最近の自動車の鍵のほとんどはスマートキー(ワイヤレスリモコンキーやキーレスエントリーキーとも言う)になっていると思います。
すごく便利なのですが、一個大きな弱点が。
それはハイテクになりすぎて普通の鍵と比べて高額ですし、耐久性に問題があるんですよ。
今回はそんなスマートキーを洗濯(ドラム式ですので乾燥まで)してしまった話です。
みなさんお気をつけください・・・
スマートキー(キーレスエントリーキー)を洗濯と乾燥をしたらどうなった
洗濯をするときにポケットに洗濯してはいけないものが入っていた。って経験は多くの方があると思います。
今回は自動車のスマートキーを洗濯してしまったのです。
しかもうちはドラム式洗濯機。
乾燥までしてしまっています。
普通の鍵なら洗濯しても乾かしておけばまったく問題ないと思いますが、ハイテク機器のスマートキーです。
洗濯と乾燥後の状態
洗濯と乾燥後も見た目は変わりませんでした。
ただし、触ってみるとドラム式の衝撃で(叩きつけて洗う)おかしくなったのかガタガタいう箇所があります。
慌てて車で使えるのかをテストしてみました。
通常はスマートキーを持っていればドアの取手を触っただけで鍵が開きますが、その機能がまったく動作しません。
普段は使わないスマートキーのボタンを押しても同じく反応がありません。
スマートキーの閉めるボタンを押すと反応はありました。
どうやら開けるボタンの反応がなくなってしまったようです。
自動車ディーラーに持ち込み
どうしようもないので自動車ディーラーにスマートキーを持ち込んでみました。
結論から言えば修理するよりも買ったほうが安いとのこと。
約3万円の出費。(価格はメーカーや車種によって異なります)
設定に1時間程度掛かるのと在庫がないので3日後に取り寄せとのことでした。
痛い出費ですが仕方ありませんね。
ちなみにガタガタいう箇所は爪が折れていました。
おそらくドラム式は叩きつけて洗濯する仕組みなのでその過程で折れたのだと思われます。
自動車保険のオプションも使えなかった
なお、確認してみましたが自動車保険では今回のような洗濯事例では使えませんでしたね。
最近の自動車保険には
- 車内身の回り品特約
- おりても特約
- 個人賠償特約
などのオプションを付けている方も多いかと思います。
これらが使えそうな気がしますが、確認してみるとどれも厳しそうです。
車内身の回り品特約は事故をしたときに車内やトランク内に車載しているものが壊れた際に使える保険です。
今回の事例は事故をしたわけではないので対象となりません。
おりても特約は車ででかけたときに降りている間に起こった事故が対象となります。
今回の事例は車でお出かけしたときでないので対象となりません。
個人賠償特約は日常生活の事故で、加害者となった場合の損害賠償費用等を補償されるものです。
今回の事例は損害賠償でないので対象となりません。
つまり、どれも使えないんですよ。
他のオプション内容も確認してみましたが自動車保険使えるものはなかったですね。
うちはそもそもこれらのオプションに加入していないので関係なかったですけどね
なお、契約している自動車保険によっては対象となる可能性もあるでしょうから一応確認してみるのがよいと思います。
うちが加入しているソニー損保は駄目でした。
ディーラーで言われた洗濯しちゃった場合の対処法
なお、ディーラーで言われたのは洗濯しちゃった後の対応が悪かったとのこと。
ポイントをご紹介しておきましょう。
動作確認は駄目絶対。
洗濯してしまったらみなさんやりたくなるのは、スマートキーが動作するかのチェックだと思います。
しかし、これは絶対やっちゃ駄目なことだそうです。
スマートキーのような外で使うものは雨などがかかっても良いように基本的に生活防水になっています。
ですから多少の水は平気なんですよ。
それでも洗濯をしてしまったような状況だと中にもかなり水が入っているかと思われます。
そのため、動作チェックをすると水が付いた状態で動いて基盤がショートしてしまうケースが多いそう。
つまり、実は洗濯をした段階では壊れていなくて、動作確認をした時点でショートして故障をしてしまうのです。
また、水を出そうと振る行為もよくないとのこと。
水分が内部まで入ってしまうリスクが上がってしまうそう。
とりあえず分解して乾かそう
ですから洗濯してしまったら動作確認は一切せず、バラして乾かす。
完全に乾いたら組み立て直して動作を試してみる。
それが最善手とのこと。
スマートキーを洗濯してしまう方はかなり多いそうです。
しかし、一切触らず乾かしてしまえば8割くらいでは問題なく使えるとのこと。
うちの場合はドラム式で叩きつけていますし、乾燥まで行っているのでその過程を踏んだとしても壊れていた可能性が高そうですが・・・
まとめ
今回は「車のスマートキー(キーレスエントリーキー)をドラム式で洗濯と乾燥をしたらどうなったか」と題してスマートキーを洗濯してしまったときの話を見てきました。
3万円の出費は痛いのでみなさん、洗濯する前にポケットの中を確認しましょうね。
また、洗濯してしまったらすぐに動作確認はせず、乾燥させてから試してみるようにしましょう。
それだけでこのようなリスクは減るはずです。
私を反面教師としてください。。。
家の鍵もスマートキー化されていますが、そちらは洗濯していなかったので助かりました・・・
こちらもたぶん仕組みは同じだと思いますのでお気をつけください。
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