投資信託の信託報酬は実際の経費率で考えよう【イデコ】【つみたてNISA】

信託報酬は実質コストをみよう

信託報酬はほんとうのコストではない??


個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)やつみたてNISAなどで投資信託を選びときに実績や手数料、信託報酬を目安にされる方は多いと思います。

特に信託報酬は儲かっても儲からなくても掛かってきますので投資をするときにとても重要なファクターです。

それはそうなのですが実は証券会社のサイトなどで表記されている信託報酬は実は目安にすぎないことをご存知でしょうか?

だいたいこれくらいってだけなのです。

それは売買手数料など決まっていない部分もあるため表記できないためです。

そのため本当にかかるコストを意識する必要があるのです。

今回は投資信託の実際の経費率(コスト率)について考えて見たいと思います。

信託報酬等とは

それではまず、信託報酬等とはなにかを見てみたいと思います。

信託報酬等とは、投資信託の管理や運用をしてもらうための経費です。

投資信託を保有している間はずっと投資家が払い続けなくてはなりませんから安いに越したことはないのです。

前述しましたが儲かっても儲からなくても掛かってきます。

売買時に掛かるのではなく純資産に対して何%といった感じで毎日自動的に差し引かれてきます。

これはどこの証券会社で買っても同じ商品ならば同じ金額となります。

具体的には

・調査、分析、リスク管理などの資産の運用や、運用に掛かる費用(運用会社の取り分)
・商品説明や運用経過の説明、事務作業などの費用(販売会社の取り分:証券会社や銀行など)
・財産管理、運用として売買された株式決算などの費用(信託銀行の取り分)
・売買手数料
・保管費用
・監査費用

などがそれに当たります。

これらの経費はある程度変動するために信託報酬等として公開されているものと実際は違うことが大半です。

ある調査では実際の経費の方が公表されているものより0.03%〜0.15%くらい高いとの情報もあります。

0.15%も差があるなんて・・

海外ETFならその差額だけで信託報酬ですんじゃいますよね。

逆に実際のほうが安いケースもあるますので一概にはいえませんが大半が多くなっているのが実情です。

そこでしっかり実際の信託報酬等を確認しておく必要があるのです。


実際のかかっている経費を確認する方法

実際に掛かった費用を確認するのはそんなに難しくありません。

運用報告書を確認すればよいのです。

運用報告書の中に1万口当たりの費用明細という項目があります。

そこを確認してください。

ただし、セゾンバンガードグローバルバランスのような投資信託を買う仕組みのものはその購入した投資信託側の信託報酬も加算して考える必要がありますので注意が必要です。

ひふみ投信の場合

下記はSBI証券で1番人気のレオスのひふみ投信の運用報告書からの抜粋です。

ひふみ投信信託報酬
レオスのひふみ投信の運用報告書より抜粋

ひふみ投信の場合、

投信会社の取り分として 0.486%

販売会社の取り分として 0.486%

受託会社の取り分として 0.086%

売買委託手数料として  0.299%

監査費用として     0.002%

かかっています。

トータルで1.359%が実際にかかった経費なのです。

売買委託手数料が結構大きなふたんとなっていますね・・・・。

おそらくひふみ投信は売買をたくさんしているのではないでしょうか。

(2015年10月1日〜2016年9月30日)

セゾンバンガードグローバルバランスの場合

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの場合は下記の用になっています。
セゾンバンガードグローバルバランス信託報酬

セゾンバンガードグローバルバランスファンドの運用報告書より抜粋

投信会社の取り分として 0.284%

販売会社の取り分として 0.186%

受託会社の取り分として 0.041%

監査費用として     0.001%

で合計0.512%です。

ただしこのファンドは海外ETFなどを買うファンドですからその信託報酬等が別途かかります。

セゾンバンガードグローバルバランス信託報酬

セゾンバンガードグローバルバランスファンドの運用報告書より抜粋

それが0.180%あります。

合計すると投資家が負担する費用負担比率は0.692%

となっています。

モーニングスターのサイトでも確認できる

投資評価会社のモーニングスターのサイトでは各投資信託の運用報告書に基づいた実質の経費率が掲載されています。

全部の投資信託は表記されていませんが実際のコストを比較するときに便利です。

まとめ

大事なのは表記されている信託報酬等ではなく実際にどれだけ費用が掛かったのかです。

もちろん過去の実績に過ぎませんが、このあたりもどの投資信託を選ぶのかの選択部分にいれることも良いと思います。

例えば同じような実績、信託報酬のインデックスファンドがあったとしても、実は実際の費用でみると結構差があるようなケースもあります。

また、表記されている信託報酬はこっちのほうが安いのに実際の費用は逆転してしまうようなケースもあります。

大事なのは実際どれだけ経費がかかるかなのです。

とくに個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)やつみたてNISAなどは長期的な投資となりますのでより信託報酬は意識してくださいね。

読んでいただきありがとうございました。

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