最近、私が家を注文したこともあり家の購入について相談を受けることが増えてきました。
いろいろポイントはありますが、まず言いたいのは
いきなり住宅展示場に行くと起こる罠
そういう私もいきなり住宅展示場に行ってしまったくちです笑
それで様々な苦い経験を積んでいます。
まずはそのあたりをご紹介しましょう。
反面教師にしてくださいね。
まず私が家を検討し始めた際に一番はじめにしたのは関連雑誌を読むことでした。
こちらの雑誌を熟読しました。
なお、私が家を買った理由等はこちらの記事をどうぞ。
ゴリ押しにあう
まずひとつ目が強烈なゴリ押しにあうということ。
私は仕事柄、セールスは断り慣れているので大事には至りませんでしたがそのまま契約してしまう人もいそうです・・・
事前情報がなく住宅展示場にいくのは危険なんですよ。
値引きで即決させようとする某大手ハウスメーカー
まず某大手ハウスメーカーではその日に決断させるレベルで営業してきたのです。
まだこちらはどういう家にしたいのか、イメージが全くできていない状況だったのにです。
住宅展示場にいったがのが9月頭。
9月決算にどうしても数字を残したかったんでしょうね。
なんでも売れ残った建売があり、9月中に入居いただけるならとすでに安くなってるのにそこからかなりの値引き(2割くらい)引いてくれるとのこと。
今考えるとたしかにかなり安かったのですが、その時点では相場観もなんもありませんのでやばいゴリ押しだな・・・くらいにしかおもえませんでした。
翌日までに住民票や源泉徴収票などの必要書類もってきてほしいとかゴリ押ししてましたのでお断りしました。
ちなみに他のハウスメーカーの営業にその話をしたところ、その営業の方はその某大手ハウスメーカーに以前勤めていたそうで内情を聞くことができました。
なんでも完全歩合制の営業が一定数いてそいつらがメチャクチャな営業をしているとか。
どうやらそれにあたってしまったようなんですよ。
怖い話です・・・
ちなみに値引きは限界を超えて自腹のときも多いとか。
歩合どんだけあるんだよ・・・って感じですね。
詳しくはこちらの記事にも書いてあります。
売り切れると土地の申込みを急かせる
また、2社目にいった大手ハウスメーカーもゴリ押しがすごかったです。
ここは私が希望している地区の土地は良いところがあるとすぐ売れてしまうということをアピール(それは本当)
ちょうどそのハウスメーカーの建築条件付き土地があるとのことで仮申込だけでも・・・ってこちらもゴリ押ししてきました。
仮申込はリスクなしで2週間有効とのことなので別に申し込んでも問題はなかったのですけどね。
ちなみにその土地未だに売れ残っています。
今だからこそわかりますが、建売や土地はそんなすぐに売れるものではありません。
よほど人気の場所だったりよい条件ならわかりませんけどね。
このあたりは定点観測して相場観なんかが熟成されないとわからないですね・・・
駄目営業マンにあう
次は駄目営業マンにあってしまったという件。
前述の本などで読む限りは親会社の信頼感や工場品質なところも高評価で住宅展示場に行く前は本命の一つでした。
そこで日曜日に住宅展示場に予約もせずいったのですが、対応してくれた営業マンがかなりダメダメだったのです。
あとで知りましたが、どうやらどのハウスメーカーも住宅展示場にはじめについた人が営業担当となるようなんですよ。
そのため、ダメダメ営業マンがついてしまうとそこで家を買うなら最後までつきまとってしまうのです。
日曜日に予約もせずいって対応してくれるってことは暇している営業マンってことです。
売れっ子営業マンは既存のお客さんの打ち合わせで対応が忙しく日曜日にふらっといっても出てくる可能性は低いんですよ。
それを知らずに行ってしまって外れを引いてしまったのです。
質問をしても返答が異様に遅いですし、見積もりの依頼をしていましたが、結局最後まででてきませんでした。
担当が違えばもしかしたら候補に残ったかもしれませんでしたね・・・
来場特典がもらえない
多くの住宅展示場では来場特典を配っています。
中にはかなり豪華なものも・・・
住宅展示場に行く前にやっておきたい準備
それでは住宅展示場に行く前にやっておきたい準備をみていきましょう。
営業マンを紹介してくれる人を探す
まず営業マンを紹介してくれる人を探すということ。
周りでそのハウスメーカーで建てた人に話を聞いてみるのです。
前述のように優秀な営業マンは忙しくてふらっと住宅展示場に行ってもなかなかあえません。
ですから優秀な営業マンで家を買った人がいれば紹介してもらうのです。
紹介割引があるケースも多いのでおすすめです。
なお、紹介した側にも紹介のお礼や成約したら結構な金額が入りますので断らないでしょう。
ちなみに私が契約した大手ハウスメーカーは紹介して一緒に展示場に行くと1万円分の商品券(双方)、契約までいくと紹介した側は20万円もらえます。
紹介された側も値引きを受けられるとのこと。
双方にメリットがありますね。
ユーチューバーには注意
ただし、ユーチューバーやブロガーが優秀な営業マンを紹介しますっていってるのは信じないほうが良いでしょう。
優秀な営業マンとして実際に登録されている方に聞いた裏話では、紹介してくれるユーチューバーとあったこともなければ話したこともない。
お金を払って登録しているとか・・・
本当に優秀かなんてそのユーチューバーにわかるわけないんですよね。
紹介料や登録料目当ての商売ですからあまり信じないほうが良いと思います。(そのユーチューバーにもよるのでしょうが)
住宅ローンの仮審査をしておく
次にやりたいのは住宅ローンの仮審査です。
いくらお金が借りられるかわからないと話が進めていきづらいです。
ですから住宅展示場に行く前に住宅ローンの仮審査だけでも通して予算感を作っておくと良いでしょう。
仮審査は物件が決まってなくてもできるケースが多いですよ。
こちらのサイトで住宅ローンの比較もできます。
また、住宅ローンの仮審査を通ってないと営業が本気で話してくれないってケースもあります。
ですからそれを防ぐ意味でも価値はありますね。
さらに仮審査をしていないと住宅ローンの仮審査をハウスメーカー経由でさせようとしてきます。
中にはハウスメーカー経由だと相場よりかなり高い金利なんてこともあったりしますのでご注意ください。
専門用語などの基礎知識をつけておく
住宅業界はそこでしか聞いたことがないような専門用語が飛び交います。
ZEH、Ua値、ツヴァイフォー、ラーメン構造、布基礎。。。
最低限、営業マンに騙されないように基礎的な専門用語や数値、ハウスメーカーの特徴は知っておきたいですね。
こういう本を読むだけでもよいかと思います。
ただし、これについては何社も展示場を見れば自然と身につくとは思いますが。。。
こちらの要望をまとめておく
また、こちらの要望をしっかりまとめておくことも大事でしょう。
箇条書きでも良いのでこちらが求めることを資料化してもっていくとハウスメーカーも理解しやすいでしょう。
見積もりや間取りを作ってもらうときにも有効ですからぜひやっておきたいところ。
私は前述の反省を踏まえて3件目からはパワポでプレゼン資料みたいのをもって行きましたね。
予約していく
最後は予約をしていくということです。
前述のとおり、予約をしていくことで来場特典がもらえたりします。
ちなみにその会社のWEBページ経由、住宅展示場のWEBページ経由などによって特典が違ったりしますのでご注意ください。
予約をしていくと優秀な営業マンに当たる確率がふらっと行った場合と比較すると高くなります。(その時間にあいていれば)
また、会社によっては予約していくと店長、支店長クラス確定で担当してくれるというところもあります。
まとめ
今回は「住宅展示場にいきなり行くな。住宅展示場に行く前にやっておきたい準備5選」と題して住宅展示場に行く際のポイントについてみてきました。
事前準備が大事ってことですね。
住宅展示場にいくのに抵抗がある方はこちらのような一括で間取り作成なんて依頼してみるのもよいでしょう。
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