お正月でお金で一番頭を悩ませてしまうのが「お年玉をいくらあげればよいのか」という方も多いでしょう。
私もそうです。
お年玉って子供との関係だけでなく、渡した金額は親に筒抜けなケースがほとんどですから親との関係にも影響を与えます。
そのため下手に少ない金額を入れるわけにもいかないんですよね・・・
今回は「お年玉をいくらあげればよいのか」について統計データを元に考えてみます。
※加筆修正を加えました。
お年玉相場の統計データ
お年玉の相場についてはいろいろな意見や考え方がありますので、統計データから探ってみました。
at home VOXのお年玉相場アンケート
まずは、at home VOXのお年玉相場アンケートから見ていきましょう。
出所:at home VOX「お年玉、誰にいくらあげるのが妥当? 相場ともらえる年齢のリミットをアンケート」より
こちらは「あなたが未就学児・小学生・中学生・高校生・大学生・社会人にお年玉をあげるとしたら、それぞれいくらが妥当だと思いますか?」との質問の回答(全国20〜59歳の男女516名)を集計したものとなります。
未就学児のお年玉相場
こちらのアンケートですと1,000円未満 21.1%、1,000円台 44.2%と半数を超えています。
つまり、未就学児のお年玉は1,000円〜2,000円位が相場と言えるでしょう。
小学生のお年玉相場
小学生になるとかなりアンケート結果もバラけますね。小学生とっても1年生と6年生ではかなり扱いが違うから当然かもしれませんね。
アンケートによると小学生のお年玉は1,000円〜5,000円位が相場と言えるでしょう。
中学生のお年玉相場
中学生になると相場もだいぶ上がってきますね。
アンケートから考えると中学生のお年玉は3,000円〜10,000円位が相場と言えるでしょう。
高校生のお年玉相場
高校生になると相場もかなり高額になってきます
アンケートから考えると高校生のお年玉は5,000円もしくは10,000円位ですね。ちょうど分かれていますのでどちらかがよいのかもしれません。
大学生のお年玉相場
大学生になるそもそもお年玉をあげるのか否かという選択肢も出てきます。
相場は1万台が大きく占めています。一方あげないという選択肢を選ぶ方も14.5%いますね。
社会人のお年玉相場
社会人の場合はお年玉が必要なのかというところが一番のポイントですね。
58.3%があげないという選択肢を選択されていますね。
ちなみに私も社会人になってからもお年玉を何度かもらったことがあります(笑)未だに正月に会うと祖父祖母がお年玉をくれるんですよ。申し訳ないので断ってはいるんですけどね。ありがたい話ではあるのですがちょっと複雑な気分になります。
バンダイのお年玉意識調査
次にバンダイのお年玉意識調査です。まずはいくらのお年玉をもらっているのかです。
小中学生のお年玉の平均金額
出所:株式会社バンダイ「小中学生のお年玉に関する意識調査結果」より
これによると小中学生平均で25,711円もらっています。学年が上がることに実際もらっている平均額も大きく伸びているのがわかると思います。特に中学生になると急激に増えていますね。
この金額は複数人からもらった合計金額となります。それでは一人あたりのお年玉金額はいくらになるのでしょうか?
小中学生のお年玉をもらった平均人数及びお年玉をもらった相手
出所:株式会社バンダイ「小中学生のお年玉に関する意識調査結果」より
お年玉をもらった人数は平均5人でした。前述のもらった合計額が25,711円ですから一人あたり5,000円くらいってことになりますね。おそらく近い関係の方は高めの金額になると思います。
LINEリサーチのお年玉調査
次にLINEリサーチのお年玉調査です。こちらは中学生以降の調査が中心となっています。
出所:LINEリサーチ「年末年始に関する調査(2017年1月実施)」より
こちらも前述のバンダイ調査とほぼ同じく中学生の平均は32,471円となっています。こちらの調査でも高校生、大学生となるにつれ平均総額は伸びていますね。
お年玉を渡している方の平均総額は20代で13,897円、30代で17,627円、40代で24,619円となっています。0の方も一定数いますので実際に渡している方の平均だともう少し高い金額になるでしょう。
住信SBIネット銀行 お年玉に関する意識調査
次に住信SBIネット銀行の調査です。
※すべて出所:住信SBIネット銀行「お年玉に関する意識調査」より
小学生低学年お年玉相場
こちらも今まで見てきた統計データと同じく1,001円〜3,000円くらいが相場な感じですね。また前年の調査と比較すると少しだか高くなっているもわかると思います。(2015年調査)
小学生高学年お年玉相場
小学生高学年になるとちょっとバラけてきますね。多い層が1,001円〜3,000円と3,001円〜5,000円ですね。この辺りが小学生高学年のお年玉相場な感じです。
中学生お年玉相場
こちらも少し右にシフトしている結果となっています。50%近くが3,001円〜5,000円、40%近くが5,001円〜10,000円となっています。この辺りが中学生のお年玉相場と考えられます。
ニッセイインターネットアンケート お年玉はいくらが適当か
次はニッセイのアンケートです。
出所:日本生命保険相互会社「ニッセイインターネットアンケート 2018年の抱負と期待に関する調査結果について」より
こちらのアンケートは「お年玉はいくらが適当だと思うか」という質問に対しての回答で小学生の平均は4,300円、中学生の平均は4,900円、高校生の平均は7,300円となっていました。
一番多いボリュームゾーンは小学生は2千円〜4千円未満、中学生は4千円〜6千円未満、高校生も4千円〜6千円未満でした。このあたりがお年玉相場と考えるのが無難でしょう。
引越し侍 お年玉に関する調査(都道府県別お年玉総額)
次はちょっと毛色が変わった調査もありましたのでご紹介しましょう。
出所:引越し侍「お年玉に関する調査」より
都道府県ごとのお年玉です。大分県と岩手県では3倍近く差が開いているのが面白いですね。
大分が一位となっていますが九州が良いかと言えばそうではなく長崎県は45位と大分と比較するとかなり少なくなっています。
上位の都道府県をみても法則がよくわかりませんのでどういう理由で差がついているのがちょっと興味深いところ。
まとめ
今回は「お年玉はいくらあげればよいのか?統計データからお年玉相場を考えてみた」と題して統計データを元にお年玉相場について考えてみました。
今まで見てきた統計データを勘案するとだいたいこんな感じがお年玉相場と言えるのではないでしょうか。
小学生低学年:1,000~3,000円
小学生高学年:1,000~5,000円
中学生:5,000~1万円
高校生:5,000~1万円
大学生:1万円
今回の相場及びその子との関係を考えてお年玉金額を考えるとよいでしょうね。また、その地域によってお年玉相場は大きく異なっているようですからそのあたりも加味するとよいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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