【シーエスランバー】新規上場株式(IPO)財務分析

11月15日にジャスダックに新規上場しますシーエスランバーの財務分析をしてみたいと思います。

シーエスランバーが11月15日上場

シーエスランバーが上場する11月15日は他に上場もなく、しばらく上場予定がありませんので資金は集中しやすい環境下にあります。

しかし、北朝鮮問題やトランプ関連、安倍政権の忖度問題、衆議院選挙などで一気に地合が悪くなる可能性もはらんでいますので注意が必要です。

なお、財務分析は目論見書で掲載されている直近2年によります。

シーエスランバーのビジネスモデル

シーエスランバーの事業内容はプレカット木材の加工販売、戸建住宅建築請負、不動産賃貸となっています。
それでは詳しく見ていきましょう。

シーエスランバーの具体的なビジネス内容

シーエスランバーの主な事業はプレカット事業、建築請負事業、不動産賃貸事業、その他なっていいます。
連結子会社としてシーエス物流、なのはなハウジング、シーエスホーム、CLCコーポレーション、CLC CAD VIENTAM COMPANY LIMITEDがあります。

プレカット事業

プレカット事業は、在来軸組工法における設計、木材のプレカット加工、販売、ツーバイフォー工法における設計・木材のプレカット加工、パネルの製造販売を行っています。

その運送を行うのが連結子会社のシーエス物流です。

建築請負事業

建築請負事業では、木材戸建住宅及び木材一般建築物の建築請負を行っています。

この事業は連結子会社のなのはなハウジングが木材戸建て住宅、それ以外は連結子会社のシーエスホームが行っています。

プレカット製品はシーエスランバーから仕入れを行っています。

不動産賃貸事業

不動産賃貸事業では不動産賃貸の管理及び不動産賃貸を行っています。

こちらは連結子会社のCLCコーポレーションが担当し、建築は連結子会社のシーエスホームが行っています。

その他事業

その他事業では不動産の販売も行っています。

シーエスランバービジネスモデル

出所:シーエスランバー目論見書より



シーエスランバーの収益性


売上高総利益率

次に粗利の部分にあたる売上高総利益率からみていきましょう。

売上高総利益率をみることでその企業の商品力をみることができます。

27年度17.27%

28年度17.87%

と微増ですね。

建設業界としては平均的な数字でしょうね。

売上高営業利益率

次に本業の儲けを表す売上高営業利益率です。

27年度4.24%

28年度4.26%

こちらも微増ですね。

ここまでほぼ一緒なのも珍しいというか安定しているというか。。。

売上高経常利益率

次に利息や営業外収益を含めた売上高経常利益率をみていきます。

27年度3.99%

28年度3.93%

こちらは微減です。

昨年との差は受取補償金が入ったかどうかの差程度です。

大きな差はありません。

安定しているともいえます。

 

売上伸び率

売上げの伸びはこんな感じです。

27年度ー9.18%

28年度+9.02%

と波が大きいですね。

建設業界は1件あたりの受注が大きいためこの傾向が強いですけどね。

 

過去を含めれば一応上がっている感じにはなっています。

収益性まとめ

売上げの伸び、収益性の伸びとの止まっている感はありますが安定してはいます。

シーエスランバーの安全性


流動比率

次に短期的な支払能力をみる流動比率です。

27年94.19%

28年87.00%

と少し悪化しています。

流動比率の目安は100%ですからもうちょっとほしいところですね。

また、流動資産の内訳も現金預金はあまり多くなく受取手形や売掛金が多くなっておりちょっと心配なところがあります。

ただ、これらは上場することで改善するところでもありますのでそこまで心配しなくてもよいでしょう。

自己資本比率

総資産に占める自己資本の比率である自己資本比率はどうでしょう?

27年15.7%

28年17.1%

と大きく向上しています。

もともと悪くはないですから自己資本の面では安心できる状況ですね。

キャッシュフロー

キャッシュフローは27年度、28年度ともに

営業活動がプラス

投資活動がマイナス

財務活動がマイナス

つまり、本業で稼いだお金を投資活動や借入金の返済にあてている状況です。

フリーキャッシュ・フローも27年、28年ともプラスですから

キャッシュフロー上で大きな問題はないかと思われます。

安全性まとめ

自己資本比率は問題ありませんが、資金面で少し不安があります。

シーエスラバーの株価


PER、PBR

PER、PBRをみるとそれなりに割安感があります。

成長とまっていますが株価的にはありな水準といえるかもしれません。

既存株主

売出しは45%程度で公募と半々です。

売出しは親族です。

株主にも同性がたくさんいますし同族企業ですね。

個人的には投資する先としてはあまり好きではありませんが・・・

ベンチャーキャピュタルの出資もありますがそれほど大きいものではありません。

ロックアップは90日or1.5倍となっていますので1.5倍は意識しなければならないかもしれません。

その他の株主は取引先が多いのでそれほど売ってくることは想定しなくてもよいと思われます。

 

まとめ


今回はシーエスランバーの財務を中心に分析してみました。

業績の伸びは止まっていますが収益性はびっくりするくらい安定しています。

株価も安い値段で設定されていますので長期で見れば面白いかもしれませんね。

次回は初値予想をしてみたいと思います。

また、IPOをこれから始める方は下記ページを読んでいただくことをおすすめします。

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