日経新聞2020年10月18日に「ロボアドバイザー国内最大手のWealthNavi(ウェルスナビ)が上場準備に入った。東京証券取引所に上場申請を行い、年内にも上場する見通し」と報じました。
なお、WealthNavi(ウェルスナビ)自身は
一部報道機関において、当社が上場する旨の報道がありましたが、当社が発表したものではありません。
当社は今後の事業拡大に向け、さまざまな可能性を検討しておりますが、現段階で決定している事実はありません。
今後、開示すべき事実を決定した場合には速やかにお知らせいたします。
と発表しています。
8月末に株主分割も実施していますし、上場に向け動いているのは間違いないと思いますが・・・
もし正式にIPO(新規上場)となればロボアドバイザーとして国内最大手の同社はかなり話題になることは確実でしょう。
今回はそんな「WealthNavi(ウェルスナビ)」のIPOについて現在わかっている点、予想される点、ゲットするために今からできる対策について見ていきましょう。
追記:正式に上場が決まりました。2020年12月22日。主幹事は予想どうりSBI証券でした。
また、WealthNaviのNISA対応も発表していますね。
WealthNavi(ウェルスナビ)とは
まずは今回話題となっている「WealthNavi(ウェルスナビ)」についてみていきましょう。
簡単に言えばロボアド(ロボアドバイザー)の国内最大手となります。
すでに預かり資産残高が3,100億円(2020
そんな知名度が高いWealthNavi(ウェルスナビ)ですから新規上場すればかなり大きな話題になることは確実でしょう。
また、国内最大手であり、ロボアドとしては国内初上場です。
国内最大手かつ初上場は人気となりやすい要素となりますから注目度はかなり高くなると思われます。
また、AI銘柄でもありますから昨今のAI銘柄の高騰も大きな追い風となりそうです。
ロボアド(ロボアドバイザー)とは
WealthNavi(ウェルスナビ)を理解するためにはロボアドがわかっておく必要があります。
ロボアド(ロボアドバイザー)とはその名前の通り、ロボットが投資の手助けをしてくれる仕組みです。
ここ数年でAIが飛躍的に進歩を遂げています。
それが投資の世界にも回ってきたってことなのでしょうね
ここ数年で急激に盛り上がってきました。証券業界で一番熱い分野と言っても過言ではないかもしれません。
ロボアドのメリット
ロボアドのメリットとしてはロボット(AI)が代わりに資産運用をしますので知識が基本的にいらないのが1番大きいでしょう。
投資の勉強は多岐に渡りますのでなにかと大変です。しかし、ロボアドならそれがなくてもプロの運用ができてしまうのです。
また、人間がなかなか投資に勝てないのはプロスペクト理論などで証明もされていますが、心理面が邪魔をしてしまうからだとよく言われています。
それがロボアドなどを使えば排除することができますので勝ちやすくなるってのも大きいですね。
ファンドラップとなにが違うのか?
ロボアドと同じように自分の代わりに資産運用をしてくれる仕組みに「ファンドラップ」というものもあります。
これは証券会社が代わりに資産運用をしてくれる仕組みです。
ロボアドと大きく違うのはロボアドはAI、ファンドラップは人が資産運用をするという点。
手数料が大きくファンドラップの方が高い点が上げられます。人がやるので人件費等掛かるから仕方ないのでしょうが・・・
また、ファンドラップは最低運用資金が高めですが、ロボアドは低いところだと1万円程度からはじめられかなり敷居が低いという違いもあります。
ロボアドにも2パターンあり
ロボアドと一括りに書いてますが、大きく分けると2パターンの仕組みがあります。
1つはWealth Navi(ウェルスナビ)とTHEO、楽天証券の楽ラップのように運用まで全て一任してくれるタイプ。
もう1つが松井証券の投資工房のような投資のアドバイスをしてくれるタイプです。
どちらが良いのかは好みの問題ですが、ロボアドのメリットを最大限に活かせるのは運用まで全て一任してくれるタイプですね。
どうしてもアドバイスもらっても動くのが人間だと前述の心理の影響を受けてしまいますしね・・・
(その分運用一任タイプだと手数料が取られます)
WealthNavi(ウェルスナビ)の業績
気になるWealthNavi(ウェルスナビ)の業績は以下のとおりです。
まだ赤字状況にはありますね。
ただし、売上にあたる営業収益はかなりの勢いで伸びていますのでかなり期待度が高い企業であることは間違いないでしょう。
出典:ウェルスナビ株式会社「業務及び財産の状況に関する説明書 2019 年 12 月期」より
WealthNavi(ウェルスナビ)の主幹事は?
もちろん上場が正式に決まったわけではありませんので主幹事も発表されていません。
可能性として高いのはSBI証券でしょうか。
SBI証券はもちろん、グループ会社の住信SBIネット銀行やSBIネオモバイル証券もウェルスナビと提携しており、関係性は深そうです。
ちなみに2019年12月時点ではウェルスナビの株式をSBIホールディングスが7.44%保有していることから考えても可能性は高いでしょう。(第三位の株主)
WealthNavi(ウェルスナビ)株をゲットするための対策は?
IPOは主幹事への配分が圧倒的に多くなりますので主幹事からの応募が基本的な攻略法になります。
ですから今回主幹事に名前を連ねる可能性が高いSBI証券の口座は用意しておきたいところ。
また、SBIグループで新たにIPOの取り扱いを始めているSBIネオモバイル証券あたりへの配分も大きくなるかもしれませんね。さらにSBIネオモバイル証券は「ひとかぶIPO」といって1株単位となりますので通常の証券会社よりも当選確率が高いのです。
つまり、WealthNavi(ウェルスナビ)のIPO株をゲットするためには今のうちにSBI証券やSBIネオモバイル証券の口座を用意しておくのがオススメってことです。(口座開設に時間がかかるケースもあるため)
CHECK! SBI証券
CHECK! SBIネオモバイル証券
まとめ
今回は「ロボアドのWealthNavi(ウェルスナビ)が上場観測。IPOで株をゲットするために今からできる対策は?」と題してWealthNavi(ウェルスナビ)のIPOについてみてきました。
まとめると以下のとおりです。
- WealthNavi(ウェルスナビ)のIPOはロボアド初、AI銘柄、国内最大手と大きな話題となりそうな要素いっぱい。
- SBI証券とSBIネオモバイル証券の口座を準備して待っておこう
WealthNavi(ウェルスナビ)のIPOはまだ詳細がわかりませんが承認されれば大きな話題になることは間違いないでしょうね。
また、本サイトでも正式に決まり次第ご紹介したいと思います。
また、ウェルスナビに興味ある方はこちらの公式サイトを御覧ください。
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