セゾン投信がiDeCoで買えるのは楽天証券だけ
iDeCo(個人型確定拠出年金)は手数料も商品ラインナップもSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」と楽天証券 確定拠出年金の2つが抜けてきました。
もう手数料勝負はこれ以上難しいでしょうから今後は商品ラインナップやサービス勝負になるでしょう。
(ポイントなんかの勝負はあるかも)
双方とも魅力的な商品がすでにありますが、楽天証券にあってSBI証券にない商品としてセゾン投信があります。
セゾン投信は直販専用でかなり人気があり、セゾン投信がiDeCoで買えるからと楽天証券 確定拠出年金を選ぶ人も多いと聞きます。
今回はこのセゾン投信と同様のアセットアロケーションをSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」で再現してみたいと思います。
セゾン投信のアセットアロケーション
まず、セゾン投信といえばセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが有名です。
こちらを例にみてみましょう
セゾンバンガード・グローバルバランスのアセットアロケーション
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは下記のようなアセットアロケーションになっています。
株式50%、債券50%です。
株の内訳は米国27.7%、欧州10.7%、日本4.1%、太平洋2%、新興国5.3%となっています。
債権は米国24.6%、欧州17.7%、日本7.1%、短期金融資産等0.8%となっています。
年金と比較すると日本がだいぶ少なく海外の資産が多い感じですね。
セゾンバンガード・グローバルバランスをSBI証券で再現してみる
まず、株式部分からみてみましょう。株は株の内訳は米国27.7%、欧州10.7%、日本4.1%、太平洋2%、新興国5.3%となっています。先進国株なら米国も欧州も入っていますので38.4%分は先進国株にあてます。
が信託報酬が0.23%と最安値ですのでこちらですね。
あとは日本株が4.1%ですので
を選択します。信託報酬は0.21%と最安値です。
太平洋2%、新興国5.3%は新興国株になります。
信託報酬0.39%と最安値はこちらです。
次に債権です。
米国24.6%、欧州17.7%ですので合計42.3%を先進国債権とします。
です。こちらの信託報酬は0.23%となります。
日本債権は7.1%あります。
こちらは
です。信託報酬は0.13%となっています。
短期資産の0.8%は定期預金で良いでしょう。
SBI証券(iDeCo)版セゾンバンガード・グローバルバランス
DCニッセイ外国株式インデックス 38.4%
EXE-i新興国株式ファンド 7.3%
三井住友・DC外国債券インデックス 42.3%
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) 7.1%
残り定期預金 0,8%
これを合計した信託報酬は0.23%となります。セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの信託報酬は0.72%ですからかなり安く上がりますね。
もちろんセゾン投信の場合は状況に合わせてアセットアロケーションを組み替えたりしてますのでその辺はどうしても差が出てしまいますね。
また、今回はiDeCoで再現しましたがiDecCoにこだわらなければ、海外ETFを組み合わせることで再現することもできます。
まとめ
今回はセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドをSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」で再現する方法をみてみました。
アセットアロケーションを組むのは結構難しいですがこう言う成功しているファンドを真似てみるというのも一つの方法としてはありだと思います。
読んで頂きありがとうございます、