過去最大の新規株式公開(IPO)と言われる「ソフトバンク」。ゲットするために今からできる対策は?

このサイトでもIPO(新規上場株式)は美味しいよってお話をさせていただきました。しかし、IPOには大きな弱点というか全員が儲かるわけでもない理由があります。それは応募が殺到してなかなか当たらないことです。基本的には抽選となります。それがまず当たらないですよね。特に人気銘柄などだとかなり低い確率でしか当選しません。それでも・・・宝くじなどよりはマシですけどね。

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そんなIPOですが定期的に大きなボーナスステージがあります。それは大型上場です。大型の場合には当選確率がかなり高くなるのです。ここ数年だと日本郵政、JR九州(九州旅客鉄道)、LINE、佐川急便(SGホールディングス)、メルカリなどが大型で注目されましたね。応募した方のうちかなりの割合の方が1枚もしくは複数枚当選したと思います。

例えば今年の6月に上場したメルカリの場合には公募価格が3,000円(1単位30万円)でした。それが上場で始めてついた金額(初値)は5,000円(1単位50万円)。抽選に当選していれば公募価格30万円で買えます。そしてすぐに売っていれば50万円になったということになります。つまり、これだけで20万円の利益がでたことになります。(ただし、全部の銘柄が上がるわけではありません。マイナスとなる銘柄ももちろんあります)

こんなボーナスステージがメルカリ以来に久々に登場します。それがソフトバンクです。ソフトバンクって上場しているんじゃ?って考える方もいるかもしれませんね。これは携帯電話会社のソフトバンクです。有名なソフトバンクの子会社になります。

今回はこのソフトバンクをゲットするための対策について考えて見たいと思います。

ソフトバンク(携帯電話)上場


ちょっとややこしいですがソフトバンクグループの携帯電話事業を営んでいるソフトバンクが東京証券取引所1部への上場する方針を固めたそうです。

資金調達額は2兆円程度とのことで、過去最大規模の新規公開株式公開(IPO)となります。

詳しく見ていきましょう。

ソフトバンクの上場予定日

上場手続きをしているというのは正式に出していますが、それ以外のものありません。新聞やニュースサイトの情報筋によると12月19日で調整しているようですね。

ディールウオッチは、複数の関係者の話として、ソフトバンクグループの携帯電話子会社ソフトバンクの上場について12月19日を軸に調整していることがわかったと報じている。出所:REUTERS

※追記 12月19日の上場にに正式に決定しました。

ソフトバンクIPOの主幹事

こちらも正式な発表ではありませんが、主幹事の情報も出てきました。

ソフトバンクグループ(SBG)(9984.T)は、通信子会社・ソフトバンク(SB)の新規株式公開(IPO)の主幹事に野村証券、ゴールドマン・サックス証券、みずほ証券、ドイツ証券、SMBC日興証券の5社を選定する見通しとなった。関係筋が明らかにした。出所:REUTERS

なんと野村証券、ゴールドマン・サックス証券、みずほ証券、ドイツ証券、SMBC日興証券の5社共同主幹事ということです。大和証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券がないのが意外でしたが・・・

※追記 主幹事はSBI証券、野村証券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の6社に決まりました

ソフトバンクに当選するには・・・

IPOの場合、主幹事から申し込むことで当選確率が高くなります。(たくさんの株を扱うため)ですから今回もソフトバンク当選のためには主幹事からの応募がセオリーですね。

ただし、今回は主幹事が野村証券、ゴールドマン・サックス証券、みずほ証券、ドイツ証券、SMBC日興証券となります。野村證券とみずほ証券、SMBC日興証券はIPOに挑戦されている方ならお馴染みの証券会社でしょうが、ゴールドマン・サックス証券、ドイツ証券はあまり馴染みがないかもしませんね。どうやらこの2社ともIPOのネット申し込みができないようですしすべて裁量配分となるようです。(抽選等ではないってこと)

そのためちょっと応募のハードルは高そうな気もしますね。

ですから野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券でまず申し込み。余裕があるならその他2社の証券会社で口座を開く。更に余裕があればその他幹事から応募するのがよいでしょう。その他幹事でも枚数が多いと思われますので当選確率はそれなりにある可能性があります。

ただし、今回おなじみの3社はちょっと当選確率が悪いところではあるんですよね。私は野村證券1回(補欠繰り上げ)、みずほ証券0回(補欠当選。繰上なしは数度)SMBC日興証券1回のみの当選です。今回は規模が大きいため当選を願っていますが・・・

大きな規模の新規公開株式公開(IPO)はどうだったのか

それではこれまで大規模な新規株式公開(IPO)の成績はどうだったのでしょうか?

直近3年の時価総額が大きく注目度が高かったIPO銘柄の公募価格と初値を見てみましょう。

メルカリ(4385)

フリマアプリのメルカリです。2018年最大の新規公開株式公開(IPO)がメルカリ

公開価格は3000円に対して初値は5000円 66.7%のプラスでした。

SGホールディングス(9143)

佐川急便を運営する会社です。2017年最大の新規公開株式公開(IPO)でした。

吸収金額1276億円、時価総額5187億円でした。

公開価格は1620円に対して初値は1900円 17.3%のプラスでした。

SGIホールディングスの規模と比べると今回のソフトバンクの規模がどれだけ大きいのかわかると思います。

九州旅客鉄道(9142)

JR九州です。

吸収金額4160億円、時価総額4160億円でした。

公開価格は2600円に対して初値は3100円 19.2%のプラスでした。

LINE(3938)

みなさんご存知LINEです。

吸収金額1328億円、時価総額6920億円でした。

公開価格は3300円に対して初値は4900円 48.5%のプラスでした。

こちらも初値はかなり高く付きましたね。

日本郵政(6178)

吸収金額6930億円、時価総額6兆3000億円でした。

公開価格は1400円に対して初値は1631円 16.5%のプラスでした。

かんぽ生命保険(7181)

吸収金額1452億円、時価総額1兆3200億円でした。

公開価格は2200円に対して初値は2929円 33.1%のプラスでした。

ゆうちょ銀行(7182)

吸収金額5980億円、時価総額6兆5250億円でした。

公開価格は1450円に対して初値は1680円 15.9%のプラスでした。

まとめ

今回は「過去最大の新規株式公開(IPO)と言われる「ソフトバンク」。ゲットするために今からできる対策は?」と題してソフトバンク上場とその株をゲットする方法をみてみました。

今回のソフトバンクはかなりの規模での上場となります。そのため参加者のかなりの方が幸せになれる新規株式公開(IPO)となる可能性も高そうです。

今のうちにソフトバンク(ソフトバンクグループの携帯電話部門)の上場に備えておきましょうね。

新規株式公開(IPO)をこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。

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また、IPOの抽選にハズレたらセカンダリに無理に挑戦するよりもこんな方法もあります。

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ただし、今回のソフトバンクはソフトバンクグループの親子上場である点はおさえておく必要があるでしょうね。詳しくは下記の記事をご覧ください。

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