
私ならこれを選ぶマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)おすすめ配分。運用商品を比較してみた
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激戦の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)
楽天証券が10万円以上の残高で手数料無料にすると発表すればみずほ銀行が月1万円以上拠出で無料にすると発表
それに対抗してSBI証券が無条件での手数料発表をすれば楽天証券も同条件に変更。
さらにイオン銀行、マネックス証券も同条件での参入と個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)をめぐる証券会社、金融機関の争いがすごいことになってきました。ここまでくると手数料はこれ以上安くはできません(あとは国民年金基金の取り分と信託銀行の取り分です)
そのため、あとはサービスや運用商品での勝負となるでしょう。
そこでわたしがマネックス証券でiDeCoをはじめるならどの運用商品を選ぶのかを考えてみて見たいと思います。
マネックス証券は個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を取り扱う機関の中で後発です。
そのため他社と比較して低信託報酬のインデックスファンドが取り揃えております。
他社との比較はこちらをごらんください。

そのためどれを選んでも大きな失敗はないと思われますが、私の選択方法が参考になれば幸いです。
もちろん投資は自己責任なのでどこに投資するのはご自身でよく考えてくださいね。
私の選んだ運用商品で損がでたとしても保証はいたしかねます。
他の証券会社で私が運用商品を選ぶ場合はこちらからどうぞ

※信託報酬の値下げへの対応を行いました
マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の運用商品
まずはマネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)運用商品を見てみましょう。
マネックス証券の運用商品は他社を本当によく研究しているなって感じがします。
ほとんどのカテゴリーで最安値のインデックスファンドを揃えています。
カテゴリー | 商品名 | 信託報酬 |
---|---|---|
国内株式(日経225) | DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 0.18252% |
国内株式(TOPIX) | DIAM DC 国内株式インデックスファンド | 0.1674% |
国内債券 | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金) | 0.1296% |
先進国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.11772% |
先進国債券 | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 0.1836% |
新興国株式 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 0.20412% |
新興国債券 | iFree 新興国債券インデックス | 0.2376% |
国内REIT | DCニッセイJ−REITインデックスファンドA | 0.2700% |
先進国REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.3024% |
つぎにアクティブファンドやちょっと尖った運用商品をみてみましょう。
注目はiDeCoでの取扱は初となるたわらノーロード NYダウです。
SBIでもiFreeダウの取扱がありますがアメリカに投資したい方にとってはうれしい選択肢ですね。
また、8資産バランスとしてかなり低信託報酬のeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)なんかもおもしろいですね。
他にも好成績で投資信託としても売れているSBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金> やスパークス・新・国際優良日本株ファンドなんかもあります。
ちょっと信託報酬は高いですが過去の成績をみると納得できるレベルです。
また、コモディティの金として最安値のゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)あたりも金を入れたい方には選択肢になり得るでしょう。
国内株式 | スパークス・新・国際優良日本株ファンド | 1.7712% |
---|---|---|
国内株式 | SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金> | 1.62% |
先進国株式 | たわらノーロード NYダウ | 0.2430% |
先進国株式 | 朝日Nvest グローバル バリュー株オープン | 1.9440% |
先進国株式 | ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) | 1.4580% |
コモディティ | ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) | 0.3996% |
バランス型 | ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型 | 1.2312% |
バランス型 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 0.17172% |
私ならこれを選ぶ運用商品。リスク高めを許容できる人
iDeCoにかぎらずリスクを高めればそれだけリターンの金額もあがると予想されます。
つまり、ハイリスクハイリターンを考える方です。
リスクを取る場合私ならこういう運用商品を選択します。
国内株式:10% DIAM DC 国内株式インデックスファンド
先進国株式:50% eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
先進国株式:10% たわらノーロード NYダウ
新興国株:30% eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
すべて株式となりますので少しリスクは大きくなります。この割合は世界経済インデックスファンドを参考にしています。
ちなみに世界経済インデックスファンドのアセットアロケーションはこれとほぼ同じ日本株10%、先進国株60%、新興国株30%となっています。
そこにちょっと冒険を加えてたわらノーロード NYダウをいれました、
これを入れたくない方は60%をeMAXIS Slim 先進国株式インデックスとすれば良いと思います。
また、国内株式の一部にSBI-SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>をいれるのも面白いかもしれません。
信託報酬は少し高めですがiDeCo運用商品の中でも実績が高く評判がよいです。
私ならこれを選ぶ運用商品。リスク低めにしか許容できない人
次にリスクをあまり取りたくない場合は私ならこうします。
国内株式:10% DIAM DC 国内株式インデックスファンド
先進国株式:30% eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
新興国株:10% eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
国内債券:10% 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)
先進国債権:30% eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
新興国債権:10% iFree 新興国債券インデックス
こちらは半分を株式、半分を債権としてリスクを大きく下げています。
本来はもう少し、国内債権を増やせばリスクは下がると思いますが、日本国内はマイナス金利で債権にはあまり期待できませんので10%としています。
また、先進国債権も為替リスクが結構ありますのでそれを減らす意味でも為替ヘッジタイプたわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>を一部加えるのも1つの手です。
NISAや積立NISAを個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)と合わせて使うなら債権部分やちょっと信託報酬が高めの新興国系はNISAや積立NISAで購入するのもありでしょう。私はそんな感じで運用しております。

ちなみに国民年金や厚生年金を運用するGPIFはこちらと同様に株式50%、債権50%ですがもう少し国内債券の比率が大きくなっていますね。
ちなみにGPIFの基本ポートフォリオは国内債券35%、国内株式25%、海外債権15%、海外株式25%です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

選ぶのが面倒な人
マネックス証券は運用商品がたくさんありますのでなかなか選択するのが面倒になってしまう人がいます。
そんな方におすすめしたいのがeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。
これはかなりわかりやすいコンセプトの商品で国内債券、先進国債券、新興国債権、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、海外リートの代表する8資産にバランス良く均等に配分しましょうとしています。
よくどこセグメントがあがるから・・・とか予想する事がありますが、それはあくまで予想です。
実際毎年どのセグメントがあがったのかを検証してみると予想と全然違ったりして毎年バラバラなんです。
だったらもう予想するのはやめて代表的な資産に均等配分しようぜってのが「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」なのです。
分かり易いので私は好きです。
さらにこの商品のいいところが信託手数料が0.2376%と新興株などが入っているのにかなり安いところでしょう。
これを他の商品で再現すると0.2376%で抑えることは困難です。
それだけお得な商品といえますね。
もう、選択するのが面倒という方はこれ一本にしてしまうのも1つです。
選択しているのは1本だけですが8セグメントへ分散することができます。
出所:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)目論見書

まとめ
今回は私がもしマネックス証券でiDeCoをはじめるならこの運用商品を選択するという記事でした。
マネックス証券は運営管理手数料が無条件で0円ですし、運用商品が豊富で選択の幅がひろいです。各カテゴリーの信託報酬も最安値も多くオススメできます。
マネックス証券iDeCoの資料請求はこちらから
>>マネックス証券 iDeCo
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松井証券のiDeCo
楽天証券 確定拠出年金
SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」
イオン銀行iDeCo
読んでいただきありがとうございました。
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