「Kyash」の次世代カード【Kyash Card】が申込を開始。発行手数料の元をとるためにいくら使えばよいのか?

Kyashは手持ちのクレジットカードやデビットカードを登録することで簡単に使えるVISAカードのウォレットアプリです。

Kyashを通すとポイントがさらに1%(元々は2%でした)還元されるということで人気のあるサービスです。

そのKyashはアプリが使えない店舗でも利用できる「リアルカード(Kyash Card Lite)」を提供していましたが、ICチップが非対応だったりして、利用できない店舗も多く不満点がありました。

私もリアルカード(Kyash Card Lite)を何度か利用しましたが、駄目な店舗が多く確認が面倒で利用しなくなっていましたね。

それら不満点を解消した次世代カード【Kyash Card】がとうとう登場。

申込みが開始しました。

ただし、この【Kyash Card】は利便性がかなり改善しましたが、発行手数料が発生するんですよ。

そのため、発行を迷っている方も多いでしょう。(私もです)

今回はその件を踏まえて発行手数料がペイできる(元が取れる)のはどれくらい利用した場合なのかを考えてみたいと思います。

Kyash Cardとは

Kyash Cardは従来のリアルカード(Kyash Card Lite)の不満を解消したバージョンだと思えばよいでしょう。

なお、Kyashの詳細についてはこちらの記事を合わせて御覧ください。

従来のリアルカードとの違い

主なリアルカード(Kyash Card Lite)との違いは以下の点です。

ICチップ(4桁暗証番号)対応
Visaタッチ決済対応
海外利用対応
1回あたりの決済上限5万円→30万へ
月当たりの決済上限12万円→100万へ
発行手数料 無料(今後は300円)→900円
本人確認必要

結構大きな変更となりますね。

特に大きいのがICチップに対応したことでしょう。

これにより多くのお店での利用が可能になりますし、セキュリティ面でも安心感がでてきます。

また、決済上限が大きくなりましたのでメインのクレジットカードとしても利用が可能になれるでしょう。

ただし、マイナス点が発行手数料が発生するようになることですね。

今まではリアルカードの発行手数料は無料でした。

しかし、それが300円に値上げされ、Kyash Cardの発行手数料は900円となります。

年会費は両方とも無料ですからこの900円分がペイできるなら1%のポイントがクレジットカードのポイントとは別に付きますのでかなりお得となりますが。。。(一部対象外取引あり)

ちなみにリアルカード(Kyash Card Lite)とよりもKyash Cardを普及させたいのでしょう。リアルカード(Kyash Card Lite)のポイント還元は2020/4/1より0.5%と半分となります。


Kyash Cardの発行手数料をペイできる利用はいくら

今回発生する発行手数料は900円です。

なお、消費税について税込み、税別の記載がありませんでしたのでおそらく税込みでしょう。※税抜の場合はその旨の記載が必要です。

つまり、900円以上のポイント還元があるならば単純計算で発行した方がお得ということです。

それでは900円以上のポイント還元を得るにはどれくらいの利用があればよいのでしょうか?

1%のポイント還元ですから現在、Kyashを使ってない場合は単純計算で9万円を使えば900円ポイント還元されますので発行手数料がペイできる計算となります。

ただし、すでにリアルカード(Kyash Card Lite)を持っている方は現在すでに1%のポイントが付きますし、2020/4/1以降も0.5%の還元がありますので、半分と計算すると乗り換えの場合は18万円以上の利用がないとプラスとならないことになります。

なお、取引毎に1%または0.5%を乗じて1ポイント未満(少数)は切り捨てとなりますので実際はペイするためにもう少し必要となりますね。

Kyashポイント還元対象外

ただし、全部の利用がポイント対象となるわけではありませんのでそのあたりも加味して考えるる必要があるでしょう。

金額をたくさん利用しそうなものはたいてい対象外となっている印象です・・・

売上未確定のままのお取引
Kyash Visaカードを登録したQUICPayによるお支払い
交通機関へのお支払い(定期券、乗車券、切符、回数券、特急券などの料金)
鉄道、バス、モノレール、ケーブルカーなど
モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
税金のお支払い
ふるさと納税、税金各種
公共料金のお支払い
寄付金のお支払い
金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入
また金券、商品券や有価証券等の現金同等物を販売しているサイトでの購入
郵便局の販売サイトでのお支払い
造幣局の販売サイトでのお支払い
代金未回収が発生しているお取引
本人または第三者による不正利用と弊社が判断したお取引
出所:Kyash  「ヘルプ」Kyashポイントについてより

Kyashポイントって何に使える?

KyashポイントはKyash残高にまわり、次の利用時に自動的に消費される仕組みとなっています。

ですから次の買い物でポイント以上を使えばKyash残高はゼロになる感じですね。

その繰り返しになります。

無駄がなく利用できる仕組みといえるでしょう。

ただし、Kyashは2015年にできた新しい会社ですし、下記記事に書いたように残った残高の扱いはちょっと怖いところがあります。origamiの例もありますしね・・

多額の資金の調達はできているようですが、利益を上げる仕組みがまだあまり見えてこないです。そのあたりに不安はありますね。

WEBページ見てもリンクが切れてたりするのがちょっと不安なんですよね・・・

まとめ

今回は「Kyashの次世代カードKyash Cardが申込を開始発行手数料の元をとるためにいくら使えばよいのか?」と題してKyash Cardの発行手数料がどれだけでペイできるかというのを見てきました。

結論をまとめると

始めての利用なら9万円以上利用すれば元が取れる
リアルカードからの乗り換えなら18万円以上利用すれば元が取れる

ということになります。ただし、ポイントの端数が切捨て部分がありますのでもう少し多く見ておく必要があるでしょうが。

ですから通常のクレジットカードの利用をKyashを上に載せることで多くの方は発行手数料の元がとれると思われます。

発行手数料が掛かるのは1回だけですしね。

また、楽天Payのキャンペーンが終わる、PayPayの還元率が下がるなどキャッシュレスを巡っての争い少し落ち着いてきた感もあります。

そんな中、kyashはお得な仕組みですからぜひ活用したいところですね。

なお、申し込みしてお届けまでに1ヶ月くらい掛かるとのことですから必要な方は早めに申し込みをしておきましょう。

ちなみに申込みはkyashアプリからのみとなります。

下記からどうぞ

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