【マリオン】新規上場株式(IPO)情報。社員19人での上場

また9月のIPOの新情報(上場承認)がでました。

9月13日JASDAQ(不動産)上場のマリオンです。

同日に同セクター、同上場先で香陵住販も上場するのがちょっと気になる所ですね。

今回はマリオンついて見ていきましょう。

マリオンが9月13日に上場決定


主幹事はSBI証券です。

事業内容は賃貸用不動産の運営および管理ならびに不動産賃料収入に基づく不動産証券化商品の組成及び販売などを手がけています。

【事業内容】賃貸用不動産の運営および管理ならびに不動産賃料収入に基づく不動産証券化商品の組成及び販売
【主幹事】SBI証券
【幹事】 SBI証券、SMBC日興証券、東海東京証券、岩井コスモ証券、むさし証券、アイザワ証券、エース証券、極東証券
【仮条件】8月23日
【申込み期間(BB)】8月27日~8月31日
【上場日】 9月13日
【公募株式数】 公募242,320株 売り出し0株
【OA】36,400株
【想定価格】2,170円
【吸収価格】6.67億円
【時価総額】33.9億円
【資金用途】賃貸不動産の取得又は保有不動産に係る借入金の返済に充当する予定。充当対象となる好適物件がない場合には、既存の保有不動産に係る借入金の返済に充当する予定であり、この場合、当該既存の保有不動産の抵当権を解除し、証券化商品の組成を行う予定。

8月27日BBが開始されます。


マリオンのビジネスについて

マリオンは首都圏を中心に全国の主要都市に賃貸用不動産を所有し、お住まいをお探しの方にお部屋を提供しています。また不動産を証券化し投資していただく商品として「マリオンボンド」・「サラリーマンボンド」を組成販売しております。

マリオンのビジョン

これまで培ってきた、不動産賃貸サービス・不動産証券化サービスの経験を基に、これからの時代に合わせたサービスを提供していきます。特に不動産賃貸サービスにおいては、経営理念である「年金・医療・介護・環境のサプリメント」に基づき、医療、介護の領域には積極的に進出したいと考えております。
現下の通貨・金融の常識はブロックチェーンに裏付けされた仮想通貨等で徐々に揺らぎ始めています。ようやく日銀をはじめとして、大手金融機関もその対応に動き出しました。
当社も遅れじと、不動産証券化サービスの今後の道を拓くため、ビジネス特許モデルと新しいテクノロジーを取り入れた商品を開発し、お客様のニーズにお応えしたいと考えております。

マリオンの強み

マリオンの強みとしては昭和61年の創業以来、不動産賃貸・管理に特化し、首都圏を中心に主要都市において賃貸不動産を取得・保有しています。安定した賃料収入を確保し、売却物件をサブリースすることで管理業務を拡大し、そのノウハウを蓄積するとともに管理収入も得ております。また、これまでの長きに亘る実績に加え、地方公共団体入居者様への独自サービスを展開することでさらなる信頼を獲得し、当社の不動産賃貸サービスにおけるコアコンピタンスのひとつであると考えております。

また、許可事業者だけが取り扱うことができる不動産特定共同事業法に基づいた不動産証券化商品を、平成16年から取り扱っています。これまで販売してきた不動産証券化商品の元本割れや予定分配金の遅延は一度もなく、安定した運用によりお客様からの信頼を獲得しております

さらにお客様が不動産証券化商品への投資を検討される中で、投資判断が容易にできる「情報提供装置、情報提示システム、情報提示方法および情報提示プログラム」いわゆるデータ処理に関してのビジネスモデル特許を取得しています。また、この特許を用いることで今後発展が見込まれるインターネットを活用した不動産特定共同事業法商品における情報開示分野においての幅広い可能性の拡がりが期待されます。

マリオンの業績について

今回掲載されている連結決算を見ると売上は大きくは伸びていませんが少しずつ伸びてきていますね。社員19人の会社としてはかなりの売上です。ただし、直近の経常利益は前年比マイナス8.2%となっています。また、当期利益は2016年9月期ではマイナスとなっています。直近の2017年9月期間はプラスですがちょっと気になる所。(連結ではプラスですが・・・)

マリオンの株主、ロックアップ

次にマリオンの株主をみていきましょう。社員19人の会社ですが株主にはSBIホールディングス株式会社や株式会社ベルーナなど大手の名前がありますね。

また、一般社団法人ホンジン・ホールディングスという会社も大株主として君臨しています。調べると社長の福田敬司氏が代表理事を務める社団法人のようです。活動内容としては高齢化社会がもたらす諸問題に対してセミナーなどをおこなってらっしゃるようです。

ロックアップは福田敬司氏と一般社団法人ホンジン・ホールディングスは180日ついています。SBIホールディングス株式会社にはロックアップが掛かっていませんね。

ストックオプションの発行はありますが上場時に行使できるものはありませんので無視してもよいでしょう。

マリオンの当選のための攻略法

メルカリなどと比較するとかなり株数が違いますのでなかなか当選確率は低そうです。そのためまずは主幹事のSBI証券で申し込むのは必須でしょう。

また、他の証券会社もIPOの力を入れているところが多いですから複数申し込んでおきたいところ。

IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。

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