日本初のTポイントで株が買えるサービスが先日始まりました。
ネット証券NO1のSBI証券が「Tポイント」を運営するCCCマーケティング(カルチャア・コンビニエンス・クラブ)と合弁して興した会社「SBIネオモバイル証券」によるものです。
Tポイントで投資できるのはどちらかと言えば株式投資初心者や若年層をターゲットとしたものではありますが、その他の方も余ったTポイントの使いみちとしてはかなりありですね。私もよく余ったTポイントで無理やりヤフーショッピングで買い物してたりしてますから今後はこちらを利用しようかと考えています。
これをきっかけに若い層や投資初心者が投資に興味をもってくれるのがSBI証券の狙いでしょうね。
また、Tポイント投資以外他にもSBIネオモバイル証券はかなり目新しい仕組みをいくつか提供しています。
今回はそんなSBIネオモバイル証券について見ていきましょう。
SBIネオモバイル証券の特徴
それでは順番時SBIネオモバイル証券の特徴を見ていきましょう。
日本初Tポイントで株が買える
どうしても投資初心者の方が株をやるとなると始めの一歩を踏み出すのに勇気がいります。しかし、ネオモバならお手持ちのTポイントを使って株が購入できるので、気軽に投資が始められます。もちろん現金での購入も可能です。
Tポイントは1ポイント=1円相当として利用ができます。
もちろんすべてTポイントで買うこともできますし、代金の一部のみをTポイントとして使うこともできます。このあたりは普通の買い物とおなじですね。
1株から株が買える
通常株は100株単位でしか購入することができません。そのため株を始めるにはそれなりの元手が必要となります。しかし、SBIネオモバイル証券では1株単位(S株(単元未満株))で株が購入できます。これにより大手の株なんかでも500円以下で買えたりするんですよね。スマホゲームのガチャ何回かで株が買えてしまうってことです。ガチャだと使えばなくなってしまいますが、株だと残り続けるんですよね。これは大きいです。
IPO株も一株でかえる「ひとかぶIPO」なるサービスも開始しています。
例えばこんな株が500円以下で買うことができます。日本を代表する会社ですね。
出典:SBIネオモバイルWEBページ
手数料は月額200円だけど毎月200ポイントもらえる
これは他にあまりないかなり面白い特徴ですが手数料は月額料金となっています。通常の株を買うと取引のたびに手数料が発生します。しかし、SBIネオモバイル証券では以下の月額制となっています。また、面白いのが毎月200ポイントもらえることです。つまり、最低の月額料金200円までの範囲に押さえれば(月間の国内株式約定代金合計額50万円まで)実質手数料がほぼ無料で取引ができるってことになります。(消費税16円分は負担あり)
出典:SBIネオモバイルWEBページ
ただし、これそこまで目新しいことではなく松井証券なんかでも1日の約定代金合計金額が10万円までは無料とかやっていますけどね。
スマホで簡単に注文ができる
最大の特徴といっていいのが「ネオモバ」アプリにあります。
ネオモバアプリははじめからスマホありきで設計された証券会社ですからスマホでの使い勝手は抜群ともいえます。”誰でも使いやすく”を徹底的に追求したユーザーインターフェース。 難しい操作は一切不要です。パソコンを普段使わない層にも訴求されそうですね。
出典:SBIネオモバイルWEBページ
ウェルナビが1万円から利用可能
また、ロボアドバイザーで業界トップのウェルナビが「WealthNavi for ネオモバ」として利用可能です。
それはそこまで目新しい事ではありませんが、なんと1万円から運用が可能です。通常は10万円からですからかなり敷居が低くなっていますね。
また、積立も5千円から可能となっています。
ロボアドバイザーとはその名前の通り、ロボット(AI)が投資の手助けをしてくれる仕組みです。
ここ数年でAIが飛躍的に進歩を遂げています。
それが投資の世界にも回ってきたってことなのでしょうね
ここ数年で急激に盛り上がってきました。証券業界で一番熱い分野と言っても過言ではないかもしれません。
自分で投資をする自身がない方もほったらかしである程度の運用が可能となっているのです。
詳しくは下記記事を御覧ください。
最近、TVCMでも見かけるようになりロボアド(ロボアドバイザー)が徐々に知名度を上げてきました。AIが一般的になりつつあるのもあり、参入障壁が下がっているのかどの証券会社もこぞってロボアドバイザーを提供はじめていますね。そん[…]
配当金や株主優待はどうなるのか?
SBIネオモバイル証券で買った1株単位(S株(単元未満株))の株でも配当金はもらえます。特に優良株は配当利回りが高いところも多いですから長期投資をすれば着実に資産を増やすこともできるでしょう。
ただし、株主優待は基本的にもらえません。これは単元未満株の場合には議決権が付与されないためで株主総会に参加する権利や株主優待はもらえないのです。ただし、最低単元まで買えば株主優待や株主総会に参加する権利が得られます。最低単元は株によって違いますが多いのは100株ですね。
株主優待も魅力的なものが多いですから最終的には100株を目指してちょっとずつ買うっていうのも良いかもしれませんね。
また、一部1株単位や10株単位で株主優待を出している銘柄もありますのでそれらを狙うのも手ですね。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
株主優待を目的とした投資法が根強い人気となっています。月曜から夜ふかしで話題となった桐谷さんの登場でさらに火がついた感じですね。株主優待とは株主に配当とは別に支給されるプレゼントです。もらえるプレゼントは各企業が思考を凝らし[…]
ちなみに月曜から夜ふかしで人気となった桐谷さんは配当+株主優待が4%以上の株を業績やチャートを見るわけでもなく狙うそうです。桐谷さんの投資法について詳しくは下記記事を御覧ください。
モーニングサテライトに「月曜から夜ふかし」で株主優待だけで生活することで有名な桐谷広人さんが出演されてらっしゃいました。最近は投資家向けのイベントや証券会社の広告なんかにもよく使われていますので、自転車乗り回して株主優待を使う生活を[…]
つみたてNISA、NISA、iDeCoには未対応
SBIネオモバイル証券で気になる点としては今のところ、以下の制度に未対応ということです。
つみたてNISA
ジュニアNISA
iDeCo(個人型確定拠出年金)
将来的にはこのあたりの対応もお願いしたいところですね。
もしNISAやiDeCoを始めたいなら他の証券会社の併用が必要です。
※iDeCoはSBI 証券の iDeCoを委託を受ける形で開始しております。
入金手数料・出金手数料は無料
また、SBIネオモバイル証券では入金手数料・出金手数料は無料となっています。
即時入金は住信SBIネット銀行対応
住信SBIネット銀行との間の即時入金にも対応しています。即時入金とはほぼリアルタイムでお金を入金できる仕組みで無料で使えます。SBIネオモバイル証券の口座開設するなら合わせて住信SBIネット銀行口座を開設しておくと便利かもしれません。
即時入金について詳しくはこちらの記事を御覧ください。
複数の証券会社を使っている場合に証券会社から証券会社への資金移動が生じます。この場合、通常ならば証券会社から銀行へ出金、銀行から証券会社への振込となりますので振込手数料が発生してしまいます。(一部の証券会社では振込手数料をもってくれ[…]
入金手数料
普通の銀行振り込みでも無料で入金することができます。こちらも入金手数料は無料になりますが、銀行に払う振込手数料は自己負担となります。できれば即時入金を使って節約したいところですね。
出金手数料
出金手数料も無料です。指定した銀行にお金を出勤することができます。
税金はどうなる?
株で儲けると所得税と住民税が発生します。もちろんそれについてはSBIネオモバイル証券でも同様ですね。
SBIネオモバイル証券でも「特定口座」を選択することが可能となっています。特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば利益が出た都度、源泉徴収(所得税が引かれる)されますので確定申告の必要はありません。
SBIネオモバイル証券に口座をつくる
SBIネオモバイル証券に口座を作るのはかなり簡単です。
SBIネオモバイル証券口座開設サイトに行く
SBIネオモバイル証券口座開設サイトに行く
口座を開設するボタンがありますので押します。
メールアドレスを入力
すると下記画面になりますから、メールアドレスとチェックマークを確認後選択します。
するとメールが届きますのでそこから口座開設申込を選択して必要事項を入力していけばOK
本人確認書類のアップロード
SBIネオモバイル証券は郵送することなく申し込みをすることができます。本人確認書類もスマホからアップロードが可能となります。
これが終わると口座開設完了です。
まとめ
今回は「余ったTポイントの使いみちに最適?SBIネオモバイル証券の「ネオモバ」始まる」と題してSBIネオモバイル証券についてみてきました。
SBIネオモバイル証券はかなり後発の証券会社ですし、最大手ネット証券のSBIの合弁会社です。そのためかなり洗練された印象を受けました。
Tポイントの利用がある方にはかなりおすすめの証券会社かもしれませんね。
私も余ったTポイントの利用先として使ってみようかと思います。
SBIネオモバイル証券は1株単位で株を買えるのが魅力的です。
また、SBIネオモバイル証券はTポイントで株が買えるんですよ。
さらに「ひとかぶIPO」などのサービスも魅力な証券会社です。
他の証券会社やポイント会社もポイント投資には力を入れ始めています。詳しくはこちらの記事を御覧ください
最近、各社が立て続けに「ポイント投資」なるサービスを展開し始めました。ポイント投資とは簡単に言えば貯まったポイントを使うのではなく運用して増やそうよってサービスです。(もちろん減る場合もあります)投資の敷居を下げることにつながる面白[…]
また、同じグループ会社のSBI証券もTポイント投資を始めています。
両社の比較はこちらの記事を御覧ください
日本最大のポイントサービスである「Tポイント」。ネット証券NO1のSBI証券が「Tポイント」を運営するCCCマーケティング(カルチャア・コンビニエンス・クラブ)と合弁して興した会社「SBIネオモバイル証券」が日本初のTポイントで株が[…]
最後まで読んでいただきありがとうございました。
フェイスブックページ、ツイッターはじめました
「シェア」、「いいね」、「フォロー」、「ツイート」してくれるとうれしいです