先日、Apple Storeから3通の謎なショートメールが2日くらいの間に立て続けに届きました。
「W- 注文番号」でご注文のデバイスを受け取りにご来店される前に、iCloudバックアップを実行しておくことをおすすめします。iOS 15なら、今お使いのすべてのアプリとデータをバックアップして新しいデバイスに移し替えるために必要な分のiCloudストレージを利用できます。さらに詳しく・・・
ご注文(W-注文番号)の支払い処理で問題が発生しました。カード発行会社にご連絡いただくか、メールで別のお支払方法をご確認ください。
Apple Store:ご注文(W-注文番号)の商品を、Apple, 心斎橋ストアの営業時間中
受取コードをApple Walletに追加し、到着時にスペシャリストにお見せください
私たちが準備を整え、ご注文いただいた商品をお客様にお届けします。政府機関または公共機関が発行した有効な写真付き身分証明書をご持参ください。
です。
ちょうどApple Storeで新しいパソコンを注文をしていて、上海のロックダウンで遅延していたこともあり、その関係かと焦りましたが調べてみると「注文番号」が違います。
いつものフィッシング詐欺かな?とも思いましたが、送ってきているショートメールの番号は過去にApple Storeからきた番号と同じなのです。
「080-2180-5511」です。
ちょっと怖いのでアップルサポートに確認して衝撃の事実が判明しましたので、同様のことが起こった方のために記しておきたいと思います。
購入者が電話番号を間違えて入力した可能性
それではApple Storeのサポートの見解からご紹介しましょう。
080-2180-5511は正規の番号
まず、「080-2180-5511」は確かにApple Storeからショートメールを送るときの番号であるとのこと。
携帯電話番号ですからちょっと怪しい気もしますが、問題ない番号とのことです。
ですから送られてきた番号は問題ないのです。
それでは身に覚えのないこのメールはどういうものなのでしょう。
結構衝撃的なApple Storeからの回答でした。
購入時に登録する番号を間違えた
Apple Storeとの見解としては以下の通りです。
Apple Storeで注文する際に任意で携帯電話番号を入れることができるが、その際に注文者があなたの番号を入れた、もしくは間違えて入力した可能性が高い
つまり、私のケースは詐欺ではなく注文した人が私の携帯電話番号を間違えて入れた
フィッシング詐欺の可能性
SMSは番号偽装が可能
まず知っておきたいのがシュートメール(SMS)は番号の偽装が可能とのこと。
「080-2180-5511」は確かにアップルの番号ですが、偽装してその番号からフィッシングメールがくる可能性もあるのです。
「080-2180-5511」からきたショートメールなら、Appleからの他のショートメールとおなじスレッドで表示されますので騙されてしまう可能性が高くなりますね。。。
正規のメールかどうかを見分ける方法
この対策についてAppleも注意喚起をしていますのでそちらもご紹介しましょう。
本物の購入レシート (App Store、iTunes Store、iBooks Store、Apple Music に関する購入内容のレシート) には、最新の請求先住所が記載されています。この情報を詐欺師が知っていることは通常ありません。また、App Store、iTunes Store、iBooks Store、Apple Music の購入履歴を調べることも得策です。
とのこと。
私の場合も購入履歴で自分の注文と注文番号と違うと気づきましたが、その確認が必要ということですね。
見に覚えがない注文ならさらに注意が必要。
メールについているURLはクリックしないようにしましょう。
「支払い処理で問題が発生しました」とか言われると焦ってしまいそうですが・・・
また、AppleではApp Store、iTunes Store、iBooks Store、Apple Music の購入内容に関するメールで、以下の情報を返信いただくようにお願いすることは絶対にありませんとの注意喚起もしていますのでご注意ください。
つまり、これらを要求されたら詐欺ってことです。
怪しいメール、メッセージ
また、Appleでは以下のケースは怪しいと公開しています。
もし、怪しいメールと思ったら私のようにサポートに確認したり、以下のメールアドレスに転送するのも手でしょう。
Apple を装った疑わしいメールや SMS テキストメッセージを受信した場合は、そのメッセージを reportphishing@apple.com までメールで送信してください。
怪しいメールのURLを踏んでしまったら
もし怪しいメールのURLを踏んでしまっても冷静に対応しましょう。
私のケースのように詐欺ではないケースもあります。
フィッシング詐欺でもURLを踏んだだけでは問題ないケースもあります。
まずは早めにAppleのサポートに相談するのがよいでしょうね。
まとめ
今回は「詐欺?身に覚えがないのにApple Storeから受取確認や支払い処理で問題メールがくる問題を解説」と題してAppleStoreからの見に覚えのないメールについてご紹介しました。
フィッシング詐欺はどんどん巧妙になっています。
被害に合わないためにも安易にURLを踏まない、情報を送らないようにしましょうね。
ちなみにApple製品は少し工夫するだけでお得に買えたりします。こちらの記事でまとめておりますので合わせて御覧ください。
