実況中継:新しいNISAを楽天証券からSBI証券に変更する手続きの流れ

先日、お伝えしたように私は新しいNISAをSBI証券でやることに決めました。

現在はつみたてNISAを楽天証券でやっていますので変更となります。
NISA口座を変更する流れはなかなか分かりづらい部分もありますので、今回は楽天証券からSBI証券に変更する手続きの流れを実況中継していきたいと思います。
動きがあり次第都度、記事を投稿するよりも一つの記事で追加をしていく流れの方がわかりやすいのでそちらでやっていきます。
なお、SBI証券に決めた理由などはこちらの記事で解説しておりますので合わせて御覧ください。

楽天証券からSBI証券へのNISA口座変更までの流れ

新しいNISA口座(つみたてNISAなども同じ)は一人一口座と決まっています。

また、年単位となります。変更が可能なのも年に1回なんですよ。

そのため、2023年に一度でもNISAやつみたてNSIA枠を利用した注文が成立すると、翌年まで金融機関を変更いただけません

次年度のNISAの開設は10月から受け付けています。

なお、手続きをしないとそのまま現在のNISA口座の証券会社で新しいNISAの利用となってしまいます。

そこで今回は2024年のNISA口座を楽天証券からSBI証券に変更する手続きを行ったのです。

新しいNISAの金融機関変更手順

新しいNISAの金融機関を変更する一般的な流れは以下となります。

(1)変更前の金融機関から「金融商品取引業者変更届出書」を取り寄せる
(2)新しい金融機関から口座の申込書類を資料請求
(3)変更前の金融機関に「金融商品取引業者変更届出書」を提出
(4)変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」が届く
(5)新しい金融機関に申込書類に「勘定廃止通知書」を添付して提出
(6)新しい金融機関及び税務署での審査完了口座開設完了
なお、書類の名前や手続きの内容、やり方等は証券会社等によって異なります。
今回は私が実際に行った楽天証券からSBI証券への変更の流れを具体的に見ていきます。




NISA口座変更の実際の手続きの流れを実況中継(日付入り)

それでは実際に私が行った際の変更の状況を実況中継していきます。(そこまで大掛かりな話ではありませんが笑)

なお、書類の名前や手続きの内容、やり方等は証券会社等によって異なります。

楽天証券からSBI証券の場合は以下の通りの流れです。(すでにSBI証券の口座を持っている場合)

(1)楽天証券に「勘定廃止通知書」作成を依頼:10月2日
(2)SBI証券にNISA変更手続き書類を資料請求:10月2日
(3)SBI証券から非課税口座開設届出が届く:10月4日
(4)楽天証券から「勘定廃止通知書」が届く :10月10日
(5)SBI証券に非課税口座開設届出等、必要書類郵送:10月10日
(6)SBI証券での「非課税口座開設届出書」等の審査が完了:10月13日
(7)税務署での審査完了口座開設完了:10月27日

楽天証券にNISA口座金融機関変更の申し込み:10月2日

まずは変更前の金融機関に次年度のNISA口座金融機関変更の申し込みをします。

手続きは金融機関によりマチマチです。

多くの証券会社では「金融商品取引業者変更届出書」を取り寄せて、提出。

その後、「勘定廃止通知書」が送られて来るようです。

楽天証券ではネットでの手続きのみ申請ができて完了次第「勘定廃止通知書」が入手できます。

楽天証券の場合は以下の流れでした。

楽天証券の口座にログイン後

>>NISA→管理・手続き→口座開設・区分変更→NISA口座・各種手続き→他の金融機関へNISA口座を移す→金融機関変更
ボタンを押していくだけなのでかなり簡単です。

手続きが完了して「お客様の現在の申込/開設状況」をみると以下のようになっていれば成功です。

楽天証券NISA金融機関変更受付
あとは郵送されてくる「勘定廃止通知書」を新しいNISAを始める証券会社に提出すれば楽天証券での手続きは終わりです。
なお、メールで以下の案内がありました
【ご注意】 金融機関変更をお申込みされると変更対象の非課税勘定年においてお取引いただけなくなります。
※NISA・つみたてNISA口座での積立設定は継続されますが、お申込みされた日付により注文時の動きが異なります。
10月1日から12月31日:継続して買付いたしますが、本年最後の買付が確定したタイミングで積立設定を解除いたします。
今回は10月以降の手続きですからつみたてNISA等をやっている方でそのまま買付をする場合も特に手続きをしなくても今年までつみたてをしてくれるって感じですね。

私の場合はこの手続きは楽天証券の受付開始日の10月2日に行いました。

なお、その後、楽天証券から以下の連絡が入りました。

2023年10月以降に、NISA金融機関変更をお申込みいただきましたお客様について、順次、10月中旬を目途に「勘定廃止通知書」の発送手配をおこなっております。
もしかしたら変更手続きがかなり多くなっていて混み合っているのかも知れません。
※追記:楽天証券より「勘定廃止通知書」が10月10日に届きました。

SBI証券から口座の申込書類を資料をもらう:10月2日

楽天証券での手続きが終わり次第すぐにSBI証券からNISAの申し込み書類を取り寄せました。

混雑してくると時間が掛かるケースがありますから早めにやっておきましょう。

SBI証券の場合には

>>NISA/つみたてNISA→NISA口座金融機関変更→約款確認→書類請求はこちら

から手続きが可能です。

こちらはかなりスムーズで10月2日に申し込み、10月4日に資料が郵送されてきました。

同封されていたのは

  • 非課税口座開設届出書の提出について
  • NISA口座開設のご案内
  • 約款
  • 本人確認書類ご提出のお願い
  • 返信用封筒

「非課税口座開設届出書の提出について」という書類は非課税口座開設届出書も兼ねているので、これに名前(ふりがな等は記入済)を記入して、楽天証券から届く「勘定廃止通知書」、本人確認書類、マイナンバー記載書類(未提出の場合)をあわせて提出すればこちらの手続きは完了です。

※追記:10月10日にSBI証券に郵送をしました。

SBI証券での「非課税口座開設届出書」等の審査が完了:10月13日

書類を郵送後、3日でSBI証券側での審査は完了しました。

郵便が届くまでの時間も含んでなので実質、到着した当日もしくは翌日には完了している感じなのかも知れません。

なお、SBI証券の審査が終わるとSBI証券ログイン後の「重要なお知らせ」に「金融機関変更による「NISA」の口座開設申込完了のお知らせ 」というタイトルの以下のようなメッセージが届きます。

ご提出いただきました「非課税口座開設届出書」等の審査が完了いたしましたので、速やかに税務署に対して金融機関変更による「NISA」の口座開設可否確認の手続きを行わせていただきます。

あとは税務署でチェック等が終わればNISA口座開設完了って流れですね。

税務署での審査完了口座開設完了:10月27日

最終的な口座開設が完了したのは10月27日でした。

税務署側での手続きは約2週間でしたね。




まとめ

今回は「新しいNISAを楽天証券からSBI証券に変更する手続きの流れを実況中継してみます」と題して新しいNISAの口座変更についてみてきました。

今後、新しいNISA口座開設までの動きがあり次第、日にちや注意事項等を追記していきます。

なお、年内に2024年のNISA口座の金融機関変更を完了するためには、12月中旬頃までに書類提出が必要とのことですから早めの手続きがおすすめです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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