SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」で購入金額ランキング3位にランクインするiFree8資産バランスという商品があります。
iFree8資産バランスをiDeCo(イデコ)で買えるのはSBI証券だけ
楽天証券 確定拠出年金にも魅力的な商品はたくさんありますが、iFree8資産バランスと同様なものはありません。
そこで今回は楽天証券 確定拠出年金にある商品の組み合わせでiFree8資産バランスを再現してみたいとおもいます。
同様にSBI証券でセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを再現したのは下記のページに有りますので合わせてごらんください。
セゾン投信がiDeCoで買えるのは楽天証券だけiDeCo(個人型確定拠出年金)は手数料も商品ラインナップもSBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」と楽天証券 確定拠出年金の2つが抜けてきました。もう手数料[…]
iFree8資産バランスのアセットアロケーション
iFree8資産バランスは名前の通り大変わかりやすいコンセプトの商品です。
国内債券、先進国債券、新興国債権、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、海外リートの代表する8資産にバランス良く均等に配分しましょうというコンセプトとなっています。
出所:iFree8資産バランス目論見書
リスクとリターンは予想でしかない
アセットアロケーションを考えるのは重要だとよく言われます。
しかし、実際には大変むずかしいことです。
アセットアロケーションをどうするかで投資結果の9割が決まると現代ポートフォリオ理論では言われています。デイトレードやIPO投資などの短期的な投資の場合はそうでもないと思いますが、個人型確定拠出年金(iDeCo)やつみたてNISAは長[…]
例えばファイナンス理論で最適な投資配分を考える際には各セグメントのリターンとリスクで計算します。
しかし、その各セグメントのリターンとリスクは過去の成績もしくは今後の予想でしかありません。
この前提が崩れてしまえばその計算は狂ってしまうのです。
また、今後どのセグメントが上がりどのセグメントが下がるのかを予想するのは困難です。
(専門家の予想もだいたい外れていますよね・・・)
それならば予想するのはやめて代表的な資産に均等配分しようぜってのが「iFree8資産バランス」なのです。
iFree8資産バランスを楽天証券iDeCoで再現
株式部分
まず、株式部分からみてみましょう。
株は株の内訳は先進国株12.5%、日本国株12.5%、新興国株12.5%となっています。
それぞれ一番信託報酬の安いインデックスファンドを選択します。
まず、先進国株は
です。信託報酬0.2430%と最安値となっています。
たわらノーロード先進国株式はエラーも少なく、実質的な報酬もすくないため人気が高い商品です。
次は日本国株です。
こちらも信託報酬は0.2052%とかなりやすくなっています。
最後は新興国株式です。
こちらは信託報酬0.5940%です。
SBI証券「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」と比べるとこのカテゴリーは少し弱いですね・・・
債券部分
次は債券です。こちらも先進国債券12.5%、日本国債券12.5%、新興国債券12.5%ときれいに均等になっています。
まずは、先進国債券です。
信託報酬は0.2160%となっています。
次に日本国債券は
信託報酬0.1620%です。
最後は新興国債券です。
インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券
信託報酬0.5616%です。
新興国債権まではいらないという方もいますが実は地味に上がっていたのがこのカテゴリーだったりします。
REIT部分
次はリートです。リートも国内リート12.5%、、先進国リート12.5%となっています。
国内リートは
です。信託報酬は0.2808%となっています。
最後は先進国リートです。
信託報酬が0.3024%となっています。
iFree8資産バランス楽天証券iDeCo版
まとめるとこうなります。全て12.5%ずつの購入となります。
これらをすべて合計すると信託報酬は0.32%となります。
iFree8資産バランスは0.2484%ですので少し高くなってしまいますが悪くはない水準です。
まとめ
今回はiFree8資産バランスを楽天証券のiDeCoで再現する方法をみてみました。
アセットアロケーションを組むのは結構難しいですがこう言う成功しているファンドを真似てみるというのも一つの方法としてはありだと思います。
読んで頂きありがとうございます、