最近、ツイッターなどネット上でちょっと気になることがあります。
それは億り人(資産1億円超え)になったとかアッパーマス層(資産3000万円以上5000万円未満)に到達したとか自分の資産公開をしている方が多いことです。
また、投資の儲かった自慢をしている方も多いですね。
投資初心者の方は嬉しさのあまり公開したくなるものわかりますが・・・
これって実はかなり危険なことに巻き込まれてしまう可能性もあるんですよ。
特にオフ会に参加したりするつもりがある方はやめたほうが無難です。
今回はネット上での資産公開や儲かった自慢はやめておいた方がよい理由について解説していきます。
カモはここにいるよってシグナルになっている
まず資産公開や儲かった自慢することによって起こり得ることをご紹介しましょう。
私は基本的に資産も儲けも出していませんが、それでもお金のブログをやっているためか毎日のように詐欺的なDMが来ますね。(iDeCo、積立NISA、IPO、ポイント投資だけ啓蒙の意味を込めて年1で公開)
基本無視なのでトラブルに巻き込まれてはいませんが・・・
金融詐欺のターゲット
まず金融詐欺等のターゲットになりやすいことです。
詐欺集団からすれば確実にお金をもってそうで、投資に抵抗もない人の方が可能性高いですからターゲットにしやすいのでしょう。
自分は大丈夫。。。って思ってても相手はそれを上回る詐欺師の可能性もあります。
実際、下記記事にも書いていますが「カモになる者の歴史〜だまされない方法」という詐欺の防止を啓蒙する本を出しているグリーンスパーン氏という方が投資詐欺に引っかかってしまうという笑えない話もあります。
投資詐欺の手法を熟知した人でも引っかかってしまうということです。
つまり、投資詐欺には誰でも引っかかる可能性があるってことですね。
ターゲットにされないのが一番確実なんですよ。
強盗などのターゲット
もっと直接的な被害を受けるケースもあります。
強盗や殺人、空き巣などの犯罪のターゲットにもなりやすいのです。
その人は確実にお金をもっているとわかっている方が犯人たちからしたら効率良いですしね。
過去にも1億円を見せびらかしていたおじさんが強盗殺人をされた「青梅強盗殺人」や2億円の宝くじが当選した人が殺されるなんて事件も起こっています。
また、ルフィー一派に狙われた家庭もお金持ちで有名だったそうです。
芸能人が空き巣によく入られるのも同様ですね。
強盗からしたらあるところを狙うのは当然ですから被害にあいやすくなってしまうのです。
嫉妬や恨みをかいやすい
また、資産公開や儲かった自慢をすることで変に嫉妬や恨みをかってしまう可能性もあります。
自分は特になにも悪いことをしていないと思っていてもふとしたところからアンチは誕生するんですよ。
Hagex事件
ネット上で嫉妬や恨みをかってしまった例として有名なのがHagex事件(福岡IT講師殺害事件)。
当時有名だったブログ「Hagex-day info」の管理人(Hagex氏)が荒らしに殺害された事件です。
Hagex氏はブロガーとして有名だったのでセミナー講師として呼ばれます。
その現地に犯人が出向いて襲撃されたのです。
Hagex-day infoは見たことがありませんでしたので、恨みをかった原因等はよくわかりませんが怖い話ですね。。。
オフ会は慎重に
オフ会なんかでも同じで、ネットがリアルになった瞬間にこの手の犯罪は起こってしまう可能性があります。
恨まれてるとか嫉妬されてるとかは自分ではなかなか分かりにくいですから怖い話なんですよ。
私も初心者の頃はよく投資関連のオフ会に参加してました。
今はとても有名になってらしゃるcisさんとかも参加した株のオフ会とかにも参加したことあります。
そのオフ会はかなり勉強になりましたが、今は怖いので参加しません。。。。
ブロガーとしてセミナー講師に呼ばれたことも何度かありますが、全部お断りしてますね・・・
お金に生きるにもアンチが・・・
本サイトにもアンチ的な人がいてたまに酷いメールしてきますね・・・
特に仮想通貨のマルチ商法やSTEPN(ステップン)に言及したり、株式投資の有料noteなんて買うなという記事を書いてから酷いです。
「バカ」とか「死ね」とかはもちろんありますし、脅し的なこともたまに送られてきますね。
酷いものは関係各所に通報、相談してますが・・・
実名発信は躊躇
現在、お金に生きるは匿名で投稿していますが、より責任のある発信をするために本名でやろうかな?って思ってたりもします。(リアル知り合いには隠してないので)
しかし、そんなアンチがいることもあり躊躇しているんですよ。
個人の特定もできてしまうことも・・・
オフ会等でなきゃ大丈夫と思っている方もおおいでしょうが、そうではありません。
ネット上での発信は匿名のつもりでもそうでないケースも多いのです。
IPアドレスとか開示請求といった大それた話をしなくても、情報をつなぎ合わせると特定できてしまったりするケースもありますね。
ちなみに本サイトに嫌がらせメールしてくる1人についてはそういった方法で犯人特定していたりします。そこそこ有名な投資系ブロガーです・・・
例えばこんな情報で特定可能だったりするんですよ。
IDを共通で使っていると・・・
いろいろなSNSなどサービスでIDを共通化している方も多いと思います。
しかし、これって意外と危険なんですよ。
そのIDをググるだけでその人の他のSNSアカウントが発見できたりします。
そしていろいろなSNS等の情報をつなぎ合わせればその人の名前、住所くらいは見つけられるケースは多いですよ。
特にあまりそのあたりを意識してない方はこのSNSなら大丈夫とかなりの個人情報出してしまっているケースもありますので・・・
会社で採用担当をしていたときの話
私も会社で採用担当をしていたときは応募者のメールアカウントや頭のID部分だけで検索掛けて調べたりしましたね。
それだけでやばいものが見つかるなんてことも・・・
今はもうできないかもしれませんが、当時はYahoo!オークションの買ってるもの、売ってるものまでわかってしまうケースもありました。
また、不倫専用の出会い系の登録が見つかったりも・・・
それで「やばい人」と認定して面接に進めなかった人も何人かいましたね。
名前がわかれば・・・
上記の方法などで名前が分かればさらにかなりいろいろな事が調べられたりします。
少し前にTwitterで炎上気味で話題になった方。
その人の本名をちょっと調べるだけで会社名、その会社が何をしているのか、今までその人がどんな仕事をしてきたのか。
目的は何なのかってところ全部わかっちゃいましたね。
流石にここで具体的なことは書けませんが・・・
瞳に写り込んだ映像などで住所特定
少し前にはアイドルの住所を特定してわいせつ行為をした男が逮捕されたケースも有りました。
このケースでは瞳に写り込んだ駅の映像からグーグル・アースやグーグル・ストリートビューなんかを駆使して最寄り駅を発見。
待ち伏せして尾行。
アパートを特定。
そのアイドルが自宅から動画配信した映像から部屋番号も特定していたそう。
ここまでされるとなかなか防ぐのは難しいでしょうが、写真の投稿、動画の投稿はそのあたりも慎重にやる必要があります。
これらは画像が綺麗すぎるのが原因だったりもしますので、あえて画質を下げるだけで効果はありそうです。
まとめ
今回は「ネット上での資産公開や儲かった自慢はやめておいた方がよいと思う理由」を見てきました。
お金の話はリアルではしにくいので、ついついネットで自慢したくなるのはわかります。
しかし、資産公開や儲かった自慢は今回見てきたようなリスクが有ることをしっかり承知した上でやりましょうね。
その上で
- 怪しいDMに反応しない
- IDを共通化しない
- 特定されそうな情報、画像を出さない
という部分を意識しておくとよいでしょう。
特にオフ会に出る方はそのあたりのリスクもしっかり考えて相手を選びましょうね。
このご時世、不特定多数が出る株式投資のオフ会はおすすめしません。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。