住宅ローンを組む際はハウスメーカーや不動産屋に任せきりは危険

少し前に知人が住宅ローンを組んで新築を買いました。

しかし、ローンの返済が大変だからみてほしいとのことで内容を確認させていただいたのですが驚きの事実が判明。

相場よりかなり高い金利で借りていた
んですよ。住宅ローンはハウスメーカーにすべて丸投げしていたそうです。
今回は住宅ローンを組む際はハウスメーカーや不動産屋に任せきりは危険を見ていきましょう。

ハウスメーカーや不動産屋に任せるメリットとデメリット

それでは住宅ローンを組む際はハウスメーカーや不動産屋に任せきりがなぜ危険なのかについてみていきましょう。

これメリットもデメリットも有るんですよ。

個人的にはデメリットのほうが大きいと考えますのでおすすめしませんが・・・

まずはメリットから見てみましょう。

メリット

住宅ローンを組む際はハウスメーカーや不動産屋経由で行うケースでの最大のメリットは手続きがスムーズに運びやすいということです。

当然、そのハウスメーカーや不動産屋が懇意にしている金融期間での住宅ローンとなりますので、いろいろな物事がスムーズに運び屋やすいんですよ。

この条件だったら貸してくれやすそうな金融機関はどこかということも知ってるでしょう。

また、事務手続きも普段行っているでしょうからスムーズに運びます。

つまり、楽ができるということですね。

このあたりは大きなメリットになりますね。

デメリット

しかし、デメリットもあります。

それは自分で自由に金融機関を選べないということです。

ですので今回ご紹介したように相場よりも高い金利で借りてしまうなんてこともありまえます。

当然、金融機関からハウスメーカーや不動産屋に対しての報酬的なものもあるでしょうからそれ目当てに走られてしまう可能性もあります。

つまり、他に条件のよい金融機関があっても利用できず、条件が悪くなる可能性があるってことですね。

また、「住宅ローン事務手数料」など本来なら払わなくてよいお金を取られてしまうケースもあります。

住宅ローン事務手数料は正直不動産の14巻が詳しいです。




生涯で一番高い買い物なんだから勉強しよう

お伝えしたいのは勉強をしようってことです。

住宅を買うというのは、多くの方にとって生涯で一番高い買い物となるはずです。

それなのに勉強をせずハウスメーカーや不動産屋に任せっきりで良いのか?ってことなんですよ。

ハウスメーカーや不動産屋に任せるにしても自分がある程度の知識さえ持っていれば前述したデメリットもかなり小さくなるものになるはずです。

以下の部分をしっかり学んで、ハウスメーカーや不動産屋に希望を伝えれば大きな乖離はなくなるはずなんですよ。

ですから勉強しましょうってことですね笑

金利の重要性

まず勉強したいのが金利のことです。

住宅ローンは金額が金額も大きいですし、期間も長いので少しの金利差で支払う金額が大きな差となります。

ですからとても大事なんですよ。

日本人は他国の国民と比べて複利の知識が乏しいというデータもあります。

教育によるものですが、一番高い買い物をするならこのあたりの勉強をしてからでも遅くはないとおもいますよ。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

変動金利、固定金利

もう一つ重要なのが変動金利と固定金利です。

住宅ローンは状況に応じて金利が変化していくタイプと基本的に一定の固定タイプがあります。

どちらが良いのかは今後の経済状況で大きく変わりますのでなんとも言えません。

しかし、この2つの特徴をしっかり理解した上で選択することも大事ですね。

長らく日本は低金利が続いていましたので変動金利が得でしたが、マイナス金利が解除されるなど状況は変わってきています。

短期プライムレートか独自ルールか

変動金利を選ぶ場合は他にも気にしないと行けない点があります。

それは金利がどう決まっているのかです。

実は銀行によって違うんですよ。

多くは短期プライムレートですが、ネット銀行などは独自ルールの基づいているんですよ。

すでに独自ルールに基づいて決めている楽天銀行などは引き上げとなっていますね。
また、銀行によっては短期プライムレートもあがっていますので今後は住宅ローンの変動金利にも影響が出てくるでしょう。

元利均等返済と元金均等返済

もう一つが元利均等返済と元金均等返済です。

返し方が選べるんですがこの2つでかなり月々の払う金額、総額が変わってきます。

それぞれメリット・デメリットがありますのでどちらがよいのかは考え方しだいですけどね。

詳しくはこちらの記事を御覧ください。

住宅ローン減税

また、住宅ローン減税についてもしっかり勉強しておくべきでしょう。

住宅ローン減税とは住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。

令和4年度から変わっていますし、しっかり勉強しておきましょう。

これを知っておくかどうかで借り方、借りる金額、返済方法なども変わってきますね。

また、iDeCoなど他の節税策にも影響が及びます。

返済方法

前述の金利や住宅ローン減税にも絡んできますが、返済方法をどうするのかも考える必要があります。

ボーナス払いは入れるのか、いくらずつ返すのか、繰り上げ返済するのかなどですね。

これによっても総額の支払金額や節税額も変わりますので慎重に検討をする必要があります。

各種手当て

また、会社にお勤めなら会社の制度もしっかり確認しておきましょう。

会社によっては住宅ローンの金利の一部を負担してくれるケースもあります。

また、賃貸なら住宅手当がでるけど、持ち家だとでないようなケースもあります。

そのあたりの会社の福利厚生も含めて検討するべきですね。

例えば住宅手当をもらっている方の考え方はこちらの記事を御覧ください。

いろいろな借り方

また、銀行によってはいろいろな住宅ローンが用意されています。

例えば預金連動型住宅ローンといって預金にお金が入ってるとその部分は金利が掛からないタイプなんかもあります。

そのあたりも含めて検討するのが良いでしょう。




まとめ

今回は「住宅ローンを組む際はハウスメーカーや不動産屋に任せきりは危険」と題して住宅ローンについてみてきました。

知人の失敗は自分が勉強することなくハウスメーカーや不動産屋に任せっきりで住宅ローンを組んでしまったってことです。

契約する前に相談してくれれば・・・ってところだったんですけどね。

自分が勉強できないなら信用できる方にあらかじめ相談するのもおすすめですよ。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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