【楽天・バンガード・ファンドシリーズ】今度は「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」登場

続々とバンガード社の有名ETFに投資をする投資信託を設定している楽天投信投資顧問ですが、

また新しい投資信託が新規設定されます。

その名も「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」です。

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド新規設定

楽天・バンガード・ファンドシリーズの第四弾となります。

今回はこの件を見ていきましょう。

第一弾、第二弾、第三弾はこちらをご覧ください

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楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドとは

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドはバンガード社のVYM(米国高配当株式)へ投資をする投資信託となります。

1月10日付の新規設定です。

VWOへ投資をする「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」は下記で入ってほしいと言ってたファンドでしたので順当でした。

しかし、第四弾でVYM(米国高配当株式)とはちょっと意外でしたね。

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楽天バンガードファンド創設

ベンチマークはFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算)

信託報酬はアメリカの高配当株へ投資をする商品としてはかなり安い0.20%(税抜)となっています。

例えばベンチマークは違いますが同様に高配当株へ投資をすることで人気の

米国株配当貴族インデックス・オープン

なんかは信託報酬0.55%(税抜)

ですから半分以下です。

アメリカの高配当株へ投資をしたい方にとってはかなり魅力的です。

VYMとは

VYMはアメリカの高配当株410銘柄に分散投資をするETFです。

ちなみに上位構成銘柄は下記のとおりです。

見たことある知ってる銘柄が多いと思います。

  1. Microsoft
  2. エクソン・モービル
  3. ジョンソン&ジョンソン
  4. GE
  5. AT&T
  6. ウェルズ・ファーゴ
  7. JPモルガン
  8. VERIZON
  9. P&G
  10. ファイザー

業種はITからエネルギー、消費者向けなど幅広く分散されていますね。

過去の配当を含めた成績も10年7.45%、5年13.34%、3年10.48%と配当を出しているのに結構良さげです。

だいたいS&P500とほぼ同じ動きをしています。

ちょっとだけ上回っている感じですね。

利回りは3%近くを継続しており、バンガードが出しているETFの中ではトップクラスとなっています。

ちなみにVYMを直接買うと経費率は0.08%と脅威の安さだったりします。


2重課税問題

ただし、今回の「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」のようにアメリカのファンドへ投資をするファンドは税金面ではちょっと不利な2重課税問題があります。

そのあたりは考えておく必要がありそうです。

特にVYMは3%近い配当を出していますので余計にです。

VYMは四半期毎に分配金を出します。

するとそれに対して日本約20%、アメリカ10%の税金が課せられます。

海外ETFを使う場合、2重課税回避のルールがあり確定申告で取り戻すことができます。

しかし、ファンドを通じて海外ETFを買う場合にはそれを取り戻すすべはありませんのでその分損をするってことなのです。

その部分はコストとして考えておく必要がありますね。

投資信託の取り回しの良さが「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」にはありますので迷うところ。

まとめ

今回は「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」のお話でした。

おそらく、つみたてNISAで対象となるでしょうし、他のバンガードファンドシリーズと合わせて人気になりそうですね。

全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドは楽天証券、SBI証券、マネックス証券で取り扱われていますので「楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド」もそうなるのかな?

iDeCoでは楽天で全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドが取扱をはじめましたがこちらも期待したいところですね。

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読んでいただきありがとうございました。

 

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド登場
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