三井住友フィナンシャルグループの社債は買い?格付けを考えるとかなり好条件?

三井住友フィナンシャルグループが個人向けの社債を発売します。

「株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)と第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)」です。

最近は国債の金利が上がってきたこともあり、楽天モバイル債の社債ソフトバンクグループがのハイブリッド社債など金利も高くなっていますね。

また、最近債券人気が高くなっているようで条件が良いと即完売というケースも目立ちます。
今回の三井住友フィナンシャルグループは格付けを考えるとかなり最近なかった好条件となっています。
今回は三井住友フィナンシャルグループの社債について解説していきます。

三井住友フィナンシャルグループの社債

それでは今回の三井住友フィナンシャルグループの「株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)と第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)」についてみていきましょう。

社債とは

まずは社債とはなにかという点から説明しておきましょう。

社債とは会社が資金調達を目的として、投資家からの金銭の払込みと引き替えに発行する債券のことをいいます。

簡単にいえば企業の「借金」です。

個人投資家からの借り入れと思えばよいでしょう。

社債は普通社債、転換社債などいろいろな発行方法があります。

その内容によってルールも違いますが、一般的には高めの利率が定められており、その利息をもらいつつ、満期や繰上償還時に額面で償還(買い取り)されます。

つまり、期日になれば元本が返ってくる上に利息がもらえるのでその分がプラスというわけです。

ただし、デメリットがあります。

企業が破綻した場合や経営が悪化した場合です。

その場合には、利息が滞ったり、元本が返ってこない可能性もあります。

また、社債は途中で換金したいと思っても株ほど売買が容易ではありません。

そのリスク分、利回りが高く設定されているんですね。

第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)の概要

それではまずは株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)の概要を見ておきましょう。

商品名株式会社三井住友フィナンシャルグループ
第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)
発行体株式会社三井住友フィナンシャルグループ
取得予定格付A+(JCR)、A+(R&I)
期間10年(最短5年)
利率(仮条件)当初5年固定利率 年1.000%~年1.600%(税引前)
2028年10月30日の翌日以降  5年国債金利 + 年0.700%~年1.300
お申し込み単位(額面)100万円以上、100万円単位
発行価格・償還価格額面金額の100%
お申し込み期間(予定)10/16(月)12:00 ~ 10/27(金)14:00
発行期日(発行日)2023/10/30
満期償還日2033/10/30
利払日毎年4/30および10/30
初回 : 2024/4/304/30
発行額未定

投資格付はA+(JCR)、A+(R&I)

投資格付はA+(JCR)、A+(R&I)すね。

Aは債務履行の確実性は高いと評価された場合に付与されるものです。

最近発行されてきた国内大手の会社の債券と高めとなっています。

ただし、こういった格付は参考程度の話で、そこまで当てにならない部分もあります。

例えばリーマンショックのきっかけとなり大きな問題になったサブプライムローンとかAAAがついてたりしましたしね・・・

利率

利率は当初5年は年1.000%~年1.600%(税引前)で、2028年10月30日の翌日以降  5年国債金利 + 年0.700%~年1.300となっています。

それほど高いという印象は持たない方が多いと思います。

それでも定期預金に預けておくよりはかなり高い利率となりますし、安全性は比較的高めの投資商品となります。

前述した楽天やソフトバンクは借金も多く格付もそこまで高くないことからかなり高い利回りを設定していますが、それ以外の会社はだいたい1%前後のものが多いですね。

ちなみに昨年発売されたSBIホールディングス株式会社の社債は、1%前後の利率でしたが申し込み殺到でSBI証券のサーバーダウンするくらい人気でしたね。(私もその時買いました)

第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)の概要

次に株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)の概要を見て行きましょう。

前述の第17回とほぼ同じですが、利率の条件が多少違います。

商品名株式会社三井住友フィナンシャルグループ 第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)
発行体株式会社三井住友フィナンシャルグループ
取得予定格付A+(JCR)、A+(R&I)
期間10年
利率(仮条件)年1.5%〜年2.1%(税引前)
お申し込み単位(額面)100万円以上、100万円単位
発行価格・償還価格額面金額の100%
お申し込み期間(予定)10/16(月)12:00 ~ 10/27(金)14:00
発行期日(発行日)2023/10/30
満期償還日2033/10/30
利払日毎年4/30および10/30
初回 : 2024/4/304/30
発行額未定

投資格付はA+(JCR)、A+(R&I)

こちらも投資格付はA+(JCR)、A+(R&I)すね。

Aは債務履行の確実性は高いと評価された場合に付与されるものです。

最近発行されてきた国内大手の会社の債券と高めとなっています。

ただし、こういった格付は参考程度の話で、そこまで当てにならない部分もあります。

例えばリーマンショックのきっかけとなり大きな問題になったサブプライムローンとかAAAがついてたりしましたしね・・・

利率

利率は年1.5%〜年2.1%(税引前)となっています。

第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)と比較すると少し高くなっていますね。

第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)は5年が固定でそれ以降は5年国債金利 + 年0.700%~年1.300となっていました。

こちらは10年間固定です。

どちらが得なのかはその時になってみないとわからないですが、最近の国債金利が上がっているのでその分、10年間固定のこちらの社債は高めの金利設定をしているのでしょう。

今後国債の金利があがっていくと思えば、第17回期限前償還条項付無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)の方がトクだと思われますし、逆に上がらないと考えるなら第18回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)の方が得ですね。

取り扱い証券会社

なお、今回の社債の販売は以下の証券会社で行っています。

  • SMBC日興証券
  • 大和証券
  • 野村證券
  • SBI証券
買付単位は100万円以上、100万円単位位です。
他の社債と比較すると比較的高めの買付単位の設定ですね。
証券会社によってもルールが異なるケースもありますが、社債の購入は基本的に先着順となります。
ほしい方は早めに申込みをすると良いでしょう。
また、証券会社ごとに割当がありますので1つの証券会社が売り切れても他社では売っているというケースもあります。
社債の場合は基本的にどこの証券会社で買っても変わりませんが、キャンペーン等を行っている場合はその分有利ですね。

実質破綻時免除、劣後特約とは

なお、この2つの社債には「実質破綻時免除特」、「劣後特約」というあまり聞き慣れない特約がついています。

実質破綻時免除特とは発行体について実質破綻事由が生じた場合、債務免除日に発行体は本債券にかかわる支払債務を全額免除されるため、本債券の償還金および利子の支払いは行われないという特約です。

つまり、実質破綻と認定されちゃうと利子の全部について支払を受けられず、また、投資額の全部を失うことになります。

投資家側に不利な条件ですね。

その分、投資格付の割に金利がよくなっているのでしょう。

まあ、この特約がなくても破綻する状況になればお金が返ってくる可能性は低いのでそこまで気にしなくてもよいのかもしれません。

劣後特約は以下(1)~(4)のいずれかの発生以降は、発行体の上位債務の債権が全額弁済等されるまで本債券の償還金および利子の支払は行われないという特約です。

(1)破産手続開始の決定

(2)会社更生手続開始の決定

(3)民事再生手続開始の決定

(4)日本法によらない破産手続、会社更生手続、民事再生手続きまたはこれに準ずる手続が外国において上記(1)~(3)に準じて行われる場合

こちらも少し投資家側に不利な条件ですね。




まとめ

今回は「三井住友フィナンシャルグループの社債は買い?格付けを考えるとかなり好条件?」と題して三井住友フィナンシャルグループの社債についてみてきました。

単純に社債としての利回りを考えれば他社よりかなり高く条件は悪くありません。

国債の利回りも高くなっていますのでそれらも含めて検討してみても良いかもしれませんね。

そのあたりを勘案して検討すると良いでしょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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