米国株最低手数料0円。海外ETFで少額投資時代が到来か?。おすすめ海外ETF5選

マネックス証券が米国株最低手数料を引き下げたことをきっかけに楽天証券、SBI証券を巻き込んだ争いが起こっています。

気がつけば3社とも横並びで米国株最低手数料は0円に改定されましたね。

これにより少額での米国株式及び米国で上場しているETFの投資がかなりやりやすくなりましたね。

そこで今回はおすすめの海外ETFをみていきたいと思います。

海外ETFとは

まず今回の話の前提となるETFについて説明しておきたいと思います。

ETFとは証券取引所に上場している投資信託のことです。ですから海外ETFとは海外の証券取引所に上場している投資信託となります。

今回の米国株最低手数料が0円となったことでアメリカの証券取引所に上場しているETFがかなり買いやすくなりました。

アメリカの証券取引所に上場しているETFは低コストで優良な商品がたくさんあるんですよ。

海外ETFのメリット

それでは投資信託ではなくETFとくに海外ETFを買うメリットはどんなところにあるのでしょうか?


優良な商品がたくさん

最大のメリットは優良は商品がたくさんあることでしょう。

最近日本でもeMAXIS Slimシリーズなどかなり低コストの優良な投資信託がでてきています。

しかし、マーケットが大きいアメリカではスケールメリットを活かした低コストのETFが沢山あるのです。

例えばS&P500に連動する米国株式ETF(VOO)などは経費率0.03%ですからね。

日本でS&P500に投資をする投資信託はいくつかありますが、その最安値「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」でも信託報酬率0.162%以内ですから大きな違いがあります。

スケールメリットの差が大きいのででしょう。

売買がリアルタイム

また、ETFは上場していますので通常の投資信託と比較して売買しやすいというメリットもあります。

どうしても通常の投資信託ですと売買にタイムラグが発生してしまいますので機動性に欠けてしまいます。

しかし、上場しているETFは機動的に売り買いできる点は嬉しいですね。

海外ETFのデメリット

それではデメリットはないのでしょうか?

実はそれなりにあります。

取引手数料

まず、手数料です。

通常の投資信託の場合、ノーロードといって買付け時の手数料無料の商品が増えています。

しかし海外ETFは基本的に買付け手数料がかかります。

それが結構ネックとなっていたのですが、今回の値下げ競争で米国株最低手数料が0円になったことで少額投資がしやすくなりましたね。

為替手数料

もう一つが為替手数料の存在です。

海外ETFは海外市場に上場していますので売買はドルなり現地通貨となります。

そのため一旦日本円から交換して売買する必要があります。

その際に為替手数料が掛かるんです。

日本の投資信託と比較する際にはこの点も加味する必要があるでしょうね。

買い付けがちょっとだけ面倒

また日本の投資信託を買う場合と比較すると海外ETFの場合には少しだけ買い付けが面倒だったりしもします。

特に為替手数料を少しでも安くしようとすると一旦日本円からドルにしておいてそれをつかって売買となりますからひと手間加わってしまいますからね。

少しのことと言えばそうなのですが・・・

SBI証券のみですが海外ETFや米国株式の「定期自動買付け」システムがあります。

これを使えばこのあたりのデメリットは解消しますね。

他の証券会社にも広がってほしい仕組みです。

おすすめ海外ETF

それでは実際におすすめの海外ETFを見ていきましょう。


VOO:バンガードS&P500ETF

まずひとつ目がVOOです。バンガードの商品ですね。

ちなみにアメリカは証券コード代わりにシンボルと呼ばれる数文字のアルファベットで銘柄を表します。

米国株を扱う証券会社でVOOと検索すればでてきますよ。

正式名称を「バンガードS&P500ETF」といいます。

アメリカを代表する500社の株式指標であるS&P500指数をベンチマークとした商品となります。

ウォーレン・バフェットさんが妻に「資金の90%をS&P500に投資せよ」との遺言を残していることも有名な話ですね。

とりあえずどれにしようか迷ったらこれにしとけば間違いは少ないでしょう。

SBI証券の海外ETFランキングで最も人気のあるETFとなっていますね。

経費率

2019年7月26日現在の経費率は以下のとおりです。

経費率 年0.03%

年0.03%でアメリカの優良企業全体に投資できるのです。

スコイ時代になりました。

さらに経費率どんどん低くなっていってるんですよ。

分配金利回り

分配金は株で言う配当ですね。安定して出されています。日本の投資信託のようにタコ足配当は基本ありませんのでご安心ください。

分配金 年1.94 %

過去実績

過去実績もすごいですね。それだけアメリカ経済が強いと言えるのでしょうが・・・

2019年3月31日現在の実績は以下のとおりです。

四半期年初来1年間3年間(年率)5年間(年率)設定来(年率)
VOO基準価格リターン13.64%13.64%9.47%13.47%10.87%14.11%

VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

次はVTです。こちらもバンガードの商品ですね。

正式名称を「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」といいます。

全世界の大型、中型、 小型株の市場パフォーマンスを測定する「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をベンチマークとした商品でこれに投資をするだけで先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄に投資をしていると同じことになります。

これは全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。

つまり、世界全体の株に投資をすると考えればよいでしょう。

SBI証券の海外ETFランキングで2番めに人気のあるETFとなっていますね。

経費率

2019年7月26日現在の経費率は以下のとおりです。

経費率 年0.09%

年0.09%で世界全体に投資ができるんですからすごいですよね。

ちなみに「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」という投資信託はこのVTを買い付ける商品です。ただし、信託報酬率は0.2196%程度ですから大きな差があります。

分配金利回り

分配金 年2.11 %

過去実績

過去実績もそれなりに高いです。

全世界対象ですからどうしてもアメリカだけのVOOと比較すると落ちてしまいますが・・・

2019年3月31日現在の実績は以下のとおりです。

四半期年初来1年間3年間(年率)5年間(年率)設定来(年率)
VT基準価格リターン12.37%12.37%2.05%10.92%6.65%5.92%

VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

次はVTIです。こちらもバンガードの商品ですね。

正式名称を「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」といいます。

アメリカ株市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした「 CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとした商品です。これに投資をするだけでアメリカ株全体に投資をすることができます。

S&P500との違いは小さい銘柄が入っているかどうかってことです。

S&P500はアメリカを代表する500社が対象ですからね。

どちらが良いのかは好みの問題ですね。

経費率

2019年7月26日現在の経費率は以下のとおりです。

経費率 年0.03%

年0.03%でアメリカ株全体に投資できるんですからすごいですね。

ちなみに「楽天・全米株式インデックス・ファンド」という投資信託はこのVTIを買い付ける商品です。ただし、信託報酬率は0.1596%程度ですから大きな差があります。

分配金利回り

分配金 年1.80 %

過去実績

過去実績もそれなりに高いです。

過去の成績だけ見るとVOOのほうが少し良いですね。ただし、直近はVTIのほうが勝っています。

2019年3月31日現在の実績は以下のとおりです。

四半期年初来1年間3年間(年率)5年間(年率)設定来(年率)
VTI基準価格リターン14.93%14.03%8.82%13.53%10.34%7.11%

VGT:バンガード・米国情報技術セクターETF

次はVGTです。こちらもバンガードの商品ですね。

正式名称を「バンガード・米国情報技術セクターETF」といいます。

こちらは日本の投資信託ではあまり選ばないセクター毎に分けられたETFになります。

日本のそれらと違い経費率が安いですからこのようなセクターごとの商品もおすすめできるのです。

今現在、世界の時価総額上位が情報技術セクターばかりですし、今後もこの分野ではアメリカが強そうな予感しかありませんからね・・・アメリカの強さの象徴と言えるでしょう。

情報技術セクターの大型株、中型株、小型株に連動する「MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス」をベンチマークとした商品です。

経費率

2019年7月26日現在の経費率は以下のとおりです。

経費率 年0.10%

年0.10%と他の商品と比べると少し高くはなっていますが、日本の投資信託とは比較にならないレベルでやすいレベルです。

分配金利回り

分配金 年1.15 %

過去実績

過去実績もかなり高いです

ITバブルの崩壊もあったので設定来はS&P500に負けていますが、それ以外はかなり上回っていますね。

2019年3月31日現在の実績は以下のとおりです。

四半期年初来1年間3年間(年率)5年間(年率)設定来(年率)
VGT基準価格リターン20.62%20.62%18.78%23.83%18.51%10.44%

QQQ:インベスコ QQQトラストシリーズ1

最後はQQQです。インベスコの商品となります。

正式名称を「インベスコ QQQトラストシリーズ1」といいます。

こちらはアメリカのハイテク産業が上場するNASDAQ100指数に連動する商品です。

日本ではナスダックに直接投資できる商品がほとんどありませんからありがたい存在ですね。

経費率

2019年7月26日現在の経費率は以下のとおりです。

経費率 年0.20%

年0.20%と他の商品と比べると少し高くはなっています。

しかし、日本でNASDAQ100指数に投資をする投資信託「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の信託報酬は0.486%ですからそれと比較するとだいぶ安くなっていますね。

分配金利回り

分配金 年0.77 %

過去実績

過去実績もかなり高いです

こちらも前述のVGTと同じくITバブルの崩壊もあったので設定来はS&P500に負けていますが、それ以外はかなり上回っていますね。

2019年3月31日現在の実績は以下のとおりです。

四半期年初来1年間3年間(年率)5年間(年率)設定来(年率)
QQQ基準価格リターン16.89%16.89%13.36%19.43%20.89%7.37%

海外ETFに投資をするならこの3社

アメリカ株や海外ETFを始めるならおすすめは下記3社です。

手数料は以下の通りです。

マネックス証券SBI証券楽天証券
売買手数料0.45%0.45%0.45%
為替手数料片道25銭(当面無料)片道4銭(住信SBI銀行)片道25銭
最低取引手数料無料無料無料
最高取引手数料20米ドル20米ドル20米ドル

少額の場合はSBI証券、マネックス証券、楽天証券が最安値となりました。少額で米国株投資をやってみたい方には最適になりました。

また、SBI証券は住信SBIネット銀行を利用すると為替手数料が最安ですし、米国株式・ETF定期買付サービスがあるのがメリットですね。銘柄毎に指定した設定内容を基に、設定株数、または設定金額以内の単元株を定期的に買付する取引できます。外国株注文は結構面倒なのですが、そのデメリットを改善してくれた感じですね。これは他社も見習ってほしいところです。

それぞれ一長一短がある感じですね。

また、それぞれ証券会社ごとに取扱銘柄が違っていますので自分がほしいアメリカ株があるのかは事前に確認しておきましょう。

CHECK!   マネックス証券

CHECK!   SBI証券

ちなみに米国株の取引時間は月曜日~金曜日の23:30~翌6:00 (サマータイム期間中※は1時間前倒し)となっていますのでサラリーマンの方でも夜更かしさえすればリアルタイムで見ることが可能となっています。

まとめ

今回は「米国株最低手数料0円。海外ETFで少額投資時代が到来か?。おすすめ海外ETF5選」と題して海外ETFを買う場合のおすすめをご紹介しました。

日本の株や投資信託を買うのと比べて少々、ハードルは高いかもしれません。

しかし、海外ETFはそれだけの魅力がある商品が多いです。

ぜひ検討してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フェイスブックページ、ツイッターはじめました。

「シェア」、「いいね」、「フォロー」してくれるとうれしいです

おすすめ海外ETF5選
最新情報をチェックしよう!