このところ相場がかなり荒れてますね。
大きな下げがあったかと思うと大きく反発したりして安定しません。
こんな時に実感するのが毎日自動積立の優位性です。
つみたてNISAが始まるまでは毎日自動つみたてができる証券会社は少なかったですが、ここ数年でかなりの証券会社でできるようになってきました。
今回はそんな毎日自動積立について考えて行きます。
毎日自動積立は精神安定剤として最強
毎日自動積立とはそのままですが、毎日自動的に投資をすることです。
毎日つみたては心理面を排除できる
このサイトでも何度か書いていますが、人が相場(投資)に勝てない大きな理由に心理面があります。
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これは色々なパターンがあります。多いのが下がったことに狼狽して売ってしまう方でしょう。(もちろんそれが正解な時もあります)
又、下がると逆にバーゲンセールだ!!安い!!と飛びついてしまう方もいます。
しかし、相場の難しいところが底も天井もどこにあるかは後にしか分からないことなのです。
下がったと言っても実はちょっとした調整(上がる前の助走)に過ぎないこともありますし、大暴落のスタートの場合もあります。
投資格言にも書きましたが本来はどこが底、どこが天井なんてわかりません。
もう底だって思ってもそこが底だとは限らないのです。
そのため、底や天井確認してから動けという「頭と尻尾をくれてやれ」ってことが大事になります。
ここのところ米国株を中心に結構な暴落がありました。米国株が暴落するともれなく日本も釣られてきますのでこちらも結構下げていますね。慣れて無い方だとかなり焦っているかもしれません。今回はそんな方にぜひ知っておいてほしい投資格言をご紹介し[…]
しかし、大抵の方はどんどん下がって行きそうという恐怖、上がって言ってしまう買い逃してしまうという心理面が邪魔をして冷静な判断ができなくなってしまうのです。
又、たとえ底や天井がチャートなどで確認できたとしても、チャートよりも心理面の障壁が大きくなってしまい動けない方も多いのです。
私も何度かありますね。
チャートでもう底を打ったと判断できた。
しかし、どうしても心理面が邪魔をしてしまい恐怖で買いに行けず上がっていくのを指を加えて見てたことが・・・
このような心理面の障壁を毎日つみたてならば勝手にほっといても毎日買って行きますので関係なくなるのです。
ドルコスト平均法
SBI証券あたりは究極の時間分散とうたっていますが、毎日積立の場合にはドルコスト平均法による時間的分散効果が期待できます。
ドルコスト平均法とは毎回決まった金額を買うことで上がったときは少しの購入、下がった時はたくさんの購入となることで取得価額に分散効果を与えることです。
ドルコスト平均法は評価が分かれますが、NISAのように購入手数料がかからない買い方の場合メリットも大きいと思います。
相場に振り回されない
毎日積立以外の投資法の場合、今回のような荒れた相場の場合、かなり相場に意識が取られてしまいます。
私もデイトレやスイングトレードをかなりやってた時期があります。
その頃に今回のような荒れた相場だと気になって気になって仕事が手に付かなくなるんですよね。
仕事中にこっそりチャートをチェックしたり、夜中にダウの動きが気になって寝付けなかったり。。。
こうなってしまうと生活に支障が出てしまいますね。
毎日自動積立だとこのようなことは基本ありません。
相場に張り付いていられる人以外にはこの点もかなり大きいでしょうね。
毎日自動積立のデメリット
もちろん毎日自動積立にもデメリットはあります。
下がったときに一気に買い、上がった時に一気に売る方のと比べるとパフォーマンスが落ちることです。
ただし、前述のように天井と底って後からはわかりますがその時点で判別することはある程度経験がないと難しいですけどね。
また、もっと単純に相場が読めなくても期待値が高い投資商品の場合には、年初に買ったほうが多少リターンがよくなるんですよ。
その点はデメリットとなるでしょうが、目的は精神的な安定ですからね。
どの買い方も一長一短があります。そのほかの買い方についてはこちらをご覧ください。
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まとめ
今回は「NISAなどで投資信託購入するのに毎日自動積立がおすすめの理由【投資の敵である心理を排除】」と題して毎日自動積立について見てきました。
積立投資は理論的に言えば気休め程度でそこまで有効ではないのではないか?という話もあります。
しかし、今回のような荒れた相場の時には精神的な面を考えると毎日自動積立はかなり有効だと考えます。
個人型確定拠出年金(iDeCo)は現在月に1度しか買い付けされませんが、こちらも毎月積立できるようにしてほしいな。(手動でやればできなくもないですが面倒なのは意味がありません・・・)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。