どんどん出てきますね。また、7月のIPOの新情報(上場承認)がでました。
7月26日東証マザーズ上場のアクリートです。
今回はアクリートついて見ていきましょう。
アクリートが7月26日に上場決定
主幹事はSMBC日興証券です。
事業内容は個人認証、マーケティング、コミュニケーション等を目的とした企業から個人向けSMS(ショートメッセージ)配信サービス事業となっています。
従業員数は10名、平均年齢39.9歳、となっています。
創業は平成26年5月ですからまだ創業4年足らずの会社です。
【事業内容】個人認証、マーケティング、コミュニケーション等を目的とした企業から個人向けSMS(ショートメッセージ)配信サービス事業
【主幹事】SMBC日興証券
【幹事】 SBI証券、マネックス証券、みずほ証券、岩井コスモ証券、エース証券
【仮条件】7月9日
【申込み期間(BB)】7月10日~7月17日
【上場日】 7月26日
【公募株式数】 公募40,000株 売り出し380,000株
【OA】138,000株
【想定価格】690円
【吸収価格】3.85億円
【時価総額】36.5億円
【資金用途】①SMS配信サービス事業の強化のためのソフトウエア開発費、②本社オフィス移転に関する設備投資資金、③借入金の返済資金及び④事業拡大に伴う人件費に充当する予定
7月10日BBが開始されます。
アクリートのビジネスについて
アクリートは日本におけるSMS配信事業のパイオニア。世界が認める、グローバル品質と信頼性のSMS配信サービスを提供しています。
提供サービス
日本におけるSMS配信事業のパイオニア企業です。永年のSMS配信に関する知見と技術力に基づき自社で開発した、大量かつ、安定したSMS配信を行うことができる信頼性の高い大規模配信プラットフォームでサービスを提供しているようです。
具体的に提供しているサービスは下記のとおり。
取引もリクルートやローソンなど大手が多いですね。創業4年、従業員10名でこのような大手と取引できるのはかなりすごいです。
SMSコネクト
お客様のシステムやPCから携帯電話番号だけで、
複数の携帯電話/スマートフォンに、SMSを送ることができます。
お客様のニーズに応じた2つの送信方法をご提供
API接続送信:システム連携による送信
お客様のシステムからSMSコネクトのAPIに接続することにより、SMSを送信することができます。
ウェブ管理画面送信:PCのウェブ画面から送る
お客様のPCのウェブ画面から、簡単な操作で、SMSを送信することができます。個別の携帯電話番号に対する送信だけでなく、複数宛先へのSMS一斉送信を簡単に、誤操作がなく、効率良く行うための様々な機能(本文差込送信、配信時間予約送信、URL自動短縮 等)を提供しています。
SMSコネクト(双方向)
SMS送信の強いプッシュ通知という特性を更に生かすために、
企業とユーザーとの間の双方向のコミュニケーションを実現する
双方向SMSサービスを提供します。
お客様のシステムやPCから、携帯電話番号だけで、複数の携帯電話/スマートフォンとの間で、SMSの双方向の送受信を行うことができます。
API接続送信:システム連携による送受信
ウェブ管理画面送信:PCのウェブ画面からの送受信
IVR認証/IVR連携
SMSを受信できないユーザーの電話番号を認証するためのIVRサービスです。
IVRに着電したユーザの携帯電話番号に、SMSを自動配信するサービスです。
企業理念
企業理念としては下記を掲げていますね。
大量のSMSを、正確に、安定して配信する
SMSの事業用途を広げる
SMS配信マーケットを健全に発展させる
アクリートの業績について
アクリートの売上はかなりの勢いで伸びています。
直近の伸びも高く169.9%増とすごいことになっています。
経常利益も同様に直近は335.2%増とすごいです。
経常利益と比較して当期利益が大きく少ない年が多い(特別損失が多い)のが少し気になるところがあります・・・
一時的なものなのかどういった要因があるのか等を含めて後で財務分析をしてみたいと思います。
アクリートの株主、ロックアップ
次にアクリートの株主をみていきましょう。
VCがかなりの株を持っていますね。
また、外国の方の個人名多く見受けられます。
ちょっと気になる所。
筆頭株主のBANA1号有限責任事業組合はロックアップ180日となっていますので上場時意識しなくても良いでしょう。
Chin Yeu Yao(外国の方?)は48万株もっていますがロックアップ掛かっていなかったり個人でもかなりの株数持っている方がロックアップかかっていないのがちょっと気になるところですね。
ストックオプションの発行はありますが上場時には行使できませんので意識しなくてもよいでしょう。
アクリートの当選のための攻略法
メルカリなどと比較するとかなり株数が違いますのでなかなか当選確率は低そうです。
そのためまずは主幹事のSMBC日興証券で申し込むのは必須でしょう。
また、他の証券会社もIPOの力を入れているところが多いですから複数申し込んでおきたいところ。
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