楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問株式会社なので楽天証券での発売だとばかり思っていましたがSBI証券、マネックス証券でも発売されるようです。
つみたてNISAやiDeCoでも扱われるようならば海外ETFを購入できない両サービスですから本命ともなりえる投資信託となります。
つみたてNISAを強く意識しているとのコメントもありますのでつみたてNISAではかなり高い確率で扱われると予想されます。
『楽天・バンガード・ファンド』の第一弾である「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の2ファンドの取扱いは、楽天証券株式会社およびマネックス証券株式会社(共に9月29日より)を皮切りに、株式会社SBI証券(10月20日より)でも開始される予定です バンガードWEBページより
バンガードには魅力的なETFがたくさんあり
バンガードは今回投資信託となったVTやVTI以外にもたくさん魅力的な商品があります。
今回は私がこの制度で投資信託化してほしいバンガードのETFをご紹介しておきます。
ぜひ挑戦してほしな。
バンガード・S&P500ETF(VOO)
経費率:0.04%
純資総額 341.25(単位10億ドル)
まずはこれです。
かなりの純資産額をほこります。
S&P500へ投資できる投資信託は少し前にiFree S&P500インデックスがでていますが楽天・バンガード・ファンドシリーズならもっと安くでてきそうですね。
アメリカへの投資ならばこれがでれば本命となりそうです。
VTIはアメリカの株式市場まるっと投資。 VOOはアメリカを代表する大型500銘柄ほどに投資をするって違いですね。
バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)
経費率 0.10%
純資総額 15.57(単位10億ドル)
ちょっと特殊な商品ですが個人的にぜひ出してほしいのがこれVGTです。
バンガードは業種別のETFをたくさん出しています。
その中の情報技術セクターのETFになります。
アメリカは基本的に経済が強いですがその中でも他の国と大きくレベルが違うと感じているのが情報技術です。
AIやIOTなど時流のセクターでもあります。
ここの分野は日本で太刀打ちできないだろうな・・・って感じていますのでアメリカ企業に投資をしたほうがと個人的に思います。
そこへの分散投資が簡単に実現できるのがこのETFなのです。
実績も結構高めでして、私もたまに海外ETFでこれ買っていたりします。
しかし、海外ETFは取り回しが微妙で買うのが面倒なのもありますから投資信託積立(つみたてNISAでも可)やiDeCoで買えるとありがたいところですね。
他にも金融、生活必需品、公益事業、素材、ヘルスケアなど分野別のETFがたくさんでていますのでそれらが投資信託化すれば選択の幅が広がって嬉しいところです。
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
経費率 0.14%
純資総額 85.37(単位10億ドル)
もう一つが新興国株式のETFです。
これのすごいところは新興国株式への投資なのに経費率がバカ安であること。
これの「楽天・バンガード・ファンド」版ができれば一気に最安値の新興国株式インデックスになりそうです。
まとめ
今回は楽天投信投資顧問株式会社とバンガードグループが発表した『楽天・バンガード・ファンド』についてみてみました。
その第一弾の楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドは楽天証券はもちろん、SBI証券やマネックス証券でも扱われるということです。
つみたてNISAの積立商品の本命となりえる商品ですね。
また、バンガードには他にも魅力的なETFがたくさんあります。
これらが投資信託化されてつみたてNISAやiDeCOで買えるようになると夢が広がるな・・・
ぜひお願いしたいところですね。
読んでいただきありがとうございました。