毎月恒例となりましたのが、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の8月までの加入者状況が国民年金基金によって発表されましたのでご紹介したいと思います。とうとう100万人を突破しましたね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の8月までの加入者推移
8月の加入者の伸びはどうだったのでしょうか?順番に見ていきましょう。
(出所:国民年金基金イデコWEBページ)
平成30年8月時点の加入者は
第一号加入者が133,633人(うち当月新規加入者数3,319人)
第二号加入者845,519人(うち当月新規加入者数30,839人)うち共済組合員200,567人(うち当月新規加入者数10,130人)
第三号加入者が29,614人(うち当月新規加入者数1,126人)
となっています。
トータルでは1,009,766人(うち当月新規加入者数35,284人)
と今月も全体で35,284人の新規加入者がありました。
今回は公務員の方(共済組合)の加入者がかなり増えていますね。
毎月月初に国民年金基金連合会が個人型確定拠出年金(iDeCo)加入者の推移を発表しています。このサイトでも詳細にお伝えしていますのでご覧になった方も見えると思います。最新は下記の記事です。[sitecard subtit[…]
そしてとうとう100万人の大台を突破しました。
とはいっても日本人の1%も加入していない計算となります。
まだまだ知名度が低いのでしょうね。
もっともっと加入してほしい良い制度だと思うのですが・・・
登録事業者数も360,428事業所とこちらもすこしずつですが増加していますね。
先日、イデハラについて書きましたがここに入っている事業所は問題ないところってことです。
イデハラがなくなればもっと加入者が増えるでしょう。
総務、人事、経理の担当者の方はお願いですから個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の知識をつけてください。
先日、個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)を勧めておいた友人から連絡がありました。会社の総務担当に話をしたら個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の加入をやめてくれっていってきたとのこと。詳しく話を聞いてみるとこう言わ[…]
ちなみに第一号加入者は自営業の方、第二号加入者は会社員の方、共済組合員は公務員の方、第三号加入者は専業主婦の方です。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)加入者100万人突破記念ロゴ
8月にも100万人突破する計算であるため100万人突破記念のロゴも発表されています。
このロゴの作成は必要なのか・・・経費の無駄なんじゃ?って気もかなりします。国民年金基金はこういった無駄な行為が多すぎる感は否めないですね。
こういうのがなければ手数料をもっと安くできるはずなんですが・・・
詳しくは下記の記事を御覧ください。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の手数料は大きく分けて3つの機関に支払います。一つは運営管理機関と言われるイデコの窓口となる金融機関に対しての手数料。もう一つは事務委託先金融機関といわれる「資産管理サービス信託銀行」[…]
それは置いといてとりあえず100万人突破はめでたいことです。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)掛金額分布
加入者状況と合わせて加入者の掛金額の分布及び平均も発表されていましたので合わせてご紹介します。
(出典:国民年金基金イデコWEBページ)
こちらは先月までとそれほど変わっていませんね。
自営業者である第一号平均がすこし増えて第2号と第3号が少し減った感じです。
第一号加入者は2つの山がある感じですね。
1つは65000円超えのおそらく満額もしくは67000円加入者の方です。
第一号加入者の内20%くらいがこちらとなっています。。
逆に15000円〜10000円の方も22%くらい
10000円〜5000円の方も25%くらいと合わせて半分近くがここに分布されています。
かなり両極端な結果となっています。
おそらく国民年金基金と両方掛けている方もいるようですのでそのあたりもあるかもしれませんね。
個人的には国民年金基金はオススメできかねる商品なんですがね・・・・
第二号加入者は加入できる満額を掛けている方が多いようです。
10000円〜15000円までと20000円から25000円が飛び抜けて多くなっています。
第三号加入者の方も第三号加入者が加入できる最高である20000円〜が7割近くを占めていますね。
第三号加入者は節税にはあまりならない部分もあるので加入する際は少しご注意ください。
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個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)掛金の平均
掛金の平均は
第一号 27,467円
第二号 14,280円
企業年金ありの場合は10,630円(上限2万円or上限1万2千円)
企業年金なしの場合は16,211円(上限2万3千円)
共済組合員の場合は11,040円(上限1万2千円)
第三号 15,755円(上限2万3千円)
となっています。
全体平均だと16,073円となっています。
少し落ちてきましたね。
これは上限の低い第2号の加入者が増えた影響が大きいと思われます。
まあ、12000円しか掛けれない方も多いですのでこんなもんでしょうか。
こちらはすこし平均が減ってきている感じですね。
1号(自営業者)の平均は上がっていますが、2号(サラリーマンなど)が減っている感じですね。
全体が下がっているのは特に掛金が少ない方(第二号)の加入が増えていることも大きいと思われます。
あとは個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)がある程度興味ある人達の加入はおわり、噂を聞きつけて加入する人が増えていることも大きいかもしれません。
ちょっと試しに少額から加入しておこうかってな感じです。
投資経験ない方ならそれも一つの方法かもしれませんね。
個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の年単位拠出
次に今年から可能となった年単位拠出している方の人数を見てみましょう。
(出典:国民年金基金イデコWEBページ)
今の所年単位拠出をしている方は12,810人(1号1,316人、2号11,070人、3号424人)と全体の1.27%とかなりの少数派になっていますね。
年単位拠出については下記の記事を御覧ください。
先日ようやく個人型確定拠出年金(iDeCo/イデコ)の所得控除証明となる平成29年度小規模企業共済等掛金払込証明書確定拠出年金(個人型年金)が届きました。長い書類名ですね(笑)そこにちょっと気になる記載がありましたので今回はそち[…]
まとめ
今回は8月の個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者推移及び掛金額を見てきました。
まだまだ認知ができていないと思われるイデコですが加入者増は続いていますね。
また、つみたてNISAの加入者数が3月までで50万人(イデコと重複が多そうですが)ですから積立投資をする方がどんどん増えているのはたしかです。
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