久しぶりに7月のIPOの新情報(上場承認)がでました。
7月23日東証マザーズ上場のマネジメントソリューションズです。
今回はマネジメントソリューションズについて見ていきましょう。
マネジメントソリューションズが7月23日に上場決定
主幹事はみずほ証券です。
事業内容はマネジメントコンサルティング、プロジェクトマネジメント実行支援、マネジメントトレーニングとなっています。
【事業内容】マネジメントコンサルティング、プロジェクトマネジメント実行支援、マネジメントトレーニング
【主幹事】みずほ証券
【幹事】 SBI証券、岡三証券、東海東京証券、いちよし証券、エース証券、岡三オンライン証券
【仮条件】7月2日
【申込み期間(BB)】7月4日~7月10日
【上場日】 7月23日
【公募株式数】 公募400,000株 売り出し50,000株
【OA】67,500株
【想定価格】2,010円
【吸収価格】10.4億円
【時価総額】34.5億円
【資金用途】事業拡大のための運転資金(人材採用教育費)、子会社への投融資資金、残額を社債の償還に充当する予定
7月4日BBが開始されます。
マネジメントソリューションズのビジネスについて
マネジメントソリューションズはコンサルティング業界のサードウェーブ会社だそうです。
サードウェーブとはよくコーヒー業界で言われている言葉ですよね。
ちなみにコーヒー業界のファーストウェーブはインスタントコーヒーなど
セカンドウェーブはスターバックスなどのシアトルコーヒーのコーヒー風味を大事にするやつ
サードウエーブは原産地、風味、品種などにこだわったり、したものですね。ブルーボトルコーヒーが有名です。
コンサルティング業界のサードウェーブってなんだ?って思ったらWEBに詳細がありました。
ファーストウェーブとして経営戦略の専門家としての戦略コンサルティング事業が誕生し、1990年代以降はセカンドウェーブとして、情報技術の革新「IT化」に伴いシステムインテグレーターや会計事務所がITコンサルティング事業を成長させました。そして、2010年代以降のサードウェーブ、戦略実行型マネジメントコンサルティングとは、企業組織の経営層から現場までを幅広く支援することで、様々な問題を解決するコンサルティングです。出所:マネジメントソリューションズWEBページ
個人的にコンサルティング業界のサードウェーブって言いながらそこまで革新的な話が書いてないのが気になります・・・
また、もう一つWEBページ見ててちょっと気になったのが社長が腕組みしているのが・・・
腕組みの法則についてはこちらをご覧ください。
投資の世界ではいろいろな格言や法則があります。ひふみ投信の藤野さんが提唱している「スリッパの法則」なんてのも有名ですよね。会社でスリッパに履き替えるようなとこは業績が伸びないという。[itemlink post_id="16521"][…]
マネジメントソリューションズの事業内容
マネジメントソリューションズの事業内容はPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)実行支援、マネジメント・コンサルティング、チェンジマネジメント、プロジェクトマネジメントトレーニング、キャリアマネジメント支援といったサービスを提供しています
PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)実行支援
全社/部門/プロジェクトといった企業における全てのレイヤーに対して、プロジェクトの目的/成果の合意形成、計画策定、プロジェクト状況の見える化、意思決定支援等のPMO支援をご提供することで、企業のマネジメント成熟度の向上を図り、プロジェクト成功率向上に寄与します。
一部上場企業の大規模プロジェクトを中心に、多数のお客様をご支援しています。
シチュエーション別(運用保守、ビジネス、グローバル)、インダストリー別(金融、エネルギー、製薬、自動車、その他)のご支援が可能です。
プロジェクトマネジメント支援、プログラムマネジメント支援、全社PMO支援。マネジメント・コンサルティング
ちょっと書いてある内容だとわかりにくいですが、全体最適化や部門別のコンサルティングなかんじですかね。
マネジメント・コンサルティング
弊社の得意とする人や組織そのものに焦点を当てたコンサルティングにより、お客様の「ありたい姿」の実現をご支援します。
こちらは人や組織のコンサルティングですね。
チェンジマネジメント
社員や組織は、もはや場当たり的で断片的な「ネゴ」、「指示」、「命令」等で動く時代ではありません。トランスフォーメーション/変革を実現させるためには、戦略的で体系化されたアプローチ、チェンジマネジメント(Organizational Change Management(OCM))が必要です。
弊社のチェンジマネジメント(Organizational Change Management(OCM))サービスは、「チェンジ・インパクト・マネジメント」とよばれる活動を通して、トランスフォーメーション/ 変革実施に伴う、組織環境に関するリスクや社員の感情のリスクに丁寧に働きかけ、お客様の「戦略」を確かな「ビジネス価値」へと繋げます。
国内外のトランスフォーメーション/変革プロジェクトを知り尽くしたコンサルタントが、お客様をご支援いたします。
これは書いてある内容をよんでも正直よくわかりません・・・・
組織の変革や人の変革といったところなのでしょうかね。
プロジェクトマネジメントトレーニング
PM/PMOトレーニングは弊社が十数年にわたるPMOプロフェッショナル支援で培ったスキル、経験、知見、教訓をもとにお客様のPM/PMO基本スキルやコンピテンシーの強化に活用いただくトレーニングです。プロジェクトマネジメントの理論・方法論をベースとしながら《実践に活かす》に主点を置いたプログラムをご提供しています。お客様のニーズに応じて、eラーニングと集合研修の中から最適なトレーニングを受講いただくことが可能です。
トレーニングで得られた結果は、実際のプロジェクト活動に適用いただき、プロジェクトの成功裏な終結へ向けお役立てください。
スキルアップかな。
キャリアマネジメント支援
ビジョン「関わる人のCareerStressを軽減し、多くの人のCareer実現を形にする」キャリアマネジメント事業はキャリア開発支援をコアビジネスとし、サービスを「対個人のキャリア開発支援」、「対法人のキャリア教育」等、下記の領域に派生させます。
・雇用ミスマッチの軽減
・対個人のキャリア開発支援
・対法人のキャリア教育の実施及び組織定着化
・メンタルヘルス教育の実施及び定着化
・ワークラフバランス教育の実施及び定着化
・組織内コミュニケーションの活性化及び定着化コミュニケーショントレーニング(コーチングベース)上記領域をカバーし「キャリア」「人材」「マネジメント」「コミュニケーション」を一貫して支援することによって、「Manegementを通じ、社会のHappinessに貢献する」ことを実現することを目的とします。
最後もスキルアップかな。
どの項目もそうですがなぜこんなわかりにくい書き方をしているのかな・・・
個人的にはこんな横文字羅列するようなコンサルタントにお願いしたくはありませんね。
マネジメントソリューションズの業績について
マネジメントソリューションズの売上は連結で見ると68.6%増となっています。
単独でみてもここ2〜3年で急激に大きくなった感じですね。
経常利益も89.2%の増とかなり大きく成長しています。
ただし、単独で見ると結構波があるのがきになるところ。
これが一時的なものなのかどういった要因があるのか等は財務分析をして分析してみたいと思います。
マネジメントソリューションズの株主、ロックアップ
次にマネジメントソリューションズの株主をみていきましょう。
筆頭株主は株式会社ユナイテッドトラストという会社。
ちょっと検索してもよくわかりませんでしたので後日調べたいと思います。
ほかは従業員や役員なのか個人株主が中心です。
VCもいますがそれほど大きな株をもっているわけではありません。
ロックアップは株数の多い方は90日OR1.5倍となっています(一部掛かっていない方もいます)
ストックオプションで行使可能なものが、50,000株とそれほど多くはありません。
マネジメントソリューションズの当選のための攻略法
メルカリと比較するとかなり株数が違いますのでなかなか当選確率は低そうです。
そのためまずは主幹事のみずほ証券で申し込むのは必須でしょう。
また、他の幹事も大手を中心にIPOに力をいれているところが多いですので全部申し込むのは当然でしょう。
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