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投資家交流会のメリット・デメリット徹底解説|オフ会あるある・喧嘩・トラブル事例と対策

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投資家交流会のメリット・デメリット徹底解説|オフ会あるある・喧嘩・トラブル事例と対策

先日、Xである投稿が話題になっていました。

投資家交流会(オフ会)で殴られたというのです。

そこで今回は投資家のオフ会(投資家交流会)に初めて参加する人/最近参加が増えてきた人に向けて、オフ会の良い面と注意しなければならない点をご紹介していきます。

目次

投資家交流会(オフ会)とは?種類と雰囲気の違い

投資家同士がリアルに集い、投資の話や近況、時には全く投資と関係ない話を楽しむ場です。

X(旧Twitter)では「銘柄や投資手法の話はほとんど出ず、美味しいものを食べながら雑談中心」という参加者の投稿も見られ、情報交換の形式は多様です。

私も初心者の頃はよく投資関連のオフ会に参加してました。

今はとても有名になってらしゃるcisさんとかも参加した株のオフ会(2ch)とかにも出たことがあります。

かなり勉強になりましたね。

オフ会の主なタイプ

オフ会といっても単なる飲み会の場のようなものから、勉強会まで様々です。

  • 少人数の飲み会・お茶会(雑談中心/初心者も参加しやすい)
  • テーマ別勉強会(インデックス・高配当・米株・株主優待・テクニカル等)
  • セミナー併設型(講師+交流タイム)
  • サロン・コミュニティ発イベント(定期開催・オンライン併用 など)

どの形でも主催者の姿勢・ルール設計で満足度と安全性が大きく変わります(後述)。

メリット(うまく使えば“学びの加速装置”)

まずはオフ会のメリットからみていきましょう。

一次情報の解像度が上がる

投資書籍やSNSだけでは掴みにくい実務のディテール(投資手法、税務のつまずき、失敗事例の生々しさ)に触れられます。

自分の解釈のズレに早く気づけるのが最大の利点です。

書籍を出していたり、ブログを書いている方も参加していたりしますが、不特定多数がいる場では書いてないような秘密の話が聞けるようなケースも。

孤独の解消と継続のトリガー

投資は長期戦。

同じ航路の仲間の存在はモチベーションの源泉となりえます。

定期的な交流は「投資をやめない仕組み」にも。

視野の拡張とバイアス対策

自分とは別の年齢・職業・スタイルに触れると、思い込み(ホームバイアス/確証バイアス)を自覚できます。

結果としてリスク管理の質が向上します。

キャリア・ライフのヒント

副業・転職・起業など、ライフプラン寄りの話題から刺激を受ける場面も少なくありません。

資格勉強のオフ会にも参加したことがありますが、そこはここの部分が大きかったですね。

デメリット・リスク(「オフ会トラブル」にならないために)

次にデメリットやリスクをみていきましょう。

過剰リスクの誘発

場の熱量で短期的な高リスク行動に傾きやすい点は要注意です

儲かった自慢も多くあり、自分が守ってきたポジション・サイズや分散を崩す等ですね。。

「オフ会あるある」— 雰囲気起因の小トラブル

雰囲気起因のトラブルも多いです。

  • マウント合戦(資産額・勝率・利回り自慢)
  • 説教/押しつけ(手法の違い→雰囲気悪化)
  • 過度な写真撮影・SNS晒し(同意なし)
  • セクハラ
  • ドタキャン/会費トラブル(幹事持ち出し問題)

私もオフ会参加してた時は20代前半だったのですが、おじさんから長々と説教をされたことがあります笑

資産のマウント合戦があるのも投資オフ会ならではでしょう。

会社の飲み会でも同じですが、さらに知らない初対面の人たちだから余計気をつける必要はありますね。

オフ会体験談などのまとめでも「プライベート情報の扱い」や「気を許しすぎない」などの注意点が繰り返し挙げられますね。

詐欺・勧誘系の投資勉強会に紛れるリスク

自治体の注意喚起でも、LINEグループ等に誘い込んでFXや暗号資産、非公開株を勧誘→少額出金で信用させて大口入金を迫るといった典型的な手口が紹介されています。

「先生」「勝てるアプリ」「自動売買」などのキーワードには要注意です。

ネットの延長線上で現実トラブル化する危険

ネット上の軋轢がリアルの場で事件に発展したケースとして、福岡IT講師殺害事件(2018年)は有名です。

オンラインの対立がオフラインへ波及した象徴的事件で、オフ会やセミナーといった“リアル接点”がリスク拡大点になりうることを示しました。

また、当サイトでも資産公開・儲け自慢が犯罪や嫉妬を誘発するリスクを詳説しています。

オフ会参加を視野に入れるならオンラインでの露出を控えめにすることをおすすめします

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法的観点:「その助言、無登録ビジネスになっていませんか?」

また、法的リスクもあからかじめ知っておきたいところ。

会費を取り、特定銘柄や売買タイミングを有料で助言する行為は、反復継続すれば金融商品取引法上の「投資助言・代理業」に該当し得て、登録が必要です。

無登録営業は違法となり得ます。

最近はかなり黒に近いグレーな行為がネット上でも散見されます。

そもそもそういうルールがあるのを知らずにやっている人も多そうですけどね。

オフ会を開催する主催者は最低限、以下を確認しておくべきでしょう。

  • 投資助言・代理業は登録が必要(金商法第29条 等)。
  • 財務局・金融庁のガイドで登録・行為規制等を確認。
  • 登録業者の一覧で実在確認(参加費用を伴う助言イベントであれば特に)。

参加者側としては、「有料で勝てる銘柄を教える」「専用アプリで指示」などの文言が出たら即撤退が無難です(前掲の自治体注意喚起・被害相談事例も参照)

「オフ会あるある」から学ぶ、喧嘩・トラブル回避術

ここからはトラブルにならないためのポイントをみていきます。

1)アジェンダ弱者の悲劇(あるある)

話題が散らかるほど声の大きい人が場を支配し、初心者は質問しづらくなります。

対策:主催側はテーマと時間割を事前共有

質問はラウンドテーブル方式で全員に発言機会を。

2)銘柄バトル→オフ会喧嘩(あるある)

「その銘柄は危ない」などで空気が凍る。

対策投資方針の違いは前提として尊重

“事実”と“意見”を分け、「私はこうしている」に言い換える。

3)資産マウント→オフ会喧嘩(あるある)

投資のオフ会では資産のマウント合戦が始まることがよくあります。

中にはバカにされて喧嘩になることも

対策マウント合戦に参加しない

基本的に資産の公開はしないのが正解です。

公開してもなにもよいことはないからです。

メリットがあるとすればマウント上位になって気持ち良いくらいなものでしょう・・

4)写真・SNSの地雷(あるある)

無断撮影・無断アップ、位置情報つき投稿で自宅や行きつけがバレることも。

対策撮影OK/NGのステッカーを用意、集合写真は後ろ姿/ボカシ会場名の即時投稿は禁止

5)クレカ前払いの返金トラブル(あるある)

ドタキャン発生で幹事の持ち出しに(実例の投稿も散見)。

対策規約で返金ルールを明記(○日前までは全額、以後は実費徴収等)/代替参加者の斡旋

6)“先生”出現→高額コース誘導(あるある)

みんなから「先生」と崇められる人が登場し「今日来た人だけ特別割」を提示。

対策その場で契約しない

金融庁の登録検索で実在性を確認しましょう。

初心者が安全に楽しむ「5ステップ」

はじめて参加するオフ会は怖いものです。

以下の5つを確認して参加しましょう。

  1. 小規模・昼開催・公共スペースから始める(お酒が入り、ハイテンションな夜会より安全)。
  2. 主催者の身元・連絡先・開催実績を確認(Xの発信だけでなく過去参加者のレビューも)。
  3. 会費・返金・撮影・勧誘禁止などの明文化ルールがある会を選ぶ(無ければ要注意)。
  4. 個人情報は最小限(本名・勤務先・住所・資産額・保有銘柄は言わない/写真は“顔出しNG”で)。
  5. LINE・DM招待型の“投資勉強会”は原則スルー(自治体も繰り返し注意喚起)。

幹事向け:安心して集える「投資家交流会」運営チェックリスト

幹事の方は以下の点を確認しておきたいでね。

  • 開催要項:目的/対象者/人数/会費/返金規定/飲酒ルール
  • コンテンツ:テーマ・時間割・質問タイム・初心者席
  • 安全配慮撮影ポリシー(OK/NGの可視化)SNSガイドライン差別・ハラスメント禁止
  • 勧誘対策:特定銘柄推奨・有料助言の禁止を明文化(法令リンク添付)。
  • 決済:会費の前払いは少額・返金ルール明記/現地徴収はレシート発行
  • 緊急時:トラブル対応窓口/退出フロー/最寄り交番・救急連絡先
  • レポート:個人情報を伏せた学びの共有(撮影は同意ベース、位置情報は後日)

まとめ

今回は「投資家交流会のメリット・デメリット徹底解説|オフ会あるある・喧嘩・トラブル事例と対策」と題して投資交流会(オフ会)についてみてきました。

重要な一次情報や気付きが得られるという大きなメリットがある一方、喧嘩やトラブルがあるデメリットもあります。

詐欺に合う可能性も・・・

そのあたりをしっかり認識、対策したうえで参加しましょうね。

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