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SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いと手数料・自動スイープ等徹底解説

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SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いと手数料・自動スイープ等徹底解説

5月にNTTドコモが住信SBIネット銀行を子会社化したことで、SBI証券利用者に戸惑いが広がっています。

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SBI証券と相性の良かった住信SBIネット銀行からSBI新生銀行に乗り換えた方が良いのかと迷っている方も多いでしょう。

そこで今回は「SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違い」を軸に、両サービスの金利・手数料・自動スイープのタイムラグまで深掘ります。

目次

スペック早見表【SBI新生 vs 住信SBI】

それではまずはそれぞれのスペックを比較して見ましょう。

※金利・手数料等はすべて2025年7月7日現在。最新情報は必ず公式発表をご確認ください。

基本スペック

まずは基本スペックです。

項目SBI新生コネクト (ダイヤモンド)住信SBIネット銀行 (ランク3想定)
普通預金金利年0.40% (税引前)年0.20% (通常) / 年0.21% (ハイブリッド)
自動スイープ証券→銀行:翌夕方/銀行→証券:即日15時判定後証券→銀行:翌営業日付/銀行→証券:17時反映
ATM無料回数ステージにより月5~無制限 スマプロランクにより月2~20回
他行振込無料月1~10回 (ステージ連動) 月1~20回 (ランク連動)
SBI証券との連携SBI新生コネクトSBIハイブリッド預金
ドコモ買収影響なしドコモが最大66%取得予定 (2025/5/29発表)

金利や振込手数料無料回数などの違いがありますが、どちらもネット銀行として優秀な条件ですね。

ちなみにSBI新生コネクトの最上位ステージのダイヤモンドはSBI証券との口座振替契約をするだけで達成できます。

住信SBIネット銀行 のランクは様々な条件で変動します。

月末時点の預金残高や仕組預金や外貨預金の残高、住宅ローンの有無などです。

ステージは4段階ありますが、ステージ4を達成するための条件は住宅ローンや仕組預金などかなり厳しいので、現実的なのはステージ3からとなりますね。

SBI新生コネクトとSBIハイブリッド預金を比較

次にSBI証券利用者が一番気になるSBI新生コネクトとSBIハイブリッド預金を比較を見ていきます。

SBIハイブリッド預金のポイント

どんな仕組み?

住信SBIネット銀行の代表口座→ハイブリッド預金→SBI証券が三角連携する仕組みです。

住信SBIネット銀行の口座に入れておけばSBI証券で使えるのでとても便利なんですよ。

なお、ハイブリッド預金は証券口座の余剰資金を翌営業日付で自動振替されます。

自動スイープのタイムラグ

タイムラグに多少の差があります。

  1. 証券口座で株式を売却
  2. 受渡日に証券→ハイブリッド預金へ振替
  3. 翌営業日17時ごろ代表口座に戻し可能

実質2営業日寝かされるため、高金利とはいえ回転売買派は資金効率に注意

金利・手数料・メリット/デメリット

金利・手数料等にも違いがあります。

  • 金利:年0.210%(ハイブリッド)と0.200%(通常)。
  • 手数料:スマプロランク3ならATM月10回/振込月10回無料。
  • メリット:売却代金が自動でハイブリッド預金に入り、証券→銀行→証券の往復がスムーズ。
  • デメリット:金利は0.21%止まり。買付余力反映や振替に1営業日以上かかる点がネック。

SBI新生コネクトのポイント

基本的な仕組みはSBIハイブリッド預金と似ていますが、一部違いがあります。

為替・株式売却代金の自動振替ができない

大きな違いの部分は為替・株式売却代金の自動振替が現状対象外となっています。

ちょっとわかりにくいですが、購入する時は自動振替。

売却した後は手動で処理しないとSBI新生コネクトの口座に戻らないってこと。

これはちょっと面倒ですね。

住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金と比べるとひと手間かかってしまうってことです。

ただし、今後拡張予定と公式が言及しています。

自動入出金のタイミング

SBI新生コネクトのタイムラグはこんな感じです。

  • 入金側:毎営業日15:00時点で判定し、当日中に証券口座に反映。

金利・手数料・メリット/デメリット

SBI新生コネクトの金利・手数料はこんなかんじです。

  • 金利:ダイヤモンドステージで年0.40%。
  • 手数料:振込は月10回まで無料、ATMはコンビニ含め無制限。
  • メリット:金利の高さとATM/振込回数の多さ、外貨・他社証券への出金もワンストップ。
  • デメリット:入出金が投信積立に限定、売却代金の即時戻しができない。

比較まとめ

金利はSBI新生コネクトの方が高くなっています。

一方、他行振込無料やATM無料回数についてはランクによってはSBIハイブリッド預金のほうが多くなります。

ただし、そんなに振込やATMを使うのか問題もありますので、ご自身の利用頻度で判断する必要はありそうです。

付帯サービスの比較

次に付帯サービスを比較してみましょう。

定期預金金利

  • SBI新生:1年物0.85%など
  • 住信SBI:3ヵ月~10年まで幅広く、短期0.23%前後

外貨預金金利

  • 両行ともドル建て1年0.80%前後で拮抗

外貨交換手数料

  • SBI新生:7〜15銭
  • 住信SBI:6銭 積立なら「3銭」

この部分は住信SBIネット銀行のほうがお得ですね。

SBI新生は今後の改善に期待したい点となります。

カードローン

  • 住信SBIは「プレミアムコース」年1.59%~、
  • SBI新生は年1.50%~で僅差

住宅ローン

  • 住信SBIは変動年0.32%~、SBI新生は年0.39%~

スマホアプリ UI/UX

  • 住信SBI:ダッシュボード型で一目で総残高を確認可能。
  • SBI新生:家計簿連携は強いが画面遷移が多めで初心者は迷いやすい。

個人的にはここに一番差を感じますね。

住信SBIネット銀行はかなり見やすくて使いやすいんですよ。

ただし、NTTドコモが親会社になったことで大きく変化する可能性はあります。

dポイントのアプリとか超絶使いづらいですからね・・・

ドコモ買収後の展望

  • スマホ決済d払い等との連携強化でポイント還元拡充期待。
  • 一方、経営統合によるUI変更や手数料体系見直しリスクも。

こんな人はSBI新生銀行、こんな人は住信SBIネット銀行

まとめると現状こんな感じですね。

タイプ選ぶべき銀行主な理由
投信積立メイン、待機資金を高金利で寝かせたいSBI新生銀行金利0.40%
株式売買が中心、売却代金をすぐ再投資住信SBIネット銀行売却⇒ハイブリッド預金が自動、SBI証券内で循環
ドコモ経済圏でポイント活用住信SBIネット銀行dポイント連携の可能性大
コンビニATMを月20回以上使うSBI新生銀行ダイヤモンドなら完全無料
外貨預金・海外送金を重視SBI新生銀行Goレミット月1回手数料無料

今の時点で為替・株式売却代金の自動振替ができないのがSBI新生銀行のネックですね・・・

個人的には為替・株式売却代金の自動振替がSBI新生コネクトに実装されたら、デメリットはなくなるので乗り換えようかと思っています。

NTTドコモも使ってないですし、dポイントもほぼ使わないですからね・・・

まとめ—選択の決め手と今後のチェックポイント

今回は「SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いと手数料・自動スイープ等徹底解説」と題してSBI証券ユーザー向けにSBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いについて考えてみました。

まとめるとこんな感じですね。

金利重視派はSBI新生コネクト一択。0.40%は2025年7月現在ネット系トップクラス。
資金回転スピード重視派はSBIハイブリッド預金。SBI新生は為替・株式売却代金の自動振替の対応待ち
・ドコモ買収はリワード拡充と手数料改定の両面リスク。必ず続報をチェックしましょう。

SBI証券との相性を考えると今の時点では住信SBIネット銀行

今後はSBI新生銀行が良くなっていきそうな感じですね。

SBI証券

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