最近、資格取得のための勉強法についてご質問をいただくケースが多くなっています。
私自身、様々な資格試験を取得し、現在は第二種電気工事士の勉強中ですがその経験を踏まえて、今回は勉強法について解説しましょう。
多くの方は非常に無駄な間違いだらけの勉強法をしちゃっているんですよ。
これは資格の勉強だけでなく、受験などでも基本的に同じですね。
私の資格遍歴
ちなみに私は資格マニアと言っても良いくらいいろいろな資格を保有しています。
まずは資格マニアの私の資格遍歴をご紹介しておきましょう。
私が現在持っている主な資格は以下のとおりです。
他にも3級程度とっている資格はたくさんあります。
また資格まではとっていませんが、勉強をかじった資格もいくつかあります。
ちなみに大学は俗に言う「MARCH」の一校ですので、学歴が高いわけではありません。
どちらかというと大学入学以降に資格の勉強を通じて方法に目覚めた感じですね。
今の勉強法の知識があればもっといい大学に入れたと思ってます。
私の勉強法:教科書で一からする勉強方法は無駄・・・
まず、今回お伝えしたい最も重要なポイントは学校でやるような教科書を一からコツコツ学んでいくという学習方法は資格取得や受験ということを目標とするなら本当に無駄ということです。
全く、意味がないわけではありませんが効率がすこぶる悪いんですよ。
少しでも最短で合格したい、少しでも良い大学に行きたいという観点から言えばおすすめできないのです。
パラシュート勉強法とは
パラシュート勉強法はテキストで一から勉強するのと比べてかなり効率的なんですよ。
はじめは苦痛
ただし、パラシュート勉強法でいきなり過去問とかを解くとほぼ解けないでしょうから、かなり苦痛だったりするのがたまに傷です。
そこで挫折するしちゃわないようにしましょう笑
ちなみ私が最近通った、第二種電気工事士の学科試験の勉強では、全く勉強したことがない分野だったので初めの時点でちんぷんかんぷんだったのでかなり苦痛でした。
点数はつけていませんが、ほぼできていないと思われます。
しかし、パラシュート勉強法で50時間の勉強後には、過去問を30分くらい(試験は120分)で90点台がコンスタントに取れるまでになっていましたね。
本番でも30分くらい(試験は120分)で50問中47問正答ができました。点数にすると94点ですね。(60点合格)
かなり効率的な勉強ができたと自負しております。
エビングハウスの忘却曲線を意識しよう
もう一つ大事なことがあります。
人は忘れるということを意識するということです。
エビングハウスの忘却曲線という有名な理論を知っておくと良いでしょう。
エビングハウスの忘却曲線を簡単に言えば実際は、人が一度覚えたことを再度覚えるためにかかる時間の「節約率」を時間軸で表したものです。
言葉で聞いてもわかりにくいでしょうから、具体的な数字で見ておきましょう。
経過時間 | 節約率 |
20分 | 58% |
1時間 | 44% |
1日 | 34% |
6日 | 25% |
31日 | 21% |
つまり、人は覚えても20分経つと半分、1日経つと3割、1ヶ月経つと2割しか覚えていないということになります。
しかし、一度覚えたことは再度覚えるのに節約もできます。
例えば初めて学習する際に1時間かけて覚えたことは、1時間後に再び記憶する時には44%の時間を節約、つまり26分で記憶することができるというのが「節約率」です。
この数字を意識して学習を繰り返すとより効率が良くなるんですよ。
このデータを見れば記憶してから1日の間に節約率は急激に低下しますが、その後は緩やかに下降することがわかると思います。
つまり、1日後までがポイントになるってことです。
私の場合、この数字を意識して、翌日に間違えた問題を復習するようにしています。
そうすることで忘れにくくなり、もし忘れてしまっていたとしても再び記憶する時間も節約できるんですよ。
まとめ
今回は「間違いだらけの勉強法。パラシュート勉強法と忘却曲線を意識しよう」と題して私が実践している勉強法についてご紹介しました。
かなり特殊な勉強方法かと思いますが、少しでも最短で合格したい、少しでも良い大学に行きたいという観点から言えばおすすめます。
参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。