新しいNISAを巡って顧客獲得競争が激しくなってきています。
先日、楽天証券が米国株などを購入する際に必要となるドルに交換する際に掛かる為替手数料を片道3銭へすることを発表。
松井証券:ドル円の為替手数料無料化
まずは松井証券の発表から見てみましょう。
松井証券では12/4(月)より米ドルと日本円の両替について、為替手数料を無料といたします。現在プログラムの適用により米ドル買付時の為替手数料を無料としており、多くのお客様にご利用いただいております。この度、さらにおトクな米国株サービスの実現のため、米ドル売却時の手数料についても無料とし、プログラムから恒久的なサービスへと一本化いたします。
出典:松井証券 【米ドル⇔円の為替手数料0円】松井証券の米国株取引がますますおトクに!米ドル⇔日本円の両替が恒久的に無料になります。
松井証券の為替手数料
まとめると松井証券の為替手数料は以下のようになります。
売却時:1米ドルあたり25銭→無料(恒久化)
楽天証券:ドル円の為替手数料無料化
次は楽天証券の為替手数料無料化についてみてみましょう。
楽天証券は、2023年12月4日(月)8時注文分から、外国為替(リアルタイム為替)取引における「米ドル/円」の為替手数料を、業界最低水準となる無料に引下げます。これにより、米国株式はもちろん、米ドル建て債券の取引など、よりコストを抑えて米ドル建て商品を活用した資産づくりをおこなっていただけるようになります。特に米国株式投資においては、お支払いいただいた取引手数料の1~2%分の「楽天ポイント」などが貯まる「取引手数料ポイントプログラム」も提供しており、今回の為替手数料無料化により、これまで以上にコストを気にせず、米国株式への投資をおこなえる環境が整います。
出典:楽天証券 楽天証券、米ドル/円の為替手数料、業界最低水準の無料に!
先日、為替手数料を1米ドルあたり3銭にすると発表したばかりですが、SBI証券に対抗して即座に無料化となりました。
なお、変更は2023年12月4日よりとなります。
ちなみに1米ドルあたり3銭になってたのは2023年12月1日よりでしたので3日だけ1米ドルあたり3銭で運用されたってことですね笑
楽天証券の為替手数料
まとめると楽天証券の為替手数料は以下のようになります。
売却時:1米ドルあたり3銭→無料
為替手数料を他社と比較
参考までに為替手数料を他社と比較してみましょう。
auカブコム証券の為替コスト
次にauカブコム証券です。
auカブコム証券は米国株参入が他社より後発なのもあり、多少安くしていますね。
売却時:1米ドルあたり20銭
マネックス証券の為替コスト
次はマネックス証券です。
マネックス証券の為替手数料は以下のとおりです。
売却時:1米ドルあたり25銭
サクソバンク証券の為替コスト
海外株の取り扱いが多いことで評判のサクソバンク証券はどうでしょう?
あえて海外の証券会社を使うメリットはかなり低くなりましたね。
米国株に力を入れていない銀行、証券会社
あまりアメリカ株に力を入れていない証券会社や銀行はさらに高めの手数料が発生したりします。
たとえば有名ドコロだとこんな感じです。
- 野村證券:1米ドルあたり50銭(10万米ドル未満)、1米ドルあたり25銭(10万米ドル以上)
- 三菱UFJ銀行:1米ドルあたり25銭(インターネットバンキング)、1米ドルあたり1円(窓口)
三菱UFJ銀行の窓口など1米ドルあたり1円なんですよ笑
まとめ
今回は「松井証券、楽天証券がドル円の為替手数料無料化。SBI証券に対抗」と題して松井証券、楽天証券が為替手数料を大幅値下げした話をみてきました。
現時点では米国株はSBI証券、松井証券楽天証券で買うのが少しお得に買えるってことですね。
今後他社がどこまで対抗してくるのか注目です。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。