家を買うとなると考えることは山程あります。
家の間取り、設備、ハウスメーカー、住宅ローン、外構、最寄り駅からの近さ、職場、学校、コンビニなどなど。。。
ですからなかなかそこまで頭が回らないという部分が大きいのですが、意外な盲点となる話があります。
自治会です。
これ地区によってかなり差があるんですよ。
事前のチェックは必須です。
今回は家を買う際の自治会について見ていきましょう。
自治会(町内会)とは
自治会(地区によっては町内会という)とは一定の区域に住所を有する者の地縁に基づいて 形成された団体のことです。
イメージとしては以下の通り。
出典:総務省 自治会・町内会等とは
主な活動は上記のとおりです。
ただし、団体によって会費も活動内容も大きく異なっているんですよ。
自治会費(町内会費)が地区によって大きく異なる
まず、知っておく必要があるのは自治会費(町内会費)です。
これは自治会(町内会)によってかなり大きく異なっているんですよ。
うちの地区は年間3,000円ですが、中には年間10万円なんて自治会もあるそう。
年間3,000円と年間10万円では50年住むとして差は485万円です。
馬鹿にできない金額となります。
たとえ家を建てて住むまでそれを知らなくても、後戻りは難しいです。
あらかじめどのくらいの自治会(町内会)が掛かる場所なのかは事前に調べておきたいですね。
うちはハウスメーカーの分譲地だったので事前に確認してもらっておりました。
活動内容、ルールも自治会事により異なる
また、自治体の活動内容、ルール等も自治体によって大きく異なります。
私が住んでいる地区は大手ハウスメーカーの新興分譲地でした。
基本的に新しく引っ越してきた方が多いため、ほとんど自治体の活動は行われていないようですよ。
週に1度くらい回覧板が回ってくるくらいなもの・・・
しかし、実家は昔からの家が多い地区のため、月に1度程度の活動があります。
地域の清掃、神社の清掃、防災訓練、お祭り運営、老人会、子ども会、葬式、結婚式、ラジオ体操、ゴミ当番などなど・・・
それらは基本全員参加で参加しないと罰金が発生するそう。
また、自治会長、民生委員、体育委員などさまざまな役職があり、持ち回りで回ってきます。
うちの親などは自治会活動でかなり時間を取られていましたね。
この差も後々のことを考えると大きいですからあらかじめ確認しておきたいところ。
基本的に古い家が多い地区は活動内容も多いですし、自治会費も高いケースが多い傾向にあるそう。
自治会に入るメリット
もちろん自治会に入るメリットはあります。
例えば子ども向けに開催されるイベントが開催されたりなどですね。
私も子どものころ自治会の子供向けの旅行などに参加した記憶がありますね。
それきっかけでご近所さんと仲良くなったり、交流しやすくなるのもメリットですね。
先日、祖父がなくなったのですが、その自治会では葬式の際にお手伝いにきてくれていました。
そういうのも自治会のメリットでしょうね。
また、地震など震災の際に助け合いやすいなどのメリットもあるでしょう。
これらもどの程度あるのかは自治体によって異なります。
ちなみにうちの自治会はイベントも全くありません笑
そのため、ご近所さんのことはほぼ知らないんですよ。
どちらが良いのかは好みでしょうけどね。
私はイベントに参加するのが好きではないので、なにもない方がありがたいですが。
自治会の加入は任意だが・・・
なお、自治会(町内会)の加入は任意です。
しかし、地区によってルールはかなり異なっています。
中には自治会に加入しないと「ゴミ出し」をするなと言われるそう。
ゴミステーションは基本的に自治体管理ですからね。
そうなるとかなり不便を強いられます。
ゴミ屋敷になってしまった人の理由を聞くとそういうケースが多いとか・・・
今も裁判で闘っている地区もあります。
また、脱退も自由ですが、脱退費が必要だったり、独自ルールがあるケースもあるそう。
うちの地区は加入はほぼ強制の雰囲気でしたね。
引っ越してきた当日くらいに班長さんが加入申込書を持ってきました。
年間3,000円で余計な揉め事をしなくてよいならと快く入りましたが・・・
このあたりも事前に確認しておきたいところ。
まとめ
今回は「家を買うなら事前に自治会費(町内会費)や自治会活動について確認しておこう」と題して自治会について考えてみました。
家を建てるときにあまり重要視されない意外な盲点ですが、地区により大きな差が出る点でもありますので確認しておきたいところです。
ハウスメーカーや不動産屋さんによってはそのあたりの事前調査もしてくれるのでお願いするのが良いでしょうね。
そういうチェックまでしてくれるハウスメーカー・不動産屋に土地探しを頼むとあとで楽ですよ。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。