LINEPayで自動車税/軽自動車税の支払いができるようになった件

キャッシュレス決済のキャンペーン合戦がすごいことになってきています。そんな中、LINEの提供するLINEPayは新しいアプローチで他との差別化を図ってきました。

自動車税、軽自動車税、国民健康保険、住民税などの支払いをLINEPayで可能としてきたのです。

まだ、対応している自治体は多くはありませんが、コンビニすらいかなくても自宅で払えるのは大きなメリットとなりますね。

今回はLINEPayの自動車税/軽自動車税への対応について見ていきましょう。

LINEPayで自動車税/軽自動車税を払う

毎年5月になると自動車税/軽自動車税、国民健康保険、住民税など様々な税金関連の納付書が届くようになります。

昔は銀行にいかないと支払えなかったのがコンビニ支払いが可能となり便利となりました。それが最近ではYahoo公金払いペイビーなど自宅で納付できるような仕組みも導入されるなどどんどん便利になっていますね。

その流れでLINEPayも利用できるようになったのです。

LINEPayで税金を払うのは請求書支払いから

LINEPayでの自動車税/軽自動車税などの税金の支払い方は前述のペイビーに近い感じですね。

LINEアプリ内のウォレットタブにある「請求書支払い」を選択。

バーコードリーダーが表示されますので自動車税等の納付書にあるバーコードを読み取ります。

納税額が表示されますので支払うを選択するだけです。

1分もあれば納付が完了してしまいます。

ペイビーとの大きな違いはペイビーは銀行口座からの引き落としで支払う。

LINEPayはLINEPayの残高からの支払いという点ですね。

LINEPayで自動車税を支払うメリット

LINEPayで支払う際の最大のメリットはお手軽にできることに尽きるでしょう。バーコードを読み取らせてボタンを押すだけですからね。

また、前述のヤフー公金払いの場合、決済手数料が発生しますがそれがないことも大きなメリットとなります。

LINEPayで自動車税を支払うデメリット

ただし、ちょっとしたデメリットもあります。

ポイント還元なし

まずはポイント還元がもらえないことでしょう。ただし、これはコンビニ納付等でも同じですからデメリットというよりもメリットがないといえるかもしれません。

クレジットカードで払えない

これはLINEPayのそのもののデメリットに繋がりますが、PayPayなどと違いクレジットカードでチャージ等もできません。そのためそちらのポイントももらうことができません。

前述のヤフー公金払いの場合、クレジットカード決済の決済手数料が発生しますが、クレジットカードで払えそのポイントが貰えますからプラスマイナスで考えるとプラスとなります。

この点はデメリットといえるでしょうね。今後に期待したいところです。

領収書や納税証明書が発行されない

これはYahoo公金払いペイビーなどでも同じデメリットとなりますが、コンビニ払いなら発行される控えや領収書、納税証明書などがもらえません。

現在はほとんどの自治体が車検時等に必要な納税確認を電子的に行えるようになっていますから、大きな問題にはならないでしょうが、手元に控えをおいておきたいという方も多いでしょうからその点はデメリットといえるかもしれませんね。

自動車税を払うためには先にチャージが必要

こちらもLINEPayのデメリットに繋がりますが、自動車税などを支払うためには一旦チャージが必要なしくみとなっています。つまり、LINEPay残高がないと支払えないということになります。

このあたりは個人的にはあまり好きな仕組みではないですね。クレジットカードで紐付いて支払えるようになってほしいところになります。

一括りにキャッシュレス決済と言っても種類によりだいぶ違う点があるんですよ。詳しくはこちらの記事を御覧ください。

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上限がある

また、LINEPayで税金等を支払うのに上限があります。

上限は30万円ですから高額な税金を払うことにも利用できません。

このあたりもデメリットとなってしまう方もみえるでしょう。

LINEPayで税金等が支払える自治体

LINEPayで税金等が支払える自治体はまだまだ多くはありません。

2019年5月時点で公表されているのが以下の自治体です。

京都府(府税)
神奈川県(県税)
滋賀県(県税)
福岡県(県税)
愛媛県(県税)
大阪府大阪市(市税)
岐阜県岐阜市(市税)
福岡県福岡市(市税)
東京都練馬区(市税)
東京都渋谷区(市税)
静岡県三島市(市税)
千葉県市川市(市税)
千葉県野田市(市税)

自動車税は県税ですから、神奈川県、京都府、滋賀県、福岡県、愛媛県の5府県のみで納付が利用が可能となっていることになりますね。

また、市税でもそれぞれの自治体により使える税金等の種類は異なります。

主なものは個人市民税、固定資産税、都市計画税、不動産取得税、個人事業税、国民健康保険などになります。

また上記の表に未記載の自治体でも軽自動車税のみ対応している自治体があります。使えるのかどうかは詳しくはお住まいの自治体にお尋ねください。

LINEPayで自動車税/軽自動車税を払うまとめ

今回は「LINEPayで自動車税/軽自動車税の支払いができるようになった件」と題してLINEPayで自動車税などが払えるようになった話を見てきました。

現在、キャンペーン合戦がすごいキャッシュレス決済の分野ですが今後はこのようなサービスや利便性の分野での争いも激しくなりそうですね。

現状のLINEPayで自動車税を支払える自治体は5つのみとまだまだこれからな状況ですけど選択肢が広がったことは良いことですね。

ただし、今回のLINEPayで自動車税/軽自動車税は個人的に以下の感想を持ちました。

現状ではクレジットカードで支払えクレジットカードのポイントが貯まるYahoo公金払いや銀行口座から直接引き落とせチャージが不要なペイビーなどの方が使い勝手は良さそう。

今後に期待しましょう。

ちなみに自動車税にはいろいろな罠がありますのでこちらの記事も合わせてご覧ください、

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