1,000円から株が買えるスマホ証券として一部で評判となっているOne Tap BUY(ワンタップバイ)ですが、 2018年11月下旬からIPO専用アプリをスタートすると発表しました。
IPO(新規上場株式)は新規に上場する株式に投資をする方法ですが、かなり儲かりやすい投資法です。しかし、IPO投資には大きな問題があります。それは参加するためにはそれなりの元出がいることと、当選確率がかなり低いことにあります。
それらIPO投資の弱点をOne Tap BUYの「誰でもIPO」は解消してきたのです。
今回はOne Tap BUYの「誰でもIPO」について見ていきましょう。
IPO(新規上場株式)についてもっと詳しく知りたい方は下記記事を御覧ください。
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One Tap BUYの誰でもIPOとは
それではもう少し詳しくOne Tap BUYの誰でもIPOについて見ていきましょう。
以下はOne Tap BUYのプレスリリースです。
『誰でもIPO』 は、新規上場株式を単元(100株)ではなく1株から購入申し込みができる日本初のIPO専用アプリです。抽選倍率の高いIPOを、宝くじのような感覚で、一人でも多くの方に体験いただき、初値の喜びを味わってほしい。 そして、今まで一部の投資家にチャンスが偏っていたIPOの購入申し込みに、少額から誰でも参加できるようにすることで、多くの方に当選の機会を作りたいとの思いでサービスを開始します。
つまり、IPOに単元単位(100株or1000株)ではなく1株単位で参加できるのです。
1株単位で参加できることで大きなメリットが生まれます。
IPOの当選確率がかなり高くなるかも
まずは最大のメリットからです。1株単位で参加できることでIPOの当選確率がかなり高くなりそうなのです。
通常の他の証券会社だと100株単位の銘柄なら一人で100株を保有する形となります。(最低単位)
例えばその証券会社の割当が1万株だとすると当選できるのは最大で100人だけとなります。
しかし、One Tap BUYの「誰でもIPO」の場合には1株単位となりますので、One Tap BUYの割当が同じく1万株が割当ならば1万人が当選できることになります。
また、現状One Tap BUYはそもそもの口座開設数が少ないのでライバルも少ないです。つまり応募すれば当選確率はかなり高いと考えられます。
割当枚数が心配
ただし、これは机上の話だけで実際にはOne Tap BUYにどれだけIPO株が割り当てられるのかが問題でしょうけどね・・・そこが少なければそもそもの枚数が少ないのをみんなで分けるだけとなりえます。これは始まってみないとわかりませんね。
当選時も利益も少なく・・・
また、当然のことながら当選すれば100枚手に入ったものが1枚しか手に入らない可能性が高くなりますから利益が100分の1となることも考えておかなければなりません。広く浅くなのか狭く深くなのかの違いといえばそうですね。
IPO参加の敷居が低くなる
また、IPOの参加の敷居が低いこともメリットでしょう。
例えば2018年で一番利益がでたIPOはHEROZという将棋のAIで有名な企業です。この会社の場合、公募価格が4,500円でした。HEROZは100株単位ですからIPOに参加するためには45万円を用意する必要がありました。
しかし、One Tap BUYの「誰でもIPO」では1株単位で参加できますから4,500円から参加が可能となります。
お小遣いでも参加できるレベルですからかなり敷居が低くなりますね。
ちなみにHEROZは初値49,000円でしたから上場後すぐに売っていれば100株単位ならば4,450,000円の利益がでました。One Tap BUYの「誰でもIPO」で1株単位ならば44,500円の利益がでたことになります。
アプリのサンプル画面
アプリの画面サンプルはこんな感じです。画面を見る限り1株しか当たらないわけではなく数株当選できる可能性もあるようですね。一番右端の画面では35株当選となっています。
抽選もルーレット画面がありますのでここで結果が決まるのでしょうかね?それとも事前に決まっていてそれを表示されるだけなのでしょうか?この辺りは始まってみないとわかりません。
過去最高規模のIPOのソフトバンクも・・・
12月中旬〜下旬にIPOでは過去最大規模と言われるソフトバンクHDの携帯電話部門のソフトバンクが上場すると言われています。
実はOne Tap BUYはソフトバンクからも出資を受けているのです。そのため今回のOne Tap BUYの「誰でもIPO」の目玉としてソフトバンクの割当がある可能性がありそうです。
また、同じく、One Tap BUYに出資をしているみずほ証券も主幹事に名を連ねているようですからこちらの面からも割当される可能性が高そうな感じです。
ソフトバンクグループ(SBG)(9984.T)は、通信子会社・ソフトバンク(SB)の新規株式公開(IPO)の主幹事に野村証券、ゴールドマン・サックス証券、みずほ証券、ドイツ証券、SMBC日興証券の5社を選定する見通しとなった。関係筋が明らかにした。出所:REUTERS
そもそもソフトバンクは過去最大規模のIPOですから入手困難度は低そうではありますけどね。それでも少しでもたくさんの枚数が欲しい人にとっては当選確率が高そうなのはかなり魅力的な話となります。
ソフトバンクのIPOについては下記記事も御覧ください。
このサイトでもIPO(新規上場株式)は美味しいよってお話をさせていただきました。しかし、IPOには大きな弱点というか全員が儲かるわけでもない理由があります。それは応募が殺到してなかなか当たらないことです。基本的には抽選となります。それがまず[…]
まとめ
今回は「当選確率100倍?One Tap BUYがIPO(新規上場株式)に気軽に参加できる「誰でもIPO」を開始へ」と題してOne Tap BUYが新しく開始する「誰でもIPO」についてご紹介しました。
かなりおもしろいサービスですので興味ある方はぜひ口座開設してみるとよいかもしれません。
ただし、One Tap BUYから下記のような注意喚起もでていますのでソフトバンクのIPOに間に合わせたいならば早めに口座開設をしておかないと間に合わないかもしれませんのでご注意ください。
<口座開設についてのお願い>
IPOの募集期間(ブックビルディング期間)は、通常4~5日と決まっていますが、One Tap BUYでは、通常、口座開設に1~2週間お時間を頂いております。 また、サービス開始時は、大変混雑が予想されますので、口座開設の手続きは、お早めに行っていただきますようお願いいたします。 なお、One Tap BUYの口座は、全てのアプリ(日本株・米国株、積み株)共通のため、『誰でもIPO』サービス開始前から口座開設のお手続きをして頂けます。出所:One Tap BUY
また、One Tap BUYでは誰でもIPO以外にも積立投資ができたり、米国株投資もできるようになります。また、通常の日本株も1株単位で買えますので手軽に投資を始めるきっかけとしてはおもしろいかもしれませんね。
本格的にIPOを始めたい方は下記の証券会社を開設しておくとよいでしょう。
IPO(新規公開株)の購入はかなりリスクが低くリターンが大きい投資法です。そのため人気が高くなかなか当選しにくいです。当選確率をあげるためおすすめしたいのはたくさんの証券会社の口座をつくっておくことです。当然たくさん[…]
また、同じスマホ証券のSBIネオモバイル証券もほぼ同様のサービスであるひとかぶIPOなるサービスを開始しました。
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