【香陵住販】新規上場株式(IPO)情報。同日、同セクター、同業種で2つの上場会社

またまた9月のIPOの新情報(上場承認)がでました。

9月13日JASDAQ(不動産)上場の香陵住販です。

先日ご紹介したマリオンと同じ上場日、同じ上場先、同じ業種ですね(笑)

今回は香陵住販ついて見ていきましょう。

香陵住販が9月13日に上場決定


主幹事はみずほ証券です。

事業内容は不動産の売買、賃貸、仲介、管理等などを手がけています。

【事業内容】不動産の売買、賃貸、仲介、管理等
【主幹事】みずほ証券
【幹事】 マネックス証券、野村証券、大和証券、SMBC日興証券、岡三証券、いちよし証券、水戸証券
【仮条件】8月24日
【申込み期間(BB)】8月28日~9月3日
【上場日】 9月13日
【公募株式数】 公募260,000株 売り出し109,000株
【OA】55,300株
【想定価格】1,700円
【吸収価格】7.21億円
【時価総額】21.2億円
【資金用途】全額を不動産流通事業における販売用不動産の取得費用に充当する予定

8月28日BBが開始されます。


香陵住販のビジネスについて

香陵住販は昭和56年に水戸市に開業しました。

現在は、茨城県を中心に不動産売買や建設業、コインパーキングの管理など幅広く不動産に関するビジネスを展開しています。

香陵住販の強み

総合不動産会社として不動産売買や賃貸管理をはじめ、建物のリフォーム・リノベーション、土地の有効活用、そしてマンション・アパートの経営コンサルティングなど、幾つもの事業の“柱”を持つのが強みとなっています。それぞれ売上比率が20%前後となっており、景気の波等に左右されにくいビジネス展開を行っています。

また、香陵住販の強みとしては地域密着であることが挙げられます。2018賃貸仲介件数ランキング326社中全国44位、茨城県内では第1位を獲得しています。

さらに、社員に下記の資格を持った方がいるのも強みですね。

  • 一級建築士 1人
  • 二級建築士 8人
  • 宅建マイスター 1人
  • 宅地建物取引士 102人
  • 賃貸不動産経営管理士  44人
  • 公認不動産コンサルティングマスター 5人
  • AFP/FP技能士2級 7人
  • マンション管理士 1人
  • 不動産鑑定士 1人
  • 相続支援コンサルタント 6人
  • 相続診断士 11人
  • CPM(米国公認不動産経営管理士) 1人

香陵住販の業績について

今回掲載されている連結決算を見ると売上は大きくは伸びていませんが少しずつ伸びてきていますね。2015年9月期、2014年9月期はマイナス成長でしたが、2016年9月期は8.8%のプラス、2019年9月期は14.4%のプラスと反転してきている感じになっています。

経常利益は2014年が22.5%増、2015年が46.6%増と良い感じに伸びてきたものの、2016年は−17%とマイナス成長となっています。2017年は12.3%のプラスとなっていますがこのあたりの上下の理由は要確認ですね。

香陵住販の株主、ロックアップ

次に香陵住販の株主をみていきましょう。株主はほとんどが個人株主となっています。

また。ある程度の株数をもった人のロックアップは90日or1.5倍となっています。

ストックオプションの発行はありますが上場時に行使できるものはありませんので無視してもよいでしょう。

香陵住販の当選のための攻略法

メルカリなどと比較するとかなり株数が違いますのでなかなか当選確率は低そうです。そのためまずは主幹事のみずほ証券で申し込むのは必須でしょう。

また、他の証券会社もIPOの力を入れているところが多いですから複数申し込んでおきたいところ。

IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。

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