LINE証券のIPOの個人投資家への割当株数が意外と少なかった件。

ここ最近の株式投資人気もあるのか、個人投資家のIPOの競争が激しくなっています。

最近IPOを始めた方にぜひ知ってほしいのが日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」です。

毎月個人投資家にどれだけ配分しているのかを発表しているんですよ。

今回は7月からIPOを開始したLINE証券の個人投資家への割当株数が判明しましたのでご紹介しましょう。

なお、各社の割当状況の確認方法等はこちらの記事を御覧ください。

LINE証券のIPOの個人投資家への割当株数

それではLINE証券のIPOの個人投資家への割当株数を見ていきましょう。

大和証券系のスマホ証券のCONNECTの当選確率がかなり高かったこともあり期待は高かったんですけどね・・・

あまり当選した方をネットでも見ませんでした。

それもそのまず、下記のような配分でかなり激戦だったからです。

当選確率はかなり低かった?

LINE証券IPO割当株数

出典:日本証券業協会 「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」7月 LINE証券 より

コラントッテが16単元、ラキールが10単元、アシロが36単元でした。

それぞれ一人1単元(100株)となっていますので16人、10人、36人が当選したことになります。

なお、LINE証券に割り当てられた分すべてが抽選に回っているようですから公平ではありますね。

正直なところ、意外と少ない?といった印象です。

どれだけの方が申し込んでいるのかはわかりませんが、当選確率はかなり低かったものと思われます。

私も応募していますが、当然落ちていますね笑

ただし、委託販売と考えれば他と比較しても妥当な数字ではありますけどね。

下記のように当選が期待できそうだという記事を書いていますが、期待が大きすぎたのかもしれません。

野村證券との比較

ちなみにLINE証券は野村ホールディングスが出資していることもあり、野村証券が主幹事をしているケースでIPOの取り扱いをしているようです。

ですので野村証券の配分とも比較してみましょう。

野村証券IPO割当株数

出典:日本証券業協会 「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」7月 野村證券 より

野村證券の個人投資家への割当はコラントッテが14,710単元、ラキールが8,928単元、アシロが33,478単元でした。

LINE証券と比較すると桁が違いますね(笑)

ただし、抽選に回っているのは10%超くらいとなっています。

割合にするとLINE証券に回っているのは1%前後といった感じでしょうか。

CONNECTとの比較

例えば同じ期間で大和証券系のスマホ証券のCONNECTが取り扱ったのは以下です。

銘柄が異なりますので単純比較できませんが、サーキュレーション6単元、AIメカテック9単元とLINE証券とそれほど変わりません。

CONNECTIPO割当株数

出典:日本証券業協会 「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」7月 CONNECT より

CONNECTへの配分は大和証券の1%前後とLINE証券とほぼ同じですね。

開始したばかりの頃は配分も少し高かった?

実はCONNECTがIPO開始したころは少し回している配分も多い銘柄があったようです。

例えば2020年12月のCONNECTは以下の配分がされています。

CONNECTIPO割当株数2020年12月

出典:日本証券業協会 「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」12月 CONNECT より

ウェルスナビは個人投資家への配分総数は429単元です。

大和証券の個人投資家への配分総数は18,585単元。

2.3%と少し高めの割合が割り振られているのです。

ウェルスナビは規模が大きかったこともあるのでしょうがCONNECTにもたくさん割り当てられていたのです。

それにプラスしてそもそもの口座開設数が少なかったことで当選確率がかなり高かったのでしょう。



LINE証券でIPOは参加すべき?

今までの話を見ると当選確率が低いからLINE証券でIPOに参加しても無駄では・・・って思う方も多いかもしれません。

しかし、そうではありません。

いろいろな証券会社から応募することで少しでも当選確率を上げるという意味ではありな選択なのです。

野村證券主幹事の大型IPOは狙うべきかも

野村證券主幹事で大型のIPOならLINE証券に1%が回ってくるだけでもそれなりの当選確率になりそうです。

前述のCONNECTのウェルスナビのような形で割り当てられる割合が増える可能性もあります。

ONNECTのウェルスナビの割当枚数の429単元は幹事証券会社よりも多いですからね。

当選確率はかなり高くなります。

こういった銘柄なら手間隙や資金効率を考えても狙っていくべきでしょう。

ちゃんとIPO企業の財務内容等は見極める必要がありますけどね。

LINE証券のIPO購入までの流れ

ちなみにLINE証券のIPOは以下の流れで実施されます。

まず仮申込(他の証券会社だとブックビルディングと呼ぶ)

その後、販売予定株数よりも申込株数が多い場合は、抽選となります。

抽選申込をする際には、申込当日時点で銘柄を購入できるだけの資金(現金残高)が必要となり、当選した場合はそのまま購入できるよう資金が拘束されます。

なお、受付した抽選申込の取消はできません

あらかじめ資金を用意しておく必要がありますのでご注意ください。



まとめ

今回は「LINE証券のIPOの個人投資家への割当株数が意外と少なかった件。」と題してLINE証券のIPOの割当をご紹介しました。

予想に反して当選者が少なかったLINE証券でのIPO

しかし、今後野村證券主幹事の大型IPOが登場すると面白そうな比率の割当でもありました。

それに備えて今のうちに口座作っておくのもおすすめですよ。

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