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2026年の自動車税払い方の正解。ポイント還元から景品狙いまで、最終解はここに

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スマートフォンで自動車税を支払うイメージ(QRコードと各種スマホ決済アイコン、車の模型、1万円札と硬貨)。

ゴールデンウィークが明けると、あの緑色の封筒がポストに届きます。

中身を見て、ため息をつくか、それとも「今年はどう攻めようか」と前のめりになるか。

実はその差、毎年数百円から数千円の家計差として積み上がっていきます。

本記事では、2026年の最新キャンペーンを踏まえ、6つの支払いルートを「期待値」で徹底比較。あなたの正解を見つけてください。

目次

2026年、自動車税は「変わった」まず押さえるべき3つの変更点

毎年なんとなく払っている自動車税ですが、2026年は地味に大きな転換点を迎えています。

名称変更

第一に、名称が変わりました。

2019年10月から「自動車税種別割」と呼ばれていた税金が、2026年4月1日より再び「自動車税」へと戻っています(軽自動車税種別割も「軽自動車税」へ)。

納税通知書の封筒に印字された文言も「自動車税納税関係書類在中」へと変更されました。

地味ですが、ニュースで「種別割」と検索しても最新情報にたどり着きにくくなる、という実害があります。

環境性能割廃止

第二に、車購入時に課されていた環境性能割が2026年3月31日をもって廃止されました。

2026年4月1日以降に登録(ナンバー取得)された車には、もう環境性能割がかかりません。

新車・中古車の購入を考えている方には大きな朗報です。

納期限

第三に、2026年の納期限は6月1日(月)です。

本来は5月31日ですが、今年は日曜日に当たるため翌営業日にズレています。

「いつも通り5月末」と覚えていると、1日得した気分になれますが、油断は禁物。

期限を1日でも過ぎれば延滞金が発生し、後述する通り、どんなポイント還元よりも痛い損失になります。

自動車税とは

そもそも自動車税とは何か。改めて整理しておきましょう。

自動車税は、毎年4月1日時点で自動車を所有している人に、自動的に課税される都道府県税です。

車を「使った」かどうかではなく、「持っていた」かどうかで課税される。

ここがポイントです。

4月2日に廃車にしても、その年度の1年分はまるまる払う義務が残ります。

税額は排気量と新車登録時期で決まります。

具体的には以下の通り。

用途区分総排気量新車登録時期別の税額
2019年9月30日以前2019年10月1日以降
自家用乗用車1リットル以下29,500円25,000円
1リットル超~1.5リットル以下34,500円30,500円
1.5リットル超~2.0リットル以下39,500円36,000円
2.0リットル超~2.5リットル以下45,000円43,500円
2.5リットル超~3.0リットル以下51,000円50,000円
3.0リットル超~3.5リットル以下58,000円57,000円
3.5リットル超~4.0リットル以下66,500円65,500円
4.0リットル超~4.5リットル以下76,500円75,500円
4.5リットル超~6.0リットル以下88,000円87,000円
6.0リットル超111,000円110,000円

出所:愛知県 自動車税税額一覧表

軽自動車税は排気量によらず一律10,800円(2015年4月以降登録の自家用乗用車)です。

グリーン化特例と13年超の重課

電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)などは「軽課」として税額が軽減されます。

逆にガソリン車・LPG車は13年超、ディーゼル車は11年超、軽自動車は13年超で「重課」となり、概ね15〜20%増額されます。

ガソリン車、LPG車13年超標準税率+15%
ディーゼル車11年超標準税率+15%
軽自動車13年超 標準税率+20%

出所:愛知県 自動車税税額一覧表

「古い車を大切に乗り続ける」という美徳が、税制上はペナルティになっている。

この構造自体への賛否はありますが、現行ルールである以上、買い替えのタイミングを考える材料になります。

自動車税の罠。売買・廃車・盗難時に注意

「4月1日時点の所有者」というルールは、シンプルゆえに罠を生みます。

3月末に車を売却したつもりが名義変更が翌月になっていた、廃車手続きが遅れた、盗難で車がないのに納税通知書だけ届いた。

こうしたケースで二重課税のような状態に陥る方が毎年います。

車を手放すなら、3月中の手続き完了がセオリーです。

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2026年・自動車税の払い方を「期待値」で比較する

ここからが本題です。

最初に結論をお伝えします。

2026年の自動車税は、「確実なポイント還元」を狙う時代から、「期待値で選ぶ」時代へと完全にシフトしました。

なぜか。2022年4月以降、PayPay・楽天ペイ・d払いといった主要スマホ決済の「請求書払い」に対する直接のポイント付与が、相次いで廃止・縮小されたためです。

2024年に話題となったみずほWallet×J-Coin Payの最大30%還元のような大型キャンペーンも、2026年は実施されていません。

つまり、「QRコード決済で払えばお得」という常識は、もはや過去のものです。

では、どう選ぶか。

手数料、ポイント還元、キャンペーンの当選確率と上限額、これらを掛け合わせた「期待値」で判断するのが、2026年の正解です。

クレジットカード払い

多くの都道府県でクレジットカード払いは1件330円前後の決済手数料がかかります。

還元率1.0%のカードなら、税額33,000円超で実質負担ゼロ。

それ以下だとマイナスです。

さらに厄介なのは、税金の支払いについては還元率を下げる、もしくはポイント付与の対象外とするカードが増えていること。

手元のカードの「税金支払い時のポイント還元」をぜひ確認してください。

メリットは、手数料分を上回るポイントが取れれば実質割引になること、そして支払いが翌月に繰り延べられること。

家計のキャッシュフロー調整には有効です。

楽天ペイ請求書払い

2024年夏のチャージ0.5%還元終了で、楽天ペイの直接還元はほぼなくなりました。

ただし、請求書払い自体はポイント進呈の対象外でも、楽天キャッシュを楽天カードで購入した段階で200円につき1ポイントが付きます。

つまり「納税で得する」のではなく、「チャージで0.5%」という形ですね。

また、2026年、楽天ペイは抽選キャンペーンに活路を見出しています。

「楽天キャッシュにチャージ・請求書払いで全額還元」キャンペーンが2026年6月30日まで実施中です。

エントリー期限は5月10日まで、楽天キャッシュへの累計3万円以上のチャージが条件。

抽選で100名に最大全額(上限5万ポイント)が当たる、というものです。

期待値で計算してみましょう。

仮に応募者が10万人、税額4万円とすると、当選確率は0.1%、期待値は40円程度。「ロト感覚」で楽しめる方向きですね。

au PAY請求書払い

au PAYは2023年から請求書払い自体のポイント付与は廃止されています。

しかし、チャージ経路を工夫すれば今でも還元が取れます。

2026年の本命は、au/UQ mobileユーザー向けの「au PAYゴールドカード」によるオートチャージで最大5.5%還元を狙うルートです。

ゴールドカード保有のハードルはありますが、すでに持っている方にとっては有力選択肢。

加えて、毎月5の付く日と8日の支払いで「たぬきの抽選会」(最低1Ponta〜最大3,000Ponta、ハズレなし)にも参加できます。

ファミペイ請求書払い

ファミペイは派手さこそありませんが、堅実にポイントを積める設計です。

JCBブランドのクレジットカードからファミペイへチャージ(カード側の還元0.5〜1.0%)し、請求書払いを実行。

さらに請求書払い1件ごとに10円相当のファミマポイントが常設で付与されます。

加えて2026年5月1日〜6月30日には「ファミペイ翌月払い 新規登録で20%還元(上限1,000円相当)」が開催中。

翌月払い未利用の方は、自動車税の金額なら一発で上限到達となり、コスパは抜群です。

店頭レジでバーコードを提示すれば、正式な領収印つき受領証がその場で発行されるのも見逃せないメリット。

車検直前で紙の領収証が必要な方には、これだけで選ぶ価値があります。

PayPay請求書払い

PayPay請求書払いは、PayPay残高・PayPayクレジット利用ともに直接のポイント付与はありません。

ただし、月間利用回数・金額にはカウントされ、翌月の「PayPayステップ」還元率の引き上げに貢献します。

日常的にPayPayをお使いの方にとっては「仕込み」として有効です。

過去には超PayPay祭で抽選対象となった年もありましたが、2026年5月時点では大型キャンペーンの発表はありません。

ただ、全国47都道府県で対応、操作は2タップで完了、という手軽さは群を抜いています。

「面倒なことは一切したくない、でもキャッシュレスで完結させたい」という方の現実的な解です。

ペイジー納付

ペイジーはネットバンキングやATMで支払うサービスで、ポイント付与はありません。

しかし2026年は「ペイジーで現金1万円を当てよう!」キャンペーンを実施中(2026年7月2日まで)。

期間中にペイジーで税金等を支払って応募すると、抽選で500名に1万円相当(現金or選べるe-GIFT)が当たります。

期待値で見れば応募者数次第ですが、ネットバンキングをすでに使いこなしている方には「ついで応募」がしやすく、コスパが良い選択肢です。

PayB

「PayBデジタルギフトキャンペーン2026」では、抽選で1等5万円分のAmazonギフトカードが5名に、2等5,000円が100名に、3等500円が2,000名に当たります。

5名の枠は厳しいですが、3等を含めれば当選者は計2,105名。

応募者数次第では、3等の期待値はバカにならない水準です。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ通帳アプリやATMからの納付で、5月・6月それぞれ5,000名に1,000円が当たる「税公金支払い(QRコード)ご利用キャンペーン」。

月5,000名というのは、実は他と比べてかなり太っ腹な枠です。

応募者が仮に50万人なら期待値10円、5万人なら100円。

落選者向けの「ふるさと小包」(約3,000円相当)ダブルチャンスもあり、ゆうちょ口座をお持ちの方は試す価値があります。

2026年のおすすめルートまとめ

では、2026年の自動車税はどう払えばよいのでしょうか。

2026年は正直そこまで飛び抜けてお得な支払い方法はありません。

人によって正解が変わるってレベルです。

ルートおすすめの方
クレジットカード高還元カード保有者
楽天ペイ請求書払い楽天ペイキャンペーンに参加済みの人
auPayau PAYを普段使いしている人
ファミリーマートでファミペイ払い車検が近い人
PayPayPayPayステップ狙い
Pay-easy銀行派のついで応募
PayB期待値型の穴
ゆうちょ当選枠の広さが魅力

最も避けたいのは、「去年お得だったから今年も同じだろう」という思い込みです。

キャッシュレス決済の条件は、毎年のように変わります。税金払いのポイント付与は特に改悪されやすい分野です。

キャンペーンに踊らされない「払い忘れ」こそ最大の損失

こまでお得なルートを比較してきましたが、最後に最も重要な点をお伝えします。

それは、「ポイント還元1%」より「延滞金」のほうが、はるかに痛いという事実です。

自動車税の延滞金は、納期限の翌日から1ヶ月までは年2.4〜2.8%、それ以降は年8.7〜9.1%(自治体により異なる)。1ヶ月遅れただけで、ポイント還元の数倍を失う計算になります。

加えて、自動車税を滞納したままでは車検が通りません。

日常生活への影響は甚大です。

ポイントを1%稼ぐより、期限内に確実に払う。

これが2026年の最大の節約術であることは、強調してもしすぎることはありません。

よくある失敗例

最後によくある失敗例をまとめておきましょう。

失敗1:クレジットカードなら必ずポイントが付くと思っていた

これは最も多い失敗です。

クレジットカード払いは、地方税お支払サイトのシステム利用料がかかります。

ポイントが付いたとしても、手数料を下回れば損です。

さらに、カード会社によっては税金支払いがポイント対象外、または還元率引き下げになることがあります

「カードの基本還元率」ではなく、「税金支払い時の実質還元率」を確認しましょう。

失敗2:QR決済なら昔のようにポイントが付くと思っていた

QR決済も同じです。

2026年時点では、請求書払いそのもののポイント付与は縮小傾向です。

お得の源泉は、直接還元ではなく、手数料ゼロとキャンペーン参加です。

失敗3:車検直前なのにキャッシュレスで払った

キャッシュレス払いは便利ですが、紙の納税証明書はその場で出ません。

電子確認で原則紙は不要とはいえ、反映に約4日から最大3週間かかる場合があります。

車検が近い人は、確実性を優先しましょう。

失敗4:キャンペーンのエントリー日を逃した

2026年の楽天ペイのように、支払い対象期間は6月30日まででも、エントリーやチャージ対象期間が先に終わるケースがあります。

キャンペーンは「支払日」だけでなく、「エントリー日」「チャージ日」「支払い方法」「対象残高」まで確認が必要です。

まとめ

2026年の自動車税のお得な払い方は、昔よりも複雑になっています。

クレジットカードは便利ですが、システム利用料があります。

QR決済は手数料無料で使いやすいものの、直接ポイント還元は縮小傾向です。

ペイジーは堅実で、キャンペーンがある年は意外と強い選択肢になります。

車検が近い人は、キャッシュレスよりファミペイや現金払いの確実性を優先すべきです。

結論としては、こうです。

2026年の自動車税は、まずQR決済かペイジーを軸に考える。

クレジットカードは、税金支払いでも十分な還元があると確認できた人だけ使う。

車検が近い人は、紙の証明が残る支払いを優先する。

自動車税は、払わないわけにはいかない固定費です。

だからこそ、派手な裏技よりも、確実に損しない払い方を選ぶことが大切です。

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この記事を書いた人

豊かに生きていく上で必須なのがお金の知識です。
しかし、日本では「お金」が汚いものという認識が根強く、あまり勉強されてきませんでした。そのため今後は老後破産が増えてしまうなんて話もありますね。
そんな世の中を少しでも変えたいという強い信念を元に「お金に生きる」を立ち上げました。
投資歴15年以上、社会保険労務士、中小企業診断士、簿記1級、1級販売士、ファイナンシャルプランナー2級、年金アドバイザー3級持ちの私が「お金」についてどこよりもわかりやすくお伝えることを目指していきます。
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