とうとう注文住宅を契約してきました。
今回は私がなぜ、今この時期に家を買うことにしたのかを見ていきたいと思います。
ハウスメーカーなどで値上げラッシュだったから
まずひとつ目の理由がハウスメーカー、住宅設備メーカー、資材メーカー、家電メーカーなど家を買うのに関係する分野が各社値上げラッシュであることからです。
今回の契約にあたっていろいろなハウスメーカーの営業と話していますが、各社共通してすでに値上げしたか、今後値上げする予定があるところばかりでした。
すでに値上げしたメーカーも再度の値上げの予定があるところが多かったですね。
今回の値上げは様々な要因が絡んでいます。
ウッドショック、円安、コンテナ不足、鉄などの資材の高騰、原油、人件費などの高騰などです。
どれくらい値上げされた?
すでにウッドショックで輸入木材は3倍〜4倍、国産材も2倍以上になっているそう。
住宅設備関連も円安やコンテナ不足、資材の高騰によりこぞって上がっています。
LIXILなどは商品によっては40%近く値上げしたとか・・・
それら要因によってハウスメーカー各社も段階的な値上げを続けています。
あるハウスメーカーではすでに昨年と比べて坪単価は1割以上あがっていて、11月にはさらに1割。
値引きもやらない方向にシフトするとおっしゃっていました。
単なるセールストークの可能性もありますが笑
一度上がった価格はまず下がらない
それなら住宅の価格が落ち着くまで待とうと考える人もいるでしょう。
しかし、それは悪手かもしれません。
残念なことにウッドショックなどが落ち着いたとしても
一度上がったものは基本的に下がらないのが住宅業界の常識みたいなんですよ。
値下げをすると高値で買った人からクレームなどもあるでしょうしね。
ちなみにハウスメーカーにもよりますが、契約した時点で価格はロックされる(その後に値上がりがあっても反映させない)ところが多いようです。
ですから値上げを予想しているなら早めに契約する意味は大きいんですよ。
金利動向がどうなるか
もう一つの理由が金利動向です。
日本では長らく低金利時代となっていました。
そのため、金利が低いのが当たり前でしたね。
しかし、アメリカなどは利上げを繰り返しており、今では住宅ローンが6%とかやばい状況となっています。
この金利動向が日本でもちょっと心配な状況となっています。
世界的に見て各国が金融引締めターンとなっており、金融緩和をし続けている国はほとんどないんですよ。
日本銀行の黒田さんが総裁のうちは大きく動かないと思います。
しかし、2023年4月8日に任期を満了するのでその後の総裁次第では金利が大きく変動する可能性があります。
家を買う人からするとそこは大きなリスク要因となりますね。
金利で返済金額は大きく変わる
住宅ローンは金額が金額も大きいですし、期間も長いですからね。
複利の力はすごいのです。
ただし、金利が今後どうなるのかは専門家でもわからない難しい話なのです。
出典:独立行政法人住宅金融支援機構 初めての方へ より
ですから今のうちに契約しておけばリスクは最小限に抑えることも可能となっています。
個人的には日本は金融緩和を長いことし続けてきたおかげで、戻すのもかなり痛みが伴うためまず断行できないと思っています。
しかし、そのあたりは日銀や政府の考え方次第ですから以前より金利が上がるリスクは高くなっているのは確かでしょう。
住宅ローン控除の改悪で今年に買うと決めていた
実は今年に家を検討することは決めていたんですよ。
住宅ローン控除が改悪される予定だったからです。
それにより住宅が売れなくなって買いやすくなるのでは?と予想していたんですよ。
下記の記事に書いていました。
実際に住宅ローン控除の改悪する前の駆け込みの影響で需要の先食いや、住宅価格が値上がりしてしまったこともあり、あまり売れていないという。
新築の着工件数は2022年度に入ってからかなりひどいんですよ。
- 2022年4月:76,294件 前年比+2.4%
- 2022年5月:67,193件 前年比-4.3%
- 2022年6月 :74,596件 前年比-2.2%
- 2022年7月:72,981件 前年比-5.4%
出典:国土交通省 建設着工統計調査より
大きな値引きはゲットできたものの作戦は失敗
まとめ
今回は「とうとう契約。私がこの時期に注文住宅を買うことにした理由」と題して私が家を契約した理由を書いてみました。
家の購入を検討している方は早めに検討をしてみるのも良いかもしれませんね。
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